2010-09-11
ともだちになってくれる?
習慣みたいなもので、出るたびに買ってる女性向けのバイク雑誌。
記事も読みやすいし初心者も楽しめます。
で、今月の特集が「バイク仲間を作ろう」。私が最も興味の無い分野かもしれない(笑)表紙からして恥ずかしい。。
どういったところで知り合うか、みたいな事(イベントやスクール、ショップ等)に始まって、シチュエーション別のアプローチ術なんてのも載っており、話のネタを3つ以上とか、相手から話を聞き出すとか、声をかけるならこんなライダーが狙い目、なんて記事まであるんですが、(ちなみに狙い目ライダーは、自分の好きなジャンルのバイクのライダー、楽しそうなライダー、特徴的なバイクに乗っているライダー、だそう)いやー。こんながっついたヒトが友達作る気満々で話しかけてきたらうざいわー(笑)「究極のアプローチは信号待ち!?」だって、いやもう勘弁してください。
友達って、「バイク仲間」って、そんなに必死になって「作る」ものなのかな。。。携帯のアドレスに沢山の「友達」のデータがあるほど安心できる、なんて話もあるけど、そういうのって、何かずれてる気がします。
私は友達や趣味の仲間って、「縁」だと思っています。今仲良くしている人。たま~に連絡し合っても普通に話せる人。みんな、無理に作った繋がりではなく、偶然、巡り合わせとしか言いようのない出会いの方ばかりです。
ですから、バイクの仲間、ねえ。。。バイク自体、まだ限定解除もしてないし、自分専用のマシン自体持ってない有様だし(家人と共用・笑)まあ、私が自分専用のバイクに乗って、ある程度のところまで自由に走れるようになれば、自然とバイク仲間、と呼べる人も現れる、かもしれませんが。。。
なんだかみんな、大変ですね。友達少ない=寂しい、いけないこと、みたいな風潮。
いじめられているとか、故意に仲間外れにされたり無視される、というのは別ですが、一人が好きな人も居ていいと思いますよ。学校でも友達作り。結婚して子どもが出来たら公園デビュー。バイクに乗ったらバイク仲間。こりゃ大変だ(笑)
で、何故か思い出すこの話。
浦沢直樹さんの大ベストセラー、「20世紀少年」
謎のカリスマ、「ともだち。」のセリフとして、何度も「ねえ、友達になってくれる?」「ケンヂくん。あそびましょ」ってのが出てきます。
世界征服、大量虐殺といった恐ろしい計画が実行に移されたのも、「ともだち」が「ともだち」たる由縁も、全て、一人の子どものささやかで、愚かで、切実な願いが発端でした。
何十年にも渡る壮絶なドラマの終盤で、主人公のケンヂ(中学生時代のケンヂ)は、お面を被った、同じく中学生時代の「ともだち」に「ねえ。僕とともだちになってくれる?」と聞かれてこう答えるのです。
「別にいいけどさ…友達なんて、なろうって言ってなるもんじゃないぜ」
同感。
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で、今月の特集が「バイク仲間を作ろう」。私が最も興味の無い分野かもしれない(笑)表紙からして恥ずかしい。。
どういったところで知り合うか、みたいな事(イベントやスクール、ショップ等)に始まって、シチュエーション別のアプローチ術なんてのも載っており、話のネタを3つ以上とか、相手から話を聞き出すとか、声をかけるならこんなライダーが狙い目、なんて記事まであるんですが、(ちなみに狙い目ライダーは、自分の好きなジャンルのバイクのライダー、楽しそうなライダー、特徴的なバイクに乗っているライダー、だそう)いやー。こんながっついたヒトが友達作る気満々で話しかけてきたらうざいわー(笑)「究極のアプローチは信号待ち!?」だって、いやもう勘弁してください。
友達って、「バイク仲間」って、そんなに必死になって「作る」ものなのかな。。。携帯のアドレスに沢山の「友達」のデータがあるほど安心できる、なんて話もあるけど、そういうのって、何かずれてる気がします。
私は友達や趣味の仲間って、「縁」だと思っています。今仲良くしている人。たま~に連絡し合っても普通に話せる人。みんな、無理に作った繋がりではなく、偶然、巡り合わせとしか言いようのない出会いの方ばかりです。
ですから、バイクの仲間、ねえ。。。バイク自体、まだ限定解除もしてないし、自分専用のマシン自体持ってない有様だし(家人と共用・笑)まあ、私が自分専用のバイクに乗って、ある程度のところまで自由に走れるようになれば、自然とバイク仲間、と呼べる人も現れる、かもしれませんが。。。
なんだかみんな、大変ですね。友達少ない=寂しい、いけないこと、みたいな風潮。
いじめられているとか、故意に仲間外れにされたり無視される、というのは別ですが、一人が好きな人も居ていいと思いますよ。学校でも友達作り。結婚して子どもが出来たら公園デビュー。バイクに乗ったらバイク仲間。こりゃ大変だ(笑)
で、何故か思い出すこの話。
浦沢直樹さんの大ベストセラー、「20世紀少年」
謎のカリスマ、「ともだち。」のセリフとして、何度も「ねえ、友達になってくれる?」「ケンヂくん。あそびましょ」ってのが出てきます。
世界征服、大量虐殺といった恐ろしい計画が実行に移されたのも、「ともだち」が「ともだち」たる由縁も、全て、一人の子どものささやかで、愚かで、切実な願いが発端でした。
何十年にも渡る壮絶なドラマの終盤で、主人公のケンヂ(中学生時代のケンヂ)は、お面を被った、同じく中学生時代の「ともだち」に「ねえ。僕とともだちになってくれる?」と聞かれてこう答えるのです。
「別にいいけどさ…友達なんて、なろうって言ってなるもんじゃないぜ」
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