--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2016-01-31

財布が欲しい。えりたん大好き。

いきなりの更新こんばんは。

もう2016年ですね。

いろいろなことがありすぎました。

ブログどころじゃありませんでした。

大変なことが沢山ありました。

でも不幸だったわけではありません。

職場では頭のおかしな人たちに日々振り回され。。。。ていましたが、乗り切る術も身につきました(いやねえ)

相変わらず壮一帆様は素敵です!!(いきなりです!!)

なんだかんだ言いつつ、楽しみも見つけて過ごしています。

先日のディナーショーは素敵すぎました!!

ドレス姿はアナ雪のエルサみたいで。。。。本当に綺麗だった。。。。

でも肩で風を切り、ドスドス歩くあの感じ(爆)

元男役トップスター。

ああ素敵!!

そんな壮さんに励まされ、今日も生きてます。感謝です。

財布欲しいなあ(唐突)

もう15年以上使ってるブランド財布。(貰い物で以前アップしましたが)嫌になるくらい丈夫で全然痛む気配がない(笑)

いい加減飽きてきたなあ。

お金回りも停滞気味だし、そろそろ新しいのが欲しいな。

丈夫で素材がよくておかしなデザイン(ぇ)の。

人とかぶりたくないしなあ。そんでまだ壮さんに会いに行きたいな。

宝塚は色々様変わりしましたね。

人事もいろいろですが、みっちゃんがトップになったのは凄く嬉しいです。

実力のある人が抜擢されるのは当然。

プロの集団なのだから当たり前。
その当たり前が、なかなか当たり前ではない宝塚において、久々に嬉しいニュースでした。

宙もいいですね。

トップコンビがラブラブなのは見ていて安心できます。

今はどの組のコンビも安定していていいのではないでしょうか(一組除く。どこの組かは各人のご判断にお任せしますが、あまりに不釣合いなコンビはトップも気の毒だしお客さんも不快なのでさっさと解消していただきたい)

でも観劇回数は格段に減ったなあ。

1人、流れで応援というか、見てる人はいるんだけど。

まあこれが愛想の悪いのなんのって(爆)

いやまあ、いい舞台を見せてくれりゃそれでいいし、実力派ある人なんですけど。嫌いじゃないし。
お茶会でも愛想はいいんだが、入出の対応のひどいことと言ったら。。。だからもう公演以外には行かないんだけど。(じゃあなんで応援してるのかっていうと、まあ、流れというか、流れとしか言いようがないんです←だから何なんだ)

しかしまあ、大半がこんな感じなのかもなあ(当社比)。

誰それはお手紙の内容も覚えていて笑顔でお話してくれる、なんて話も聞くから、対応のいい生徒も居るんだろうけどね。

壮さんが人間的に素晴らしすぎたので。。。。

どんなに疲れていても、人数が多くても、ひとりひとりに会釈して、「ありがとうございます」と言いながらお手紙を受け取ってくれたトップスター。

稀有な人だよ本当に。

これからも応援します!!

またぼちぼち更新します(ほんまかいな)

にほんブログ村 バイクブログ 女性ライダーへ

スポンサーサイト

2014-05-05

宝塚の至宝が居なくなる。

マニアの皆さんこんぬずわ。

もう一か月ご無沙汰しておりました。

前回の記事は、雪組ドラマシティ公演のこきおろし記事で、その後、まゆちゃん月組特出の褒めまくり記事でも書こうと思っておりましたが、想定外の多忙さに加え、まさかとやっぱりのまっつ退団発表があり、抜け殻になっておりまして、更新どころではありませんでした。

この間書こうと思っていた記事

・ドラマシティ雪組「心中恋の大和路」壮一帆と未涼亜希がいかに素晴らしかったか

・壮一帆お食事会がいかに楽しくて素晴らしかったか

・蘭寿とむ 月組大劇場特別出演初日がいかに素晴らしかったか

・壮一帆 月組大劇場特別出演2回観劇がいかに楽しかったか。

なのですが、えりたん退団公演の集合日、恐れていたまっつ退団が現実のものとなり、もう何がなんやら。チルドレンには「お母さん独り言多いよ」と更なるやばい人認定までされる始末(とほほ)


今月11日にはまゆちゃんが退団してしまう。

そして多分お花渡しはえりたんだよね?

えりたんの退団に関しては、そりゃ寂しいけれど、ご本人が達観している上に、「退団って世間では退職」「退職祝いって言いますよね」「涙はトイレに流していただいて」「楽しんで頂きたい」ってファンに対して言ってくれたので(高級ホテルのお食事会で。。。涙は陰で流していただいて、ではなく、トイレに流していただいて、と、両手をすうっと流す動作まで入ってたよ。全くなんて飾らない人なんだ! 面白すぎるやろ! 大好きだあ!!←崩壊)

まあ私も、ごたごた言わずに退団のその日まで、進化し続ける壮一帆を応援しようって決めてますよ。

毎年40人近くが入団する宝塚。
その中で路線と呼ばれるスターになれるのはごくわずか。

その中でえりたんはトップにまで上り詰めたんだし、お披露目公演で日本物の雪組を見事復活させ、演じる役全て当たり役ばかり。

寂しいけれど、心からお疲れ様! と、笑顔で言える、そんな宝塚人生だと思う。


しかしまっつ。。。

ご本人は、「悔い無し」と仰っているようだし、まあそうとしか言いようは無いんだろうけれど。

歌もダンスも芝居も文句なしのこの人が。男役を極めた宝塚の至宝、未涼亜希が大羽根を背負うことなく、専科に抜擢されることも無く宝塚を去っていく。

そしてこんな重大事が、さくっとその他大勢扱いの文面ひとつで報告されて、トップではないがゆえに会見すら開かれない。

残念とか、悔しいなんて言葉では語りつくせないやりきれない思いでいっぱいだ。

退団発表の前、スポニチの宝塚特集号が発売されて、各組の紹介がされていた。
トップスターと二番手、そして、次代を担う路線スター達が紹介されているのだけれど、そこにまっつのまの字も無くてね。

立ち位置的に、載らない事はあり得ない人なので、これはもう、まっつは次代を担う事がないのかも。。。退団かなあとは思ってはいたけれども。

まっつは男役としては小柄だ。

だがそれを補って余りある途方もない実力。

今の宝塚の中で、未涼亜希が、轟悠のスタイルを継承する、完璧なバトラーが演じられる唯一の役者であるという事を、一体どれだけの人がわかっているだろうか?

今の宝塚において、実力よりもビジュアルや、場合によってはご実家の財力が優先されている事は、大した実力も無いのに路線押しされているメンツを見ればよくわかる。

彼らに比べれば、まっつのビジュアルは、小柄だから。。。派手じゃないから。。。で片づけられてしまうものなのかもしれない。

だが彼女の舞台を一度でも見た事のある人ならば、そんなパッと見の印象で舞台人を語ることがどれ程馬鹿らしいことかよくわかるはずだ。

その場に出て来ただけで、舞台全体の色を変えてしまう圧倒的な存在感。
場面に応じて光にも影にも、正に100変化してしまう演技力。
 
そして、一言発しただけで心に染み入る、磨き抜かれた美声。

100周年を迎える宝塚。そのメインスチールには、各組のトップスターに加え、専科のトド様の写真も加わっている。

好き嫌いはあるだろうが、轟悠は完成された男役であるし、その実力も存在感も、現トップたちの誰も、真似することは出来ない。

風と共に去りぬのバトラー役は、正に宝塚を代表する男役の真骨頂で、今までにも鳳蘭や麻美れい等多くのスターが演じて来たが、轟悠がバトラーを演じて以降、これを超えるバトラーには、私はまだお目にかかったことは無い。

しかしただ一人、完璧なバトラーーを演じることの出来る現役生徒が居る。それが、未涼亜希だ。

圧倒的な存在感のトド様であるが、男役の中では決して大柄ではないし、その完璧な美貌も、陰と陽で表すならば、陰であると私は思う。

宝塚の舞台においては、華やかなビジュアルやすらりとした長身と言うのは大きな武器ではあるが、そういった人は往々にしてビジュアル頼みになる傾向があり、歌や芝居やダンスのスキルと言う点においては穴のあることが多い。

そこへいくと、ビジュアル頼みではない生徒と言うのは芸を磨くしかないわけだ。

下級生の頃から、歌に関しては特に抜きん出た人だったとはいえ、長身揃いの宝塚に於いて、まっつのような体格の生徒が番手を上げて行くのは容易な事では無かっただろう。

事実、春野寿美礼がトップだった頃の花組というのは、まっつ、みわっち、そして三番手の壮一帆とが、団子状態で無駄使いされていた印象が強い。

特に芝居でのまっつの扱いは酷くて、ろくに台詞が無いこともザラで、ショーでの素晴らし過ぎる芸達者ぶりとのギャップに、首を傾げたもんである。

ようやく日の目を見始めたのが、春野寿美礼の退団公演、アデューマルセイユでの悪役、ジオラモ。

その後暫くして組替えで雪組に。以降の活躍は周知の通りだが、番手を上げる事無く退団となった。

まっつ主演のブラックジャック。

諸般の事情で観に行けなかった事が今更ながら悔やまれる。

そして、昨年末の大劇場公演の、まさかの怪我による休演。

年明けの東京公演では復帰したが、これも、見に行く事は叶わなかった。

DVDもルサンクもCDも、大劇場バージョンしか販売されないので、全て代役。まっつの姿は無い。

先日終わった。ドラマシティと青年館での「心中・恋の大和路」

えりたんとの息ぴったりの芝居。絶妙の間。そしてラストの絶唱。。。

主演の壮一帆はじめ、皆が一丸となって素晴らしい舞台を完成させていたが、やはりまっつ抜きでは、あそこまでのクオリティはあり得なかったと思う。

ギラギラと目立つのは、結構簡単だ。

空気読まずにアピールしまくればいいんだし、事実、そういう芸無しジェンヌも居るし。

だが未涼亜希は、脚本のたった一行の台詞から的確に役を読み取り、舞台の上で命を吹き込んで見せる事の出来る稀有な役者だ。

アンドレを演じた時も、庶民の出で従者であるアンドレは、オスカルより常に一歩下がっているし、更に、舞台上ではオスカルより奥に立つことで、よりその存在感をリアリティ溢れるものにしたという。

だが、いかにアピールするかを常に考えている人が大勢居る宝塚に於いては、こういう深い芝居をする人は往々にして損をしがちだ。

まっつに対して地味な印象を持っている人が居るとすれば、それは彼女が与えられた役割を忠実に演じているからに過ぎないと、声を大にして言いたい。

バトラーに話を戻そう。

私は未涼亜希に大劇場の主演をして欲しかったし、ブラックジャックも再演してほしかった。

そして何より、轟悠の当たり役とされるバトラーを受け継いで欲しかった。

風と共に去りぬ、の中で、バトラーは陰で、スカーレットは陽だ。

だが、バトラーは、自由奔放なスカーレットの心を翻弄する大人の男で難役中の難役。ただ押し出しが強いとか、ビジュアルが素晴らしいとか、そんな事では到底太刀打ち出来はしない。だからこそ、歌も芝居も、役者としてのセンスもキャリアも文句無しのまっつに演じて欲しかったし、演じさせて欲しかった。

宝塚100周年。

だが来週には「絶滅危惧種の男役」と言われる蘭寿とむが退団してしまうし、8月には同期の壮一帆が退団してしまう。

そしてまっつも。

せっかく日本物の雪組が復活したのに。

まゆえりが退団しても、まっつが居る。宝塚の至宝が居る。だからまだまだ素晴らしい舞台が見られる。そう思っていたのに。

えりたんと同時退団かあ。

まっつなら、単独でサヨナラショー出来たはずなので、トップと同時退団でなくでもよかった気がするけれど。

えりたんは、相手役のあゆっちには全ツの時に、3作で退団する旨伝えたと言うけれど、恐らく同時期にまっつにも伝えているはずで。。

でも発表をトップコンビとずらして、えりたん退団公演の集合日にもってきたところに、未涼亜希の美意識を感じるのは私だけだろうか。

次の公演で、もうあの素晴らしい歌声を聴く事が最後になるなんて。
心を揺さぶる名演も、熟練のダンスも、全部、最後になってしまうなんて。

そして、まっつが大羽根を背負って大階段を下りる事は無いなんて。

本当に本当に、残念で、悔しい。

せめて。。。

せめてショーで、エトワールをしてくれないだろうか?

みわっちが退団する時、エトワールで。

フジイ君に大拍手だったんだけど。

是非是非まっつのラストステージ、ソロで羽根を背負っての大階段。

夢に終わらないことを祈ります。


にほんブログ村 バイクブログ 女性ライダーへ

2014-03-29

泣けないあたし。

私が書こうと思っている公演レポと言うか感想は、以下の3公演である。

・蘭寿とむ退団公演 ラストタイクーン/宝塚夢眩
・雪組ドラマシティ公演 心中・恋の大和路
・月組公演 蘭寿とむ特別出演日

これから月組のえりこ特出の観劇も控えているので4公演になるけども。

で、どれから書くか考えて、どれも素晴らしかったので、とりあえず、不満のある部分においてのみ先に書いてしまう事にした。

最初に散々持ち上げて後で落とすか、先に落としておいて後で持ち上げるか。

難しい所ではあるが、まあ後でずどんと落とすよりはいいかなと。


さて、心中・恋の大和路。

近松門左衛門の原作で、冥途の飛脚。といえばご存知の方も多いと思う。

飛脚問屋の若旦那、忠兵衛が、梅川という遊女を身請けする為に客の金に手を付けてしまい、逃避行。最後は雪山に埋もれて天に召されていく、という物語。

これは実際にあった事件を基にしたもので、実際には二人は捕まり忠兵衛はさらし首。梅川は店に戻され、晩年は故郷である京都に戻り、80歳くらいまで生きた、とされている。

人形浄瑠璃でも歌舞伎でも二人が捕まるラストになっているが、宝塚版では友人八右衛門によって見逃され、雪山で命を終えると言う、ロマンス色の強いものになっている。

今回の雪組公演では主人公の忠兵衛に、トップスター壮一帆、友人の八右衛門に、宝塚の至宝(だよね!)未涼亜希。忠兵衛と逃亡することになる遊女梅川に、トップ娘役の愛加あゆ。その他、脇から下級生に至るまで、芸達者が揃っているいい公演だった。

公演評はもとより、ブログやツイッターなどでも軒並み高評価で、特に主人公演じるえりたんの美貌と完璧な演技、八右衛門を演じるまっつの、これまた完璧な芝居とラストシーンの熱唱は誰もが賞賛しており、それには私も全く異論は無い。

驚いたのは主要キャストだけでなく、脇である下級生に至るまで、皆が完璧な役作りで挑んでおり、歌も芝居も非常に高レベルだった事である。

なのに何故不満が残ったのか。
いや、正確にいうと違和感、かな。

私はこの公演を3度見たが、一度目。あちこちからすすり泣きの漏れる客席で、「こんなに感動しているのになぜ私は泣けないのかなあ」と思い、2度目、「やっぱり泣けない」3度目「だから泣けない」と、結構冷静に、というか、3回とも感動しつつ、どこかでモヤモヤと引っかかる違和感があって、醒めていた。

これは私個人の感性の問題であるし、ある意味特殊な観点なのかもしれないが。

ヒロインが不細工、あるいは太っているという事。

私はこの一点においては宝塚に限らず、非常にシビアな観客であると思うし、怒りにも似た感情を持ってしまうので、今回、忠兵衛の相手役である梅川が太っていた、という事において酷く興ざめし、100%心中の舞台に入り込むことが出来なかった。

そんな事で? と思われるかもしれない。

あゆっちのどこがデブなの? 普通に可愛いじゃん! そもそもあゆっち、歌も芝居も上手かったよ! 何が問題なの? と言う方もいらっしゃるだろう。

だが私は、四季の「オペラ座の怪人」を観に行ったとき、「物凄くクオリティの高い舞台だけど、クリスティーヌがブスだったし怪人がオッサンだった」という点においてこれ以上は無いくらい落胆し、物語に入り込めなかった実績を持つ女(笑)

顔の大きさも体の幅も、大げさでなく忠兵衛の1.5倍、観る角度によっては2倍はあろうかというあゆっち梅川には、どーしたって「儚さ」を感じ取ることは出来なかったし、スーパーモデル並みのプロポーションで、宝塚でも群を抜いて小顔首長のえりたん忠兵衛が、逃避行のさなか、まん丸顔の梅川に「足が痛そうやな」「おぶったろか」と声をかけるシーンでは「いやいや、足が痛いのはあんたやろ」「そんなんおんぶしたら腰潰れるで!」と思わず突っ込んでしまったし、実際に梅川が背中に飛び乗りおぶわれるシーンではドン! と音がしそうで「ただでさえ重たいのに飛び乗るな!」と心の中で叫び、忠兵衛がよろけて梅川を背負ったまま転ぶシーンでは「そりゃ重たいよなあ」としか思えなかった。

長い逃避行の間に梅川は徐々に弱っていく設定で、咳き込む梅川に「大丈夫か?」と声をかけるシーンでも、どう見たって梅川の方が太っているので、顎が尖り、鬼気迫る美貌のえりたん忠兵衛の方が弱ってるようにしか見えないのである。

後半、二人が新ノ口村に辿り着いて、汝鳥怜さん扮する忠兵衛の父親、孫右衛門と梅川のやり取りのシーンでも同じで、ここはもう一番の泣かせどころなわけであるが、私は全く泣けなかった。

忠兵衛が客の金に手を付けて女と逃げていると聞かされ、とぼとぼと歩いてきた孫右衛門が、鼻緒が切れて転倒してしまい、「親父殿!」と駆け寄る忠兵衛を制止して、思わず駆け寄る梅川。

梅川は自分は旅の者だと話し、忠兵衛の事も言わないのだが、こよりを捩じるその手を見て、孫衛門は全てを悟り、思いのたけを吐き出す秀逸なシーンである。

「糸のように細い指。。煙管より重たいものは持った事の無い手ぇや!!」
「可哀想に。。こんなにやつれて。。。」

汝鳥さんの演技も、父親と梅川のやりとりを遠くから見つめて涙するえりたんの演技も本当に素晴らしく非の打ちどころがないだけに、「糸のように細い指」でもなく「やつれてもいない」白塗りで丸顔の梅川のビジュアルが、全てのセリフの、全ての演技のリアリティをかき消してしまう。


だってさあ、「こんなにやつれて!」と、涙ながらに孫右衛門に頬を撫でられるシーン。
弛んだほっぺたの肉が垂れ下がってるんだよ!?

私、孫右衛門が出て来たときには涙が出かけました。

でも、弛んだほっぺたを見て引っ込みました(爆)

追っ手に追いつかれる直前、親友の八右衛門が梅川に煎り豆と路銀を渡し、「これをかじって寒さに負けるな!」と言うシーンも同じ。雪が深くなってきてね。この雪の中、山に逃げ込む事は死を意味するというのが、もう八右衛門にはわかっているんです。

でも行かせなければ二人は捕まり、忠兵衛は死罪、梅川はまた店に戻されて、二人は結ばれることが出来ない。
だから、行く手には死しかないけれども、彼はあえて行かせるんです。

ですから追手が来て、「どかないと切るぞ!」 と脅されても、「あなた方が捕えなくても、この大雪が自然に裁いてくれる! 恨みを残すより、二人で逝かせてやろう。。。」と、どかないんです。

そんな泣かせるシーンでも、「やつれたように見える演技」をしている「太った梅川」が豆を受け取るもんだから、「それ以上食べ物を与えるな!」となる。

ラストシーンはもう圧巻!!。のはず。

舞台袖で、まっつ扮する八右衛門の、熱唱に次ぐ熱唱。

中央では、一面の雪の中、忠兵衛と梅川が雪山を這いずりながら登って行き、抱き合ってこと切れるんです。

弱り果てた忠兵衛が、それでも二人で前に進もうと、必死に梅川を引きずり上げようとします。

重たそう。。。。

つか、梅川なら2,3日は生き延びられそうです(爆)

はあ。。。。

きっついですよねわれながら。

あんな名作を、あんな素晴らしい舞台を観ておきながら。

それにあゆっち、一般女性としてみるならば、決して太ってはいませんしね。

きっと、この記事に対してお怒りの方、沢山いらっしゃるでしょう。

でも仕方ない(笑)

私はあゆっち、決して嫌いではありません。

彼女は歌やお芝居がきちんとできる娘役なので、そこは評価しています。

人としても、あざとさや不快感は感じませんし。

では何故ここまであゆっち梅川のビジュアルに対して厳しいのか。

それはひとえに「ショーの振り付けや芝居の所作において、男役が女役を持ち上げたりするリフトや、抱き上げたりおんぶしたりするシーンが頻繁に設定されている宝塚において、体重管理の出来ない娘役は、確実に相手役の体を故障させる」というれっきとした事実があるからなんです。


えりたんは退団会見の時、「自分の体力や精神力を冷静に考えて、(トップになってから)大劇場3作での退団を決めました」と話していた。

これは言い換えれば「大劇場3作が限界です」という意味です。

又、彼女は常日頃から「タカラジェンヌはアスリートと同じだと思っています」「トップになる前からもずっと、一公演一公演、これで辞めてもいいという位全力投球でやってきた」と言って居る人で、それが嘘じゃ無い事は、彼女の舞台を観れば一目瞭然。

その話し方やキャラクターから豪快なイメージのあるえりたんですが、実際には物凄く繊細でストイックなアスリートタイプです。

しかもあのビジュアル。

公称身長は170センチと、宝塚の中では長身の部類ではないけれども、何せ物凄い小顔の首長さんで、スーパーモデル並みのビジュアルバランス。
小顔揃いの宝塚の中でも、更に隣にいる人が大きな顔に見えてしまう位の小顔さん。

で、相手役のあゆっち。

この人は下級生の時から太目(宝塚基準)です。

一般女性としては太ってないですが、タカラジェンヌとしては確実に太目な部類で丸顔です。

で、あゆっちはえりたんの事を、もうベタ褒めですね。
尊敬してます。大好きです。教えられることが沢山あります。素晴らしい方です。。。。もうえりたんの事、大絶賛ですし、そこに嘘や媚は感じません。

でもね。じゃあなぜ、そのスーパーモデル並みのえりたんと自分のビジュアルバランスを、客観視できないのかしらん?

壮さんの事が大好きです! と言うのなら、ダンスやお芝居で、ほっそいほっそいえりたんに、負担をかけたくない! と、痩せる努力をしないのかしらん?

ただでさえ日本物の衣装や鬘は重たいのに、それでもってあの体型。
そんな「重たい自分」を、ほっそい壮さんが毎日2公演もおんぶしたらどれだけ負担になるか考えないのかしらん?

壮さん大好き、お客様には感謝しています、というあゆっちの言葉に嘘は無いけれど、その根底にある、甘えと緩さ。


今回の舞台を観て、私が泣けなかった理由。。違和感の正体ははそこなんだ、と、2回目観劇の一幕目のクライマックスで気が付いたんだわ。

一幕目のクライマックスは、忠兵衛の封印切りです。

梅川の身請けをするには300両必要。

手付の50両は、友人八右衛門のお金を借りパクしてなんとか凌いだものの、残りの250両はどうする、となった時、切羽詰まった忠兵衛は、店で預かったお客のお金。。それも、よりにもよってお武家様から預かったお金に手を付けて、梅川の店で封印を切って小判をばら撒いてしまうんですね。

封印切りは死罪。
手代の与平や友人の八右衛門、そして梅川も必死で止めるのですが、忠兵衛は狂ったように小判をばら撒き続けます。

つまりこれはですね。

梅川が、忠兵衛を狂わせる程の女だ、というところがしっかりとリアリティを持たないと成り立たないお話なんです。

でもぽっちゃりしたあゆっち梅川には、男を狂わせる程の色香も危うさもありません。

あゆっちは壮さんの事がリアルに好きだし、お芝居はきっちり出来る女優さんです。

「お客様」に対する気持ちも嘘や媚は感じません。一生懸命演じていました。

だから彼女の梅川からは、「健気さ」は存分に伝わってきました。
でも。それだけ。

梅川を客観的に表す台詞として「糸のように細い手」「こんなにやつれて」という表現があり、忠兵衛がしきりに「足が痛そうやな」「大丈夫か」と彼女を気遣うシーンがある以上、何が何でも体重と見た目を絞り、本当にやつれて見せなければならないのですが、彼女はそこは努力しなかった。

だから舞台が捩じれてくる。

えりたんはじめ、脇役の下級生に至るまでが、完璧な役作りをしてきているがゆえに、余計にあゆっちの甘えとゆるさが際立って見える。

だから彼女の演じる梅川からは、遊女の悲哀も、運命の壮絶さも、儚さも、男を狂わせる危うさも色気も何も感じない。
そして、そんな梅川がヒロインであるがゆえに、忠兵衛や孫右衛門といった、周りの人たちのセリフや芝居までもが、リアリティを失うという最悪の事態を招いていた。

この相手役が、お花様やまーちゃんみたいな、ほっそい儚げなタイプだったらなあ。。。
忠兵衛がおんぶするシーンも、本当に切なさが滲み出ただろうし、もっともっと、物語に浸ることが出来たのに!!


娘役にもいくつかタイプがある。

相手役に感化されて、更に努力を重ねるタイプ。
尽くすタイプ。
自己完結するタイプ。

そして、あゆっちみたいに、相手役さん大好き! 尊敬してます! と、ひたすら甘えるタイプ。

甘えるのはいいけども。

努力もして欲しい。

お客様に感謝しています、というのなら、夢をぶちこわしにしないよう、ビジュアルコントロールをきちんとして欲しいし、本当に「壮さんの事が大好きで尊敬している」のならば、また来月も青年館で、重たい日本物の衣装を着た重たい娘役を何度もおんぶしなくてはいけない壮さんの腰や膝、肩の負担を考えて、体重を落としてほしい。

じゃなきゃ、冗談抜きにトップスターの体を故障させるし、観客も夢を見られません。

この二人のコンビって、優雅なリフトシーンが皆無なんだわ。

こないだ蘭寿さんがしてたみたいな、相手役をリフトしたままクルクルクルクル高速回転! 拍手喝采! って振付なんて無い。

振付の先生もバカじゃないから、この二人にはそういう振りを付けないんですね。つか、つけられないでしょう。あのビジュアルバランスでは。


こないだのショーでちょこっとリフト、あったけど。。。

ああいうの見ると、ひたすらえりたんの腰が心配になるのよね。。

本来リフトやおんぶのシーンって、萌え、のはずなのに、心配しながら観るリフトやおんぶって一体。。。

まあもうそんな事言ったって、あと大劇場1作で退団。

ラストステージでは、100%夢の世界に浸りたいな。


はー疲れた。

散々毒吐いたので、次回レポからはベタ褒め記事書きます!

大和路。。。よりも先に、蘭寿さん絶賛記事書くかな~。

まゆえり最高!!


にほんブログ村 バイクブログ 女性ライダーへ

2014-03-27

まゆえりな走馬灯

ご無沙汰してます。

毎回ご訪問下さるマニアの皆さんありがとうございます(笑)

更新してないからって人のブログのトップにおかしな広告張り付けるのやめてくれませんかね(なら更新しろ!)


前回はえりたん退団会見の記事で終わってたんですね。

はい、今月は凄く忙しかったです。

3月初め

・蘭寿さん退団公演観劇
・蘭寿さんの色気にやられてもう一度観たいなあと思っていたらチケットが降ってきたので2度目の観劇

3月半ば
・えりたんドラマシティ公演 心中恋の大和路 観劇×3回。

・えりたんお食事会(正式名称は壮一帆トークショー)

3月後半
・何故か17日にムラを卒業したはずの蘭寿さんが、またまた大劇場簿舞台に立つという、月組公演まゆちゃん特出初日を観劇


。。。。とまあえらい事になっておりました。まさにえりまゆにどっぷり浸かった1か月と言いましょうか。まあこれくらいの観劇回数は、ヅカヲタの世界では少ない方だと思いますが、私にとっては多いです。ハイもう一度言います。多いです!!(しつこい)

これで落ち着くかと思いきや。。。

月末に、今度はえりたんの月組特出に行きまして、4月、もう一度行く予定。。。になった。。。。


でもまあ100周年記念式典スミレの花たちとかっていうのには行けません。チケット無いし。せめてスカステでくらい中継してくれりゃいいのになあ。ほんとに気が利かない劇団です(今更何を言う)


まゆちゃん退団公演、ラストタイクーンのレポを書かなければ! と思っていたらドラマシティが始まってしまい気づいたら終わっていた。

走馬灯のようでございます。

こういう場合は何から手を付けたらいいのか。

とりあえず一番記憶の新しい所から書くべきか。

こんなになる前に何故とっとと書かなかったのか(ごちゃごちゃいいから早く書け!!)


んじゃまあ書きますわ。

じゃ、これで(ぇ)

にほんブログ村 バイクブログ 女性ライダーへ

2014-02-25

えりたんはオトコマエ。Ⅱ

こんばんは。

えりたん退団発表から10日以上経ちました。

あっという間だったなあ。

あの日から、毎日通勤の時に聴いていた「CONGA!!」のCDが聴けなくなりました。

「ドリキン」のCDも。

「壮一帆ディナーショー」のCDも。


聴けるわけがないじゃん。胸がいっぱいになっちゃって。


なので今はディズニー映画音楽集がかかっております。

非常に無難でよござんす。

無駄に感動もしなければ、「ああああミッキーいいいい~!!」なんて感極まる必要もありませんし、かといって味気ない気持ちにもならず、適度に明るいテンションになれますし。



えりたんの退団発表後、相手役のあゆっちの退団発表もありました。


私は娘役は必ずトップの退団に添い遂げるべきなんてことは思っていないけれど、あゆっちの会見を見て、彼女のように素直で聡明で、舞台人としてきっちりとしたプロ意識のある人がえりたんの相手役さんで本当に良かったと心から思いました。

えりたんから、全ツのお稽古中に、3作で退団しようと思っていると聞かされて、その場で「ご一緒させて頂いていいですか」と即答したというあゆっち。

そこには一切の妥協も、見栄も、計算も、何もない。ただただ壮一帆の相手役として、えりたんを知れば知るほど、(卒業するなら)ご一緒したいと言う気持ちで居たという。

そんな物凄い決心をした二人の作る舞台だからこそ、私は何とも言えない力みたいなものを感じて、一気にファンになってしまったのかなあ。



えりたんの退団発表の記事だけ読んだ時は、何故3作で? というのが正直な気持ちだった。

何も10年に一度の大運動会の前に辞めることないじゃん。とも。

だが、「自分が目指す最高の舞台を作る上で必要な体力・精神力を冷静に考えた上で、自分の舞台人として燃え尽きることができる時が今だなと考えるに至った」という言葉を聞いて、すとん、と落ちた。

えりたんは、正真正銘のタカラジェンヌであり、最高の舞台人だ。

彼女の舞台に一切の妥協が無い事は、トップになるずっと前から感じていた事だし、彼女自身も会見で、「トップになる前から毎公演毎公演、これで辞めても悔いはないという位、全力投球で取り組んできた」と話していた。


ああ、とうこちゃんと同じだなあ。と、胸が熱くなった。

安蘭けいも、同じことを言っていた。

長く足踏みが続き、もうトップにはなれないと思った時、もう期待するのはやめよう。それよりも、舞台の上で死んでもいい位、与えられた役を生き抜こうと決めた、と話していたし、早いうちに後進に道を譲りたいとも言っていた。

彼女達は、私たちよりもずっと前を見ているし、聡明で冷静だ。


えりたんはもうずっと前から辞めることを決めていたし、何年も前から「この境地」にあったのだなあ。そう思った。




先々週、9日に東京千秋楽を終えた雪組。

えりたんチームは3月にドラマシティで上演される『心中 恋の大和路』のお稽古集合日が11日。2番手のちぎちゃんチームは3月7日にはベルばら全国ツアーがスタートする。

なんてハードなスケジュールなんだろうと正直心配になった。


本公演の上演期間が短くなってから、物凄い過密スケジュールって印象。

これに加えて、専門テレビチャンネルの番組収録や、雑誌のスチール撮りや取材、その他諸々のお仕事もある。

4組だったのが5組に増えたけど、組子達の負担は減るどころか増える一方で、トップスターとなると更に輪をかけた忙しさだろう。

昔の作品を見てみると、ビジュアルは今の子たちの方がずっと洗練されていて美しいのだけど、芝居や歌やダンスと言った、舞台人としてのスキル、という点においては、今の現役生徒達のレベルの比ではなく、本当に巧い人が多い。

しっかりとした芯のある芝居。どっしり腰の据わった舞台姿というのだろうか。



今は総じて薄い。



お稽古や基礎レッスン、自分磨きにじっくり取り組む時間が無いのだと思う。観ていて非常に不安定で、安心できない。歌声が裏返ったりすれば、一気に現実に引き戻されて興ざめしてしまう。

壮一帆のヘイリー役の芝居の達者さと、ショーでの圧倒的な存在感を見て、私はもうその舞台人としての完成度の高さに唸るしかなかったわけだけど、同じ事が出来る人がどれだけ育っているかというと、心もとないとしか言いようがない。

今おけいこの真っ最中の雪組。

ドラマシティが終わったら、トップスターコンビは春の月組公演への特別出演、その後、4月に『大和路』をひっさげての青年館。

6月に大劇場本公演でそれが7月半ばに終わり、8月には東京宝塚劇場。

10月初めが10年に一度の大運動会で、その数日後には日生劇場。

そして年を越して、2015年。また大劇場での本公演。。。。。


トップスターとして最低でも4作するという事は、この怒涛のスケジュールの全てをベストコンディションで乗り切らなくてはならないという事だ。


適当にやれば、乗り切ることは可能だ。

特に大運動会。

お芝居ではなくイベントなのだから。

だがえりたんは、イベントだからと言ってテキトーにこなすような人ではない。

大運動会、そりゃえりたんなら全力投球するだろう。手抜きなんて考えないよ。だってたとえイベントであっても、それは宝塚歌劇団のイベントで、トップスター壮一帆が出る運動会なんだもん。手抜きして作り笑いでキャーキャーこなすわけがない。

そして運動会の数日後には日生での公演。

素人が考えたって、お稽古大丈夫? 舞台に差支えないのかしら? 何より怪我が怖すぎるんだけど!? と思うけれど、だからといって、10年に一度の大運動会に、雪組だけ出場しませんなんてことは、経営としてはありえない。


キャリア19年の壮一帆。

自分をごまかし周りをごまかし、運動会では絶対に怪我しないよう、うまい事手抜きしまくり、日生公演を何とか乗り切る事だって可能だったはずだ。



だが舞台人壮一帆は、自分が目指す最高の舞台を作る体力や精神力を冷静に考えた。

そして、これがベストと、3作での退団を決めた。10年に一度の大運動会も、次期トップが率いるべきだと判断した。


400人近い劇団員。

実力を伴わない者がわけのわからない抜擢を受けたり、へたくそな人が堂々と舞台に立っていたりする事が普通にある現状。

えりたんのような真っ直ぐすぎる決断は、そういう人達から見れば、「勿体ない。馬鹿じゃないの!?」「ポジションさえ掴めば、後はちょろいもんよ」と鼻で笑われてしまうようなものなのかもしれない。




だが壮一帆は、ファンや舞台を裏切る事も、ごまかす事も、絶対にしない人だ。

彼女がどれだけ真面目で謙虚でファンを大切にする人かというのは、入り出の様子だけでもよくわかる。

一人一人に「ありがとうございます」と笑顔で声をかけ、お手紙を受け取り、ガードの端から端まで見渡して手を振って入っていく。

帰る時も同様で、ファンへの挨拶は絶対に欠かさない人だ。

それは彼女が礼儀正しくていい人だからというのは勿論なのだけど、常にファンの前では壮一帆であり続けようという、彼女のプロ根性の賜物でもあると思う。


実際、まるで機械のように無言で、にこりともせずお手紙を受け取り、車に乗りこむなり沿道のファンには見向きもせず、携帯いじるスターだって居る。



「壮一帆」だって人間。

疲れている時もあるだろうし、悩んだり、腹を立てたり悲しんだり、心が波立っている時だってあるだろう。

でも彼女はいつもいつも飾らぬ笑顔であり続けて来たし、これからも、壮一帆である限り、その笑顔を貫き通す人だ。

物凄い精神力だと思う。


ただ。

もしえりたんが、真飛さんの次に花でトップになっていたら、僅か3作で退団しようとは思わなかったはずだ。

これに関しては、私は劇団に、人事のあり方というものを考え直してほしいと思うし、猛省を促したい気分だ。


会見でのえりたんの「雪組に組替えですと言われた瞬間に、3作でと、決めました」「何度も辞めようと思った事があるし、これで最後、もうこれで辞めてもいいと言う気持ちで全力投球してきた」と言う言葉。



彼女のような人気も実力も申し分ないスターが、何故「何度も辞めようと思った」のか。何故、トップになってからたった3作で辞めようと思ったのか。


又、トップ就任後のインタビューで、既に退団したみわっちとすずみんの事に触れ、「退団すると聞いた時、悔しくて泣きました」と言っていた事。

みわっちは花組っ子でえりたんの一学年下で、人気も実力もあって。

同期のすずみんは別の組だったが、これまたカッコイイ路線男役。

でも二人ともトップにはなれなかったし、正2番手の羽を背負うことも無く退団する事になった。

何故トップになったえりたんが二人の退団に触れ、「寂しかった」でも「残念だった」でもなく、「悔しくて泣いた」と言ったのか。



劇団の人達さあ。「そりゃ厳しい世界だからなあ 壮一帆はよく頑張った よく乗り越えた」なんて美談化してんじゃないよ~と、言いたい。



第一期の雪組時代。

番手も学年もえりたんの方が上だったけど、明らかに舞台の上では下級生のキムちゃんのほうがプッシュされているなーと思う事もあった。



そして花組に組替え。


ここでも3番手時代が続いたが、真飛さんがトップになり、2番手昇格。「まとえり」として素晴らしい時代を築いた。

真飛さんが退団するとなった時、キャリアや実力から言っても、誰もが次期トップは壮一帆だと信じて疑わなかったはずだ。


だがまさかの足踏み。

花組トップスターに就任したのは、よりにもよって、当時宙組2番手だった、同期のまゆちゃんだった。




私はこういう、「ジェンヌ本人の心情に全く配慮しない人事」に本当に腹が立つ。

蘭寿とむというスターは、トップになるべき人だと誰もが思っていたし、その人気と実力を思えば就任は遅いくらいだった。

でもなんてえりたんが居る花組?

宙じゃダメなの?


こんな呟きをファンが洩らさなければいけないのも悲しいし、なによりその人事に一番心を痛めたのは、トップに就任したまゆちゃん本人だったのではないだろうか。




ダイナミックな舞台姿とは裏腹に、心優しくて繊細な彼女が、他から異動してきた自分がトップになる事で、人気も実力も申し分無い、正2番手である同期を足踏みさせてしまう事になる、という現実に、どれ程心を痛めたことか。


そしてその人事には、えりたん自身も傷ついただろう。

自分の力に奢り高ぶるような人ではないし、頭のいい人だ。劇団人事が予想外の連続であることも十分承知していた筈だし、自分が100パーセント次期トップだと能天気に思い込んだりする事は無かったとは思うけど、正直な所、「もうそろそろ(トップに)なれるんじゃないだろうか」っていう気持ちはゼロではなかったはずだ。

だが結果は足踏み。しかも他組の同期が落下傘してきて。。。。。


よくこの時に辞めなかったなと思う。

しかも彼女は番手がどうこうなんて枠に囚われず、蘭寿とむをトップスターとして花組がどうあるべきか考え、素晴らしい作品をみんなで作る、という事に全身全霊を傾けて努力し続けた。

だがそれはえりたんが真の舞台人として踏ん張ったからで、劇団の手柄でもなんでもないだろう。

私はこの時に、順当にえりたんが花で、まゆちゃんが宙でトップになっていたらなあ、と、ふと、思う事がある。



思えば本当にここ数年の人事の迷走ぶりは酷過ぎる。

えりたん、まゆちゃん、そしてかなめちゃんの、テトリスみたいな異動落下傘。

組替えってねえ。物凄く消耗すると思いますよ実際。自分が異動する事で、番手が下がる人が出てくるわけだし。キムちゃんだってもっと大切に育ててあげて欲しかった。トップお披露目公演なのに相手役がダブルキャストだなんて、あまりにも気の毒だったし、作品にも恵まれなかった。

トップと準トップでお披露目役替わりってのもあったなあ。

もう生徒はオセロのコマみたいなもんで、あっちやったりこっちやったり、じゃあ黒に変えようか、じゃあ今度は白だ、みたいに振り回されっぱなしである。

宝塚は独身女性だけの劇団。

どんな人気スターだって一人の女性だし、いろんな夢や、悩みや、葛藤がある。傷つく事だってある。

女性の体は繊細に出来ているから、やはり、年齢を重ねるごとに、フェアリーとして、舞台人として、色々と体の変化に戸惑ったり、限界を感じる事も出てくるだろう。

近年本当に生徒の怪我や体調不良による休演が増えてると思うんだけど。

これ、外部の舞台じゃ絶対に許されない事ですからね。もう二度と仕事来ないです。代役なんていくらでも居るという意識なのか、劇団側もおざなりな報告文で済ませているけれど、事の重大さをもっと認識した方がいいと思う。

怪我したり体調崩すってのは、確かに本人の責任が大半を占める。

でもねえ、ハードすぎるんですよ。心身ともに。なにもかもが。

だからこそ。

もっともっと、彼女達には自分自身の心や体をメンテナンスする時間を与えてあげて欲しいと思うし、無駄に心が折れるような人事はやめて欲しいと思う。それに、番手を上げる適切な学年というものを、生徒一人一人の実力や人気を鑑みて、真摯になって考えてあげて欲しい。



だけどさあ。

いやあ、えりたん、ほんとうに見事だよ。

私はあなたの退団会見を見てますます惚れました。

何が起きても決して逃げず、全てを受け止めて、そして最後には、どんなに辛い事も大変な事も、笑顔で花丸にしてしまうあなたの強さと健気さに。

もうずいぶんと昔、大好きだったブロガーさんが、えりたんの事を「強気とへタレのさじ加減が絶妙」って書いていて膝を打ったんだけど、まさにそうなんだわ。退団発表の場でもね。

あっぱれとしか言いようがない爽やかな会見。でも最後、笑顔で直立不動で写真撮られている時に、「あー。ずっと黙ってたこと、言っちゃってスッキリした―!」みたいなあどけなさがちょっと、混じってる。


だけどすこーし、目がうるんでるの。うっすらと。


強気とへタレのさじ加減。



もう本当に可愛くて、でもその強さ、健気さに拍手を送るしか無くて。


そして、退団公演のチラシに泣いた。

「散らば花のごとく」
「これが最期 忘れられない壮一帆」

何このコピー。

退団公演だからって、こんなに泣かせるチラシ、見たことない。

えりたんて、愛されてるんだなあ。

みんながえりたんのためならと、何かしてあげたくなる、そんな魅力を持った人なんだね。


えりたんが決めた事なので、もうごちゃごちゃ言わないよ。

もう何年も前から、腹を括っていたんだね。

よしわかった。

応援するよ。

悔いの無いように、舞台人壮一帆のラストスパート、見届けます!!




にほんブログ村 バイクブログ 女性ライダーへ

<%plugin_first_title>カレンダー<%plugin_first_title>
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
<%plugin_first_title>最新記事<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>最新コメント<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>月別アーカイブ<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>最新トラックバック<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>bike<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>art<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>RSSリンクの表示<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>ブロとも申請フォーム<%plugin_first_title>

この人とブロともになる

<%plugin_first_title>QRコード<%plugin_first_title>
QRコード
<%plugin_first_title>検索フォーム<%plugin_first_title>

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。