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2009-06-06

ほにゃ教へようこそ! 5            検定コースを徘徊する掃除婦と宝塚

こんばんは。

前回に引き続き、ほにゃらら教習所もとい、ほにゃ教での小型AT自動二輪の検定話です。

前回までのあらすじ。


『オタク主婦リカは、検定の説明事項で恐るべき事実を知らされる。何と検定中、コースを老人が歩いている可能性があると言うのだ!』

。。。。。


まさか検定の注意事項に徘徊老人が含まれるとは。。。。。


説明が終わると「お昼休みにコースを歩いて確認してもいいですよ」との事だったので、昼食後、コースに出てみた。


他の受験者達も歩いているが、徘徊老人は今の所見つからない。

ここでウインカーを出して…ここで後方確認して…

確認しながら歩いてみるが、狭く感じるほにゃ教のコースも、徒歩だと結構な距離があり時間がかかる。

全て歩くのは断念し、あとはゆっくり待つ事にした。

そして検定開始。

丹下ジムみたいなプレハブ2輪小屋に着くと、検定員より「じゃあ検定開始します。他の人に見られてると緊張するので、皆さん覗かない様にして下さいね」とのお達しがあり、みなレンタルヘルメットを装着し、無言で自分の番を待つ。

私もヘルメットを装着しようとしたのだが、いつも借りているSサイズが無い。Sサイズを使う人なんてまず居ないのでのんびり構えていたら先に誰かが取ってしまったらしい。もう一人の女性の受験者を見るが、彼女が使っているのはM。(メットの正面にサイズが貼ってあるのですぐわかる)他も皆Mを使っているのか、棚に残ってるのはLだけだ。


困ったな。

Lを被るがブカブカ。順番離れて居る人に借りてもいいが、私は「誰かが被ったものをまたすぐ被る」事が生理的に出来ない。誰だよS使ってんのかしらと一人一人見て行くと、何と、一番ガタイの良くて頭もでい男性が(検定説明の時、この人の頭がでかくて前のスライドがよく見えなかった)、Sを被っているではないか!!

ええええ?


広ーい肩幅に高い背。そこにSサイズのヘルメット。出来損ないのサーティーワンみたいな姿で座って下を向いてお祈りの姿勢みたいに手を組んでおり、替えてくれと声をかける事が出来ない。緊張のあまり頭のサイズもわからなくなっているのだろうか。

これはもう仕方ない。私はLサイズのヘルメットを被り、黙って脳内検定シミュレーションをしてみる。と、ある人物が突然素っ頓狂な声をあげた。

「最初の人もうすぐ終わるかなあ~! みんな緊張してるねえ、まあリラックスリラックス!」

一人、受験者担当だかの指導員が同席しているのだが、まあよく喋る事喋る事! 緊張を紛らわそうとしてくれてるのだろうが、受験生は皆無言で泣き笑いの表情で、「緊張は紛れないのに気は散る」という最悪の結果になってしまっている。


一人出て行く度に深まる沈黙。一人帰ってくるたびに深まる沈黙。引きつった笑顔で喋り続けているのは先生一人。

そんなこんなで私の番。


安全確認をして、アクセルを回す。まずは2輪専用コースの外周を走り、上の場内コースに上る坂の途中で、掃除のオバサンに遭遇!

まさかこんな日にこんな所でっ!!(この教習所では、午前中、掃除のオバサンがごく普通にコース内をウロウロしている)

オバサン二人はゴミ袋を提げて、二人並んで楽しそうにおしゃべりしている。狭い坂道はそれだけで一杯で、どいてもらわなければ急停止。いくら小型のスクーターとはいえ、150センチしかない私には、坂道発進を検定課題箇所以外でさせられるってのは全く迷惑な話なのだっ!

「すみませええええんん!!!! どいてくださああああいいい!!!」

検定中に掃除のオバサンに叫ぶ受験生。驚きもせず普通によけるオバサン。

なんとカオスな! なんとシュールな! 



4輪と同じコースに上がり、踏切やら坂道やら直線コースやら何とかクリア。徘徊老人が居たらアウトだと思ったが、幸い遭遇する事は無く無事に2輪コースへ。クランク、一本橋等も脱輪する事無く終了した。


あとは個々に合否の通達があり、(全員合格した)その後、別室で試験場に関する説明を受けて解散。


試験場の学科試験に合格したら、晴れて自動2輪の免許が貰えるわけだ。

試験場での学科試験の結果は。。。

1回で合格した、と、思う。

なんか、よく覚えていない。とにかく写真撮影の時、係りのおばさんが物凄く怖くて、椅子に座って呼吸を整える間も無くシャッターを押され、なんか、ニュースでたまにある「とりあえず飲み会のスナップを周囲の人はぼかして使いました、って感じの犯人映像」みたいに仕上がってしまった事にショックを受けた事だけははっきりと覚えている。

しかしまだまだ先は長い。


だって、今度は車の免許を「取り直さなくちゃ」いけないんだもの!(どうしてだかは過去日記を読んでね)


まあ、昔はビートルを乗り回していたし、ここ数年、月に数回とはいえオートマ車に乗ってたんだから、何とかなるよね。

と思っていたらこれがとんでもない誤算だった。




。。。。。そしていきなり宝塚。


雪組から星組に組替えになったかなめちゃん。お稽古中、足の小指の骨折でコンサートと百年への道、休演ですってね。

大スターとうこちゃんの退団後、トップ就任したちえちゃんに告いで2番手としての組替え。正に新生星組として、将来のトップ候補としてスタートした、その矢先の出来事。

体もですが心も心配です。

かなめちゃんが所属するAQUA5のコンサートなんて多分もうこれが最後だし、月末には新生星組の、トップコンビのお披露目公演が控えていて、彼女は2番手の役所。

前の日記にも書きましたが、ジェンヌはバリバリの体育会系(根性のある男前じゃないと務まらない。かなめちゃんも、言うまでもなく外見も内面も男前な方ですが、それでもこのアクシデントは本当にきついだろうなと。。。。


宝塚のスター生徒の忙しさと体の酷使状況というのは凄まじいものがあるので、ある程度の番手の生徒になると、皆どこかしら体に故障を持っているとまで言われますが、大切な公演の前に怪我をして、休演しなくてはならないというのは本当に辛いでしょうね。

単純なファン心理としては月末の本公演には何とか出て欲しい所ですが、無理をして故障が長引いてしまうとスター生命を脅かすような事にもなりかねないので(過去の匠ひびきさんのような悲劇はもうごめんです。。。)、ここはきちんと完治させてから復帰して欲しいです。

心よりお祈り申し上げます。


↓↓↓↓ よろしかったらクリックして下さいませね。(今回はかなめちゃんファイト!と念じながら押しませう)



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2009-06-05

ほにゃ教へようこそ!4              ~検定コースを徘徊する老人~

こんばんは。ご無沙汰してます。今日は小型AT自動2輪の卒業検定の話。ほにゃ教ゆえ、当日も突っ込みどころ満載。。。


その日の自動二輪の受験者は、小型ATが私だけで、あとは中型が数名と、大型が1名。

落ちたら補習。

勿論追加料金もかかるし、時間もかかる。

ここは何としてでも1発で合格したい。


受験者達はまず学科の教室に案内された。皆緊張した面持ちで待機しており、暫くすると、最終の自由教習の時に担当してくれた「教え方の上手い先生」が入ってきた。いくつかある検定コースのうち、それぞれがどのコースを走るかの発表があり、検定中止事項や配点等の説明。これで終わりかなと思っていると、思いがけない発表があった。

「それからですね。今、生徒さん用の駐車場のフェンスが壊れていまして…高齢者の方が壊してしまって工事中なので、車をコース内に置いて頂いているんですね」


この教習所は生徒用のこじんまりした駐車場が校舎の道路向かいに設置されており、フェンスで囲まれている。そしてそのフェンスを高齢者の方=高齢者講習に来ているお年寄り、が、壊してしまったので、車を教習コース内に置いてもらっていると言うのだ。

以前の日記にも書いたのだが、この教習所、教官等関係者の車の大半は教習コース内の端っこにぎゅうぎゅうに駐車されているので、(その真横を教習車で通るわけです)、そこに講習に来ているお年寄りの車も置いてもらっているという訳だ。


忍び寄る恐怖。


受験者達は皆黙っている。先生は尚も続ける。

「でね、車をコース内に停めてもらっているんですが、ご高齢の方なので、そこから校舎に来るまでに迷われる事があって、コース内を歩かれる場合があるかもしれないんで、歩行者には気をつけてください。見つけたらすぐに停止して下さい」


え?


要約すると、「検定中に老人が教習コース内を徘徊する事があるからその場合は停止しろ」って事!?


何ですとおおおおおおお??????

皆あまりの不安に押し黙ってしまう。駐車場のフェンスを壊してしまったという事は、ちゃんと運転操作が出来なくて壊した、と言う事で、そんな危険な運転レベルの老人が講習を受けに来ており、仕方なく車を教官達が停めている場内に一緒に停めているわけだ。

しかもそこから校舎までは、教習車両や検定車両が行き来しているコース内をフェンス沿いに歩いて来ればいいだけ。。。というか、校舎は丸見えなわけだけど、それがわかんなくなって、教習コースを無尽蔵に歩き回る事があるかもしれないというわけだ。


何このオプション課題! 検定項目に「徘徊老人への対応」とか聞いてないし!


「あのう…」

口を開いたのは大型自動2輪の受験者のおじさんだった。

「あの、直線40出す所ありますよね」
「はい」
「あそこは加速して40キロ出さないと減点って聞いてますけど、そこで人に出会ったらどうすればいいんでしょうか。一旦停止してしまったら、そこからカーブまでに40キロまで加速するのは難しいと思うんですけど。」

そりゃそうだ。

コース内の直線を40キロ出して走りましょう、という項目があるのだが、もしその途中で徘徊老人に出会ってしまったら急停止せざるをえない。何せコースが狭いので、加速しそこねたり停止してしまったら、40出すまでに次のカーブが来てしまう。

すると先生は事も無げに言った。


「ああ、その場合は40出さなくていいです。状況見て止まるなり減速するなりして下さい」
「で、元に戻ってやり直すんですか?」
「いえいえ、そこはそれでいいんで、次の課題に行って下さい」


つまり。

直線コースで40キロ出さないと減点なのに、おじいちゃん発見したら「べつにいい」んですか!

何という太っ腹(え。。。)

。。。。。。そして怒涛の後半へつづく。





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2009-05-26

ほにゃ教へようこそ! その3              ~優秀な教習指導員とは~

教える教科に関わらず、いい先生の条件って何だろう。

教え方が上手いって、どういう先生の事なんだろう。


絵や音楽のような芸術的分野ならば、テクニックだけでなくて感性や思想までも関わってくるので一概には決め付け難いだろうが、車やバイクの運転となると、ある程度イメージはつけ易いと思う。

教え方だけでなく、明るさや礼儀正しさ、時にはルックス(!)なんかも採点基準になるとは思うが、私が思うに、教え上手な教習指導員というのは、一つのテクニックを教えるときに「どうすればそれが出来るか」をわかりやすく説明できる人であると思う。



ほにゃ教では2輪の指導員指名は出来ないので毎回担当が替わるのだが、原付経験も無い私に、「もっとバランスとって!」←(一本橋にて)とか「思い切って行きましょう!」(←Sクランクにて)なんて言う人は居ても、「どうすれば上手くバランスが取れるか」「どうすればコーンに当てずにクランクが通り抜けられるか」といった事については何の説明もしてはくれず、ただ「ああ! 惜しいね!」なんて励ますだけの先生の場合、混乱するだけだった。


昔通っていたガラの悪い「やさぐれ教習所」の指導員に比べればずっと優しい先生達であったが、解りやすさという点においてはイマイチだった。

一本橋でも「我慢して我慢して!」と励ましてくれるが、「どうすればいいか」という事は教えてもらえなかった。か。


1対1でのシミュレーションに至っては、「もっとブレーキは思い切って握って下さいね、ごめんねごめんね、ちょっといいですか、こんな感じでジワーっと」と上から手を握られ、気持ち悪いったらなかった。


免許無し(過去には持ってたけどね…詳細は過去日記をどうぞ!)の私が受けた『AT限定自動2輪科』の基本教習時限は、第一段階が3時限、第二段階が6時限だったが、結局私は第一段階に6時間、第二段階に10時間もかかってしまった。

途中長期間休んだこともあり、苦節数ヶ月。第二段階の見極め後、検定前に自由教習(苦手な所をおさらいするような感じ)ってのがあり、その時初めて担当してくれた先生が、ほにゃ教で初めて出合った「教え方の上手い先生」だった。

眼鏡をかけた優しそうな先生で、少し前を一緒に走ってくれて、「この交差点ではどういったところに気をつければよいか」「ここではこのように止まると良い」といったポイントを、要所要所で的確に教えてくれる。

担当指導員が変わるだけでこんなにも教習が快適になるものだとは! 「センセイにもっと早く出会いたかったわ…」と、B級恋愛映画のような台詞を叫びだしたい位であった。(やってません)


教習を受ける対象は老若男女色々だし、皆性格も運動神経も違うから、短時間でその人の欠点を『何故そうなっちゃうか』分析し、的確なアドバイスをするのはかなりの高等技術。しかもそれを相手を不快にさせずに伝えるというのは指導員自身に品性が備わっていなければならない。



この先生にはそれ(品性)があった。




お陰で2輪の検定は一発で合格出来た。


でも毎回の教習内容は殆ど覚えていない。


鮮明に覚えているのはヘルメットとプロテクターの臭さや、廃線になった線路みたいな雰囲気の狭い2輪専用の教習コースと、そこに蹲ったりゴミ袋を持ってふらつく(実際には掃除です)おばさんの姿で、今手元にある教習手帖を見ても、何がどうだったのかは殆ど思い出せないでいる。はっきりと覚えているのはラストの自由教習だけなのだ。


私はクランクの攻略方法も、一本橋で落ちないコツも、ネット上を彷徨ったり本を読んだりして何とか頭に入れた。そうするより方法が無かったのだが、その「頭に入れた事」をすぐに実行できるかと言うとまた別で、本当に苦労した。「クランクでコーンを倒さないように」「橋から落ちないように」とは言われても、私のどこがどう悪いか、そして「どうすれば出来るようになるか」って事にはちっとも触れられなかった。それを的確に教えてくれたのは自由教習の時の先生だけ、つまり教習の最後の最後の授業だけだ。

人にものを教えるのは難しい。


2輪の指導員になる位だから、皆運転テクニックにおいてはプロであるけれど、だから教えるのも上手いかというとそうではないのだろう。


教習所の生徒は様々で、小学校や中学校のように生徒の年齢が決まってる訳でもないから教える側の苦労も相当あるとは思うが、「この人は下手くそだな」と思うだけでなく、「何故上手くできないのか」「どうすれば出来るようになるか」という視点で教えていただけたらと思う。

「検定コース覚えた? もう年だからなかなか頭に入んないだろ(笑)」「何で小型のスクーターなの。配達の仕事でもすんのか? ああ?」っと哂ったオッサン指導員が居たが、(この指導員には意地悪ポリタンクというニックネームを脳内で進呈した)あんなのは言語道断である。


そろそろ限定解除したいなと思っているのだが、子持ち仕事持ちなので、時間的にもあまり遠い教習所には通えない。

良さそうなところ沢山あるんだけどね。

延長料金が一切かからないとか、物凄くコースが綺麗で新しいとか。

田舎ゆえ、選択肢はまたもやほにゃ教のみ。

いい先生を指名出来ればいいのだが、2輪の場合は指名不可。


うーん。


とりあえず、その教え上手な先生が「バイクの操作って最初はこう、色々わかんないじゃない? だから色んなところに力が入っちゃうじゃない。限定解除受けるならちょっと、トレーニングとか(と言ってダンベル体操の動作をしてみせる)、しといた方がいいかも」と言っていたので、以来体力低下を防ぐべく、毎日ストレッチなんかはしています。

教え上手な先生は、さりげないアドバイスも的確です。



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2009-05-21

ほにゃ教へようこそ! その2         ~恐怖! 動くコーン!~

こんばんは。

「ほにゃらら教習所」では長いので、今回からほにゃ教とさせていただきます。


小型AT教習でまずひっかかっちゃったのが「クランク」でした。スクーターはママチャリと違ってバランスが取り難く、すぐにコースから外れてしまいます。

ある朝の教習。


プレハブ小屋に行って装備をつけ、外に出ると、草抜きのおばさんが二人、作業していました。

「教習前にお掃除してるのか」

さして気にも留めずに居たのですが、教習開始時間になってもおばさんたちはコース内をゴミ袋持ってウロウロしています。

危ないなあと思いながらもいつも通り外周と8の字の取り回し。


いつの間にかおばさんの姿は消えていました。

ところが。


発着点からスタートし、外周、S字と行って一旦停止してクランクに入ろうとした途端、クランクの角毎におばさんがしゃがみこんで草引きをしてる姿が!!

コーンの真隣だし。完全に下向いて熱中してるし。

先生「ハイオッケーですよ! 思い切って行きましょう!」

いくらスクーターとはいえ、もし私が脱輪したら、おばさんの上に転倒してしまいます。


それって危ないじゃん!

無理無理と首を振り、しゃがみこんでいるおばさんを指差すと、先生は笑顔で「大丈夫大丈夫!」しまいには「早く行って」とまで言い出す始末。

仕方なく行きましたがおばさんはしゃがみこんだままで本当に怖かった。いきなり立ち上がられたりしたらどうしようってヒヤヒヤしました。

朝1の教習はいつもこんな感じ。おばさんはまるで教習生など居ないかのようにコース内を暢気にふらふらとお喋りしたりしながらお掃除して回っていました。

400CCや大型の教習生が居る時も変わりなく徘徊(正式には掃除)。

2輪の検定の時にもうろつかれ(いや掃除なんだけど)、2輪専用コースから普通車との合同コースに上がる坂道の上からいきなりゴミ袋持った二人が横並びで現れた時には、思わず「すみませえええん! どいて下さああああい!」と叫びました。

4輪の教習に入ってからもよく出くわしたなあ。場内の横断歩道を普通に渡っていたり。。。(これってオプション?)

この教習所、場内一般コースのど真ん中に、何故か『焼却炉』があって、そこに抜いた草なんかを捨てに行くから横断歩道を渡ったりしてたみたいなのよね。


かなり変わってる…と思うと同時に、『おばさんを制するものは教習を制する』って感じだったなあ。まあ、時間帯によっては全く遭遇しない人も居るわけだけど。




急に話は変わりますが、新型インフルエンザの拡大を受けて、関西ではコンサートやイベントが相次いで中止になっていますよね。

いつも参加している野ばらさんのサイン会も、勧告により大阪は中止になってしまいました。

宝塚歌劇はどうするのかなあと思っていたけど、公演を中止にはせず、職員さんはマスク着用など感染防止に努め、観劇する側にもマスク着用など配慮して欲しいという内容のお知らせが告知されていました。

賛否両論だろうけど、私はこれでいいと思います。

体が資本のジェンヌさんにしてみれば、大勢のお客さんの前で仲間やスタッフと一緒に公演をする事は感染の危険を伴う行為でもありますが、公演を中止したからといって100%感染しないという保証も無いわけで。。。


学校が休校になっても親は仕事に行っているわけだし、就活している学生も居る。
旅行のキャンセルも相次いでいると言いますが、電車の運転手さんやパイロット、長距離トラックのドライバーさん等は仕事で全国各地を行き来しているのだし、会社やお店も普通に営業しているのですから、『日本国民は全て労働も外出も禁ずる』なんて事にでもしない限り、あんまり意味が無いと思っています。

こんな時だからこそ、あの華やかな舞台を観る事で、心に潤いを取り戻せる人も居るのではないでしょうか。


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2009-05-21

ほにゃらら教習所へようこそ! バイク編その1~ここって丹下ジム?~

これまでのあらすじ


『普通自動車の運転免許を更新忘れで失効した大バカ者のリカは、免許再取得の為に教習所に入りなおす事にした。ママチャリだけでは不便な土地柄。とりあえず家にある原付2種に乗れるようになればだいぶ便利なのではないかと思い、年季の入った小さなほにゃらら教習所の「セットプラン(車とバイクの教習がセット料金になっている」に申し込んだ。ホッとしたのもつかの間、リカが受付で目にしたのは、受付にノートを持って並ぶ教習生の列であった…』


お久しぶりです。


宝塚とバイクと小説と音楽なんて、とんでもない異種格闘技ブログを毎日覗いて下さっている少数派の皆さん!!


こんばんは。


さて、ほにゃらら教習所への入校日。セットプランに申し込んだ私は、まず先に小型AT2輪の教習を受ける事にした。(車とバイクの同時進行は不可)

写真撮影と視力検査、運動検査(っていうの? 手をグーパーしたり片足ジャンプしたり)色覚検査を済ませてから、昔の小学校の教室のような教室(おかしな描写だが事実なんだから仕方ない)に案内される。入校者は若いb男の子2人とおじさん一人。おばさん一人と私の計5人であった。(おばさんに自分はカウントしていません)


昔の小学校の先生みたいなおじさん指導員が入ってきて「じゃあ審査の方はどこそこへ」と言うと、おばさん一人が教室の外へ出た。

「審査って何なんだろうなあ? あの女の人さあ」

おじさんが前の席の男の子に話しかけている。

「この視力の書き方おかしくねえ?」
「あれ? お兄ちゃん中型? 俺も中型。でもネー原付はもうずーっと乗ってんのさあ。大型いきなり行きたいんだけどねーやっぱり年だしねー」

おじさんは一人ですっとしゃべっている。

そして適性検査。

足し算ばっかりしたり、三角ばっかり書いたり、あと笑えたのが「色々気になって眠れないことがある」なんていう質問に、はいかいいえ、どちらかに丸をしなさいっていうもの。(どちらともいえないってのもあったかな。あんまり覚えてないけど)


中に凄いのがあった。


「私は誰かに狙われている」


「はい」に丸をつけたらどうなるのか気になって仕方が無かったのだが、後々面倒な事になりそうなので止めておいた。


テストが終わり、その後確か学科を1時限受けたように思う。その後どうすんのかなーと思っていると、いきなり外に行くように言われた.案内役は30代位の指導員さんである。


私は入校日に何をするかは詳しく聞いていなかったのだが、どうもこれから引き起こしの審査をして、1時限、実技教習を受けるらしい。


聞いてないよそんなの。。。。学科だけって言ってたぞ? それならそれなりの格好をしてきたのに。。。。。


その日の私の格好は、ロールアップジーンズに袖がちょっとフリフリになった半袖シャツ。いくらド素人とはいえ、それが2輪の教習を受けるのに相応しくない格好であることくらいはわかる。おじさんも「え? え? いきなり乗るのお?」なんてまた騒いでいる。


カルガモの親子みたいに指導員の後をついて教習コースに出ると、400CCのバイクと小型スクーターが横に倒してあった。

「じゃあ今からご自分の受けるコースのバイクを起こしてもらいます。出来ない人はちょっと下のクラスに変えてもらうことがあるからね~」

出来ない人は下のクラス。


小型ATの下のクラスって何だろう(ママチャリに戻れと?)と言うか、こんな事すると知ってたらちゃんと装備してきたのになあ。腕が日焼けしちゃうじゃん!(そこじゃないだろうと)


男性陣は皆引き起こしをクリア。私も普通に起こせました。

「じゃあこれから2輪のコースにいきますよお」


先生はどんどんコースの端に向かって歩いていく。ぱっと見たところ周囲は山だの空だので、2輪専用コースらしきものは見当たらない。コースの端に来ると、明らかに個人所有の車が何台も無造作に停められているエリア(ちゃんとした駐車スペースとして区切られてはいない)があり、教官はその車の間を縫って、階段を下りていく。


それは物凄く幅の狭い急な階段で、まずここで怪我をせずに教習に通えるかが運命の分かれ道って感じ。2輪専用コースはその階段を下りたところにあった。



周囲は広大な自然で、柵は緑色のフェンス。カーブ毎にひび割れた古タイヤがくくりつけられており、「あの古タイヤにぶつかったら却って大怪我するんじゃないか」というような妙な恐怖感を醸し出している。コース内のあちこちに雑草が生えていて、置かれているコーンも色褪せており、なんとも昭和な雰囲気だ。

「こっちに集まってください、装備してもらうので。これからはここに直接来てくださいね」


案内されたのは、コースの端に立っているこれまた小さなプレハブ小屋。中に入るとこれまた古くて、昔の学校の体育倉庫の臭い。古い手製っぽい棚に古いジェット型のヘルメットが置かれていて、その下に腕と膝のプロテクター。(といっても古すぎてゴムが伸びきってたり割れてたり)


私ここ見たことある!(デジャヴ?)


あれよ、あれ!


あしたのジョーに出てくる丹下ジム!


「リカさんこれ着て貰えるかなあ」

教官が指差してるのは端っこに置かれているバーにかけられた古いカッターシャツ。「長袖じゃないと教習受けられないからこれ着てくださいね」


ヘルメットを共有するだけでも気持ち悪いのに、シャツと来たもんだ。プロテクターも然りで、身に着けるだけで全身ダニりそう。しかしここで泣き言を言っても仕方が無い。乙女たるもの腹をくくらねば! ヘルメットを被り、プロテクターとゼッケンをつけてプレハブ前に整列する。

そして確か色々な注意事項を聞き、安全運転5則なんかを復唱させられた。。。。。と思う。


思うというのは、あまりにヘルメットが重くて窮屈で殆ど意識がそっちへ言ってしまい、教官が何を言ってたか覚えていないのだ。

今でこそフルフェイスは快適だなんて言っているけれど、原付にも乗った事が無かった私にとって、初のヘルメットが臭くて日に焼けたほにゃららジェッペル。今まで被ったどんな帽子よりも重くて臭くて不快だった。

そして初教習。


400に乗る人達はまとめて一人の先生が見ていたが(皆原付経験者でもあったらしく操作は慣れていた)私はマンツーマンだ。

「じゃあセンスタかけてみようかあ」

センスタって誰? いきなり言われても、スクーターには触ったことも無いから、どのボタンがどうやら、どうすれば動くのかもわかんない。コース外周少しと八の字の取り回しは、子どもを前後に乗せたママチャリ位の重さ。

「じゃあエンジンかけてえ」

かけかた知らないんですけど。。。。

アクセルを回したらびゅんと動いて怖かった気もするし、何をどうしたらいいやらさっぱり訳のわからない教習であったように思う。とにかくグルグルコースをひたすら回っていた。


教習が終わったら判子を貰う。免許無しの小型AT第一段階は何と3時限しかない。今日ので1時限終了。既に補講確実(あの時間数って誰が決めてるのかなあ。ちょっと少なすぎないですか?)。

臭いヘルメットと湿ったシャツを脱いで、心身共にふらふらになって手帖を受け取る。

「じゃあ受付で次の予約して帰って下さいね」


とりあえず今日の先生は怖くは無かった。(この人には後に学科でもお世話になるのだが、とんでもない講義であった。それはまた後日。。)


何言ってんのかさっぱりわかんなかったけど。



受付に行って予約の機械を探す…も機械が無い。タッチパネル何処?19年前にもあったよ??



送迎バスのおじさんが居たので聞いてみると「あーじゃあ並んで」と言う。受付にはやはり前見たと同じように教習生の列。


これで謎が解けた。


申し込みの日、教習生達が受付に長蛇の列を作っていた理由が!


この教習所には予約用のタッチパネルは無い。そんな機械なんて置いてない!


予約をしたい人は、ノートを持って受付の予約係のお姉さんの前に並び、口頭で交渉しなければならない(早口言葉ではありません)。

「予約ですねー2輪ですねえ、いつされますかあ?」
「えっと、明日の午前中の」
「あー一杯ですねえ」
「ん…じゃあ午後の」
「最終の時間しか空いてません」
「え…じゃああの、午前中空いてる所は」
「日曜の午後とかどうですかあ?」


キイイイイイイイッ!!!


やっとこさ取れたけど、鉛筆書き。「キャンセルはお電話でもいいですけどお、取り直しはまた来校していただきますのでえ」


お姉さんの肩越しに昔の職員室みたいな職員室を見る。


机の上にある電子機器と言えば電話だけ。ほかはバインダーとかノートとか、アナログ名ものばかり。


ザ、タイムスリップ。


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