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2010-09-30

上品と下品のあいだ。

冷静と情熱のあいだという素晴らしい本がありますが、下品と上品との間には何が挟まっているのか。

上品、というのは少し違うかもしれない。品性といったほうがいいのかもしれません。


昨日、酷評しまくった「食堂かたつむり」最後まで読みました。


ほんとに気持ちの悪い本でした。




ペットの豚の「エルメス」を殺してパーティーの料理に出すとか、ラスト、窓にぶつかって死んだ鳩を羽むしって料理して食べたら失語症が治った、とか、そういう描写も悪趣味ですが、一番気持ち悪く感じたのは、作者がこういう話をいい話だと思って居る、その高慢さにあるんだと思いました。最初から感じていた不快な違和感やイライラ感の原因がはっきり判った気がします。

ほっこり系のテイストにまとめながらも、食べる事=命を頂いている事の残酷さ、傲慢さもきっちり描いています。。。という風にしたかったのでしょうが、見事に失敗しています。


というのも、食堂を営む事の難しさも神聖さも、命あるものを食する=殺して食べる、という事の残酷さも有難さも、うわべだけをなぞってるだけだからです。

書評では、豚のエルメスを殺すシーンが残酷だとか、鳩を食べるのが気持ち悪いといった感想も多くあるようで、確かにものすごく悪趣味なシーンなのですが、私はリアリティは感じませんでした。


文章に匂いが無いからです。


逆さに釣るしただの、ナイフで切ったら血がポタポタだの、内臓説明シーンだの、悪趣味な描写の連続ですが、空調の利いた部屋でスプラッターを見ているような感じ。解体する人、料理する人の汗や、その場所に漂っているであろう強烈な臭いが伝わってこない。これを読んで、「料理」という言葉の持つ重さなんて少しも感じられない。どこそこのオリーブオイルだの、なんたらの塩だの、これはこうした方が美味しいだのとやたらと蘊蓄めいているのですが、多分、頭でっかちなだけで、ちゃんとした料理をした事が無い人なのでしょう。

ちゃんとした料理、というのは、雑誌に出てくるようなこ洒落たものではありません。生きるための食事、という事です。

体裁を繕うばかりでなく、生きていくため、食べていくために、命を頂く、という料理です。


取材として、豚の解体シーンの見学はした「かも」しれないし、実際の鳩料理も見学したの「かも」しれませんが、あまりにも薄っぺらで、それなのにしたり顔で語ってしまうところに、多くの人が違和感や気持ち悪さを感じるのだと思います。


以前、ある雑誌で、小池真理子さんと浅田次郎さんの対談を読んだのですが、お二人とも、「小説家とは、一枚の絵はがきから、何千枚という小説を生み出す事だって出来る想像力&創造力があるものだ」、という趣旨のお話をされていました。


又、故、三浦綾子さんは、「想像力の無い者は愛が無い」とも書いておられました。


食堂かたつむりが気持ち悪いのは、作者の貧弱な精神性と、愛の無さ故です。


料理、失恋、失語、田舎、中途半端な方言(母親の事をおかん、と呼ぶからには相応の地方だとは思うが、何故か地元の人の大半は標準語をしゃべって居るという不自然さ)、こ洒落た食材の数々、と、あれやこれや、「ウケそうな要素」を詰め込んでは居ますが、これらもファンタジーとして成立せず、「偽物臭」だけが際立ってしまいました。母親の事を「おかん」と呼ぶ事についても、深い憎悪を持っている設定ならば、「おかん」と呼ばせるのは不自然。「母は」「あの人は」でしょう。

ペットの豚のエルメスを、余命少ないおかんのたっての願いで結婚式の料理として出す、というエピソードも、感動させようとして捻り出した「アイディア」に過ぎず、だから何のリアリティもないし、「そういう愛もあるんだ」という共感も得られないのです。


豪快に生きてきて、でも愛する人のために処女を貫いた(事になっている)おかんならば、自分の余命を知り、愛するペット豚のエルメスの行く末を思い、いっそのこと自分で食べてやりたい、と思うのならば、その最期はきっちり見届けなくては本物ではありません。でもそれをこの作者はさせません。


豚を殺すのも解体するのも料理するのも、全て娘と、その取り巻きのオヤジたちに任せっきり。

そして、結婚式の料理として目玉と爪以外はあらゆる料理にされて皿の上に並んだペットを、このおかんは何と、きちんと食べてあげないのです。


『実際には、おかんはただその場にいるのが精いっぱいで、ほとんど料理を口にする事が出来なかった。それでも、姿を変えたエルメスを、遠くから、深いまなざしで見つめていた』(食堂かたつむりより抜粋)

末期がんで食欲が無いそうですが、なんて薄っぺらい文章でしょう。なら「食ってやりたいから殺して料理してくれ」って言ったのは何だったのか(笑)

ただの「アイディア」として「ショッキングな話」「これも愛の形」みたいなエピソードを入れてみただけ、という事がバレバレです。余命幾ばくも無い人間が、ペット豚を食べてやりたい、となった場合、パーティー料理にしてくれとは思わないのではないか。まずは自分一人で、じっくり味わってあげたい、となるのではないでしょうか。それに、おかんがペット豚エルメスを飼っていた事を知っていた人達が、この料理をどんな顔して食べたんだか。私なら、手造り披露宴に呼ばれ、出てきた料理が新婦が長年ペットとして飼っていた豚だって判った時点でその場で吐くと思う。ああ自己満足母娘。


文体は、よしもとばななさん風ですが、これも失敗。


ばななさんのように、つらつらと平易な文章で書き連ねつつ、人の心を揺り動かす、というのは物凄い高等技術なので、底が浅い人が真似をすると、大変つまらなくなります。


ラストの鳩食いも大失敗。

料理とは、命とは、と語りたいがための最期の一発だったのかもしれませんが、よりによって鳩食いで失語症が治り、最初の一言が「おいしい」は無いわー(笑)「鳩がおかんだと思った」のなら、そして、突き動かされるように窓にぶつかって死んだ鳩を料理するのなら、羽むしってる最中にわんわん泣きだす筈なんですね。で、泣き声が出て、え、声出して泣いてるよあたし、あたし声出して泣いてるよ、みたいになるのが自然じゃないかなあ。第一声も、「おいしい」ではなくて「ありがとう」では? 鳩に対して、おかんに対して、命に対して。「おいしい」という言葉には、感謝の気持ちが無い。「作った私」が一番だから、こういう言葉がスラスラ出てくるわけです。



あと、おかんが結婚するにあたり、「ふたりは、田舎の人達独特の乱暴な言葉遣いによる、温かい祝福を受けていた」って文章があるんですが、こういう所もなんだかカチンと来るんですよね私は。


このお話は、どこをどう読んでも、男に捨てられてショックのあまり声が出なくなり、頭のおかしくなった娘が、「金のなる木」であるおかんから無心しまくって、何の儲けにもならない自己満足の食堂を開き、末期がんのおかんに頼まれてペット豚を殺して骨の髄まで料理してパーティーで振る舞い、おかんが病死したら更におかしくなって、最後には死んだ鳩をおかんだと思ってオーブンで焼いて食べたら声が出るようになった、という話でしかない(笑)。



この本でのペット豚食い、野生の鳩食い、のエピソードは、カニバリズムを彷彿とさせる。生活の手段として、飼っている家畜を有難く食べるのとは全く違います。



「愛しい者を食する事」を正当化する人は大変なナルシストですし、自分のしている事に疑問を持ちません。ほっこりテイストでごまかされているけど、実はこういった異常さがあちこちに見え隠れするから、「気持ちが悪い」「下品」という印象を与えるのだと思います。


又、嫌がらせとしてサンドイッチに陰毛を挟まれた話とか、おかんのスポンサーから、「お●んこショー」と罵られる場面も、とっても下品。何故そこにいくのか。「世の中にはこんな酷い人も居る」事を「美しい生き方の私」との対比として出したつもりなのかもしれませんが、この本に出てくる不快なエピソードには、どれもこれも性的な異様さを感じさせるものばかりで、それも気持ち悪さに拍車をかけています。下品にも色々あるけど、ここまで不快な下品さは珍しい。


さて、これじゃあんまりなので、口直しの本をば。



石田衣良さん著 sex


セックスがテーマの短編集。恋人同士、セックスレスの夫婦、無差別殺人を起こそうとする男が出会う一人の女性。石田さんの作品には、愛があります。登場人物一人一人への、暖かな眼差しがある。直接的な表現も多々あるのに描写がとても美しく、しっとりとした息遣いまでが伝わってきます。あとがきに、「いい本といいセックス、どちらも大人の生活に欠かせないもの」と書いておられます。非常に品性あふれる作家さんです。



次はこれ。

しびれフグ日記

岩井志麻子さんのエッセイ、しびれフグ日記。


岩井さんは、エッセイでは岡山弁の「~じゃけえの」「~じゃのう」を連発し、Hで過激なお話も沢山。恋愛も存分に楽しんでいらっしゃる。でも、下品じゃないんですね。それは、この方が書くことに対して真摯だからです。文章に、嘘が無いからです。



どんなに過激な事を書いても、本人に品性があれば下品にはならないのです。




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2010-09-29

ともだち風味と本物の小説家。

私はモノや人に対する「嗅覚」というものには、生意気ながら、そこそこの自信を持っていて、前々からどうも「ともだち風味」(20世紀少年から取った私の造語です・笑)を感じて仕方無かった本があり、当然そんな本を買うわけもなく、図書館で順番が回ってくるのを待っていて、やっとこさ回ってきたので読み始めた次第。

かたつむり。
食堂かたつむり。



。。。。やっぱり。


テレビで取り上げられて、あれよあれよとものすごい勢いで売れている(らしい)この本。映画化もされている。しかしアマゾン等の書評は散々。何故? 何故マスコミでもてはやされ売れてている(事になっている)のに書評は散々なのか。読んで納得。これ、文学じゃない。小説じゃない。じゃあ何なのか。何なのかよくわからない(爆)。


作者の小川糸さんはメディアへの露出も多い。お料理のレシピ本なんかも出されており売れに売れている(事にななっている)。


以前、ある新聞社のサイトでインタビューを読んだのですが、元々文筆の仕事に憧れ、様々な文学賞に応募し続けるも全く芽が出ず、この「食堂かたつむり」も、某文学賞に応募したもの。大賞は逃してしまったが、編集者がその才能を見出し、書き直させて出版した所大ブレーク。苦節10年という事になっていました。


でも実際には、この方は音楽業界では有名な方の奥様で、この「かたつむり」を書くずっと前から、雑誌にいくつかの小説を発表したり(雑誌に小説を発表するなんて、素人にはものすごくハードルの高い事のはずですが、この経緯については何故か不明・笑)、作詞まで手掛けている。恐らく文学賞への応募も売り出す為のストーリー作りの一環で、これを「苦節10年」とは言わないでしょう。


今ちょうと半分まで読んだけど。。。。既にギブアップ。文章も稚拙だし、ストーリーもご都合主義過ぎて退屈極まりない。「カントリー風のおうちの一階をカフェとして開放している美人オーナー」なんだけど、よく見れば床はすのこだし、おうちの裏はゴミだらけだし、みたいな。


方向性としては、栗原はるみさんのようになりたいのかな、みたいな野心も感じられますので、小説も「なりたいあたし」への足がかりに過ぎないのかもしれません。業界に首を突っ込んでいる「奥様」が、色々人脈をお持ちの旦那サマに後押ししてもらって頑張ってます、みたいな。



野心、という言葉を出しましたが、「書く」行為というのは随分血なまぐさい、自我の塊の作業だと私は思っています。そして、小説家といわれる人達は、皆自分がそういう人間だ、という事をよく自覚しているように思います。自覚するという事は、「ことば」に対して謙虚であるという事です。どんな淡々とした文学作品だろうが、過激な官能小説だろうが、児童文学だろうが、その人の息使い、書くことに対する真摯な情熱、ことばに対する謙虚さというものが見え隠れするものなのですが、この作品にはそれがありません。とにかく読んでいてイライラするような「違和感」が終始あり、それはひとえに、(レビューで書いている人も多いのですが)、ふとした所で露見する「下品さ」と、言葉に対する無頓着さ、高慢さにあるのではないかと思いました。




あと半分残ってるけど。。。サクサク読める(心が震える事が全く無い)し、とりあえずラストまでは読んでみようとは思いますが、多分、後に何も残らないと思う。文体が好みじゃないとか、興味無いジャンルという本はあるけど、あざとさや不快感を感じる本ってのは久々。本好きは読んでて腹のたつ本だと思います。



昔、吉田拓郎さんの歌で(題名は忘れた)「自然に生きてるってわかるなんて、なんて不自然なんだろう」って歌詞があり、いたく共感したんですが、それを思い出しました。



あ!


いえ、冒頭で「これは文学じゃない。小説じゃない。じゃあ何なのか。何なのかよくわからない(爆)」と書きましたが、あれだ! これ、あれだわ、タレント本!!




それなら納得。




さて、これじゃあんまりなので、最後に正真正銘の作家の、正真正銘の「小説」をご紹介。


集英社の「レンザブロー」という小説サイトで、もう最終回となっている、坂東眞砂子さんの「鏡村通信」。私小説、となっており、主人公の作家「私」が、外国から移り住んだ鏡村での、土地を巡る地元の人達との壮絶な軋轢を乗り越えていくお話なのですが、これが本当に面白い。坂東さんにとっては大変な事で、面白い、というのは不謹慎かと思いますが、小説とはこういうものだと思います。


鏡村は実在する場所ですし、実際にお住まいの場所。私小説、とありますが、全てノンフィクションだとしたら、村の人々の嫌がらせなんかも肩書き込みでリアルに描かれており、凄いの一言です。フィクションだとしても、クレームもあったんじゃないでしょうか。諸事情があるのか、残念ながら最終回しか読めなくなってしまっていて(それまでは全話読めていた)、初めて読む人にはちんぷんかんぷんだと思いますが、淡々とした文章で「読ませる」のは流石です。



書く作業には覚悟が必要です。上手いといわれる作家には皆この覚悟と、言葉に対する謙虚さがあります。今や押しも押されぬ人気作家の岩井志麻子さんも、上手い作家の一人です。離婚し、お子様の親権も持てず、作家としてやっていける目途も何もなく、正に体一つで上京された時の心境について、あるエッセイで「私には書く事しか無かった」と書いておられました。岩井さんは「ぼっけえきょうてえ」でホラー小説大賞を受賞して世に出ますが、この「ぼっけえきょうてえ」は、正に、岩井さんが、ご家庭が崩壊してゆき、愛するお子さんを手放さねばならなくなった状況の中、心の底でわあわあ泣き叫びながら、それでも書く事だけは手放さないと腹をくくって書いた小説なのです。それだけの覚悟と情熱と謙虚さを持って言葉を紡ぐからこそ、人は心を打たれ、感動するのです。


作家自身がどれだけ傲慢な生き方をしようが、何を着ようが、そんなことはどうでもいいのです。大切なのは言葉に対する謙虚さと、書き続ける事への覚悟です。それのない本を小説とは言いません。






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2010-09-23

お客様は神様じゃないですよ(笑)

『お客様は王様かよ』というテレビ番組を見ました。

トンデモクレーマーやそれと戦う担当者、また、トンデモ店員について等、なかなか見ごたえがありました。



今はクレーマー社会と言われており、どんな業種だろうが、クレーム対応抜きにしてやっていく事はできません。学校現場までもがそうで、モンスターペアレント(モンペ)なんて言葉まである位です。


さて、番組の中では、悪質クレーマーだけでなく、明らかに店側に落ち度のある「正当な苦情」も取り上げられており、店長さんなどが上の社員から厳しく叱責される場面も放送されていましたが、ちょっと、疑問に感じたこともありました。


叱られた店長は、当然、働き手であるアルバイトに注意をするでしょうが、そもそも何故店員の質が低いのか、という部分を上層部が理解し、改善しなければ、ただ注意しただけでは何も解決しないんじゃないかと思いました。

ぎゃあぎゃあ叱りつけてるけど、それに見合った待遇を、現場で働く店長やバイトにしてるんですか? という事。要はお金と、プラスアルファの労いです。


確かに悪質クレーマーは一昔前に比べて随分増えているとは思います。

私自身も接客業なのですが、あきらかに日ごろの鬱憤を、絶対にお客さんに逆らう事が出来ない店員相手に暴れる事で、憂さ晴らししているな、というタイプもよく見かけます。

では、そうでないクレーム。明らかに店に落ち度があり、苦情を言ってくるお客も言葉遣いなども紳士的で、ごく普通の人、というパターンは何故起きるのでしょうか。

原因の最たるものは、スタッフの意識の低さやスキルの低さでしょうが、これは、上の人間が如何に「やる気」を起こさせるかで随分と変わってきます。


今は価格戦争といわれており、服だろうが食べ物だろうが、「激安品」は各企業の目玉のひとつとなっています。この不景気で消費者も賢くなっていますから、ただ安いだけではだめ。安くても、ある程度の品質を維持することも大事です。

となると、ターゲットになるのが人件費です。


働いている人の給料(時給)はどんどん下げられたり一向に上がらないのに、求められるものはどんどん厳しくなるのです。


こんな状況だと、まじめに働くのがばからしい、と思う人も当然増えてきます。まだそこで、上に立つものが心ある人で、「お疲れ様」「ありがとう」といった言葉を絶やさず、何でも率先してやって見せる人ならば、バイトもついて行くでしょうが、何の労いの言葉もなく、自分が楽することばかり考えて、上層部にはペコペコし、バイトには辛く当たる人だったらどうでしょうか?

バカバカしくってやってられないですよね。


当然、会社全体に活気は無くなるし、スタッフも不満ばかり溜まって笑顔で居る事は難しい。人員削減でただでさえ手薄な所へややこしい客が来たら、嫌な顔にもなってしまうでしょう。


飲食店などに入っても、たまに随分スタッフが少ないな、と思う店もあります。

混んだ店内を、一人二人のスタッフが駆け回っている。


当然、オーダーに来るのも遅いし、料理が来るのも遅い。ミスもあります。


人件費を削れば、見た目の数字では儲けはプラスになるでしょうが、それに比例してクレームの増える確率も、スタッフの不満も増えるのですが、それに気がつかない管理職が結構多いんですね。


番組の後半では、ある人気旅館の裏側を取材していました。


ここではクレームゼロを目指す対策として、広い館内のあちこちにモニターを設置し、コントロールルームの社員が管理。「ロビーが混んで居る」「宴会場の準備が遅れている」等いち早くキャッチし、すぐに各部署のスタッフに「ここを手伝ってください」「あそこの車を移動させてください」といった指示を出し、お客さんから苦情が出ないようにしていました。


当然これは、それに対応できるだけの人員を確保しているから出来る事ですし、上に立つ人が倍動いているから、下で働く人もちゃんと動く、という理想形だと思いました。


今は24時間営業の店も増え、色々なサービスがあり、「お客だから何してもいい」という意識の人も多いです。
傍から見るとみっともないだけなのですが、日ごろ、よほど職場や家庭で虐げられているのでしょう、しょうもない言いがかりをつけて店員に頭を下げさせ、優越感に浸っているクレーマーも居ます。


クレーム対策として、ただスタッフを叱責しても、何も変わりません。

待遇のいい会社に就職するのは難しい時代ですが、アルバイトならいくらでもありますから、若い人なら特に「こんな所やってられるか」とすぐに辞めてしまいますし、代わりに入った新人も、やはり続かない。当然スタッフのレベルは低いままです。


どこも経営は苦しいでしょうが、笑顔や言葉にお金はかかりません。

上に立つ立場の人は、お客さんにペコペコするだけでなく、率先してスタッフ達に「お疲れ様」「ありがとう」の言葉をかけてあげてはどうでしょうか? そうすれば気分良く働ける=頑張ろうと思える=笑顔になる=スタッフの質が向上する のです。

単純な事ですが、スタッフの心を動かす事が、少しでもクレームを減らす一番の早道だと思います。



さて、お客さんですが。


確かにお店にお金を落としてくれる人ではありますが、神様じゃありません。神様という存在は、人を幸せにする存在ですし、人間がとってかわれるようなものではありません。


お客さんが来なければ店は潰れますが、その立場を利用して悪質な言いがかりをつけてくるような人はお客様とは呼びません。単なるクレーマーです。今はネット社会ですし、グーグルマップなんて恐ろしいものもありますから、住居の特定等簡単。相手が立場の弱い店員だからといって調子に乗ってクレームばかりつけていると、いつどんな仕返しをされても文句は言えません。ブラックリストのある店なら、履歴も残りますしね。店での立場は店員よりお客の方が上ですが、一歩店を出れば、たかだかアルバイトにそんな自覚はありません。気をつけたほうがいいでしょう。


景気が悪いし、雇用状況も悪い時代。学校や職場や家庭、いろんな不満のはけ口に、「お客」の立場を利用する人が増えてるんですね。クレーマーも、職場ではやはりクレームを受ける立場だったりするんでしょうか。


だからこそ、各企業、気分良く働ける職場を作る努力が必要だと思います。





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2010-09-20

どの口で言うとるねん。

先日の朝刊に、「95歳タカラジェンヌの夢」と題して、少女時代にタカラジェンヌを目指しながらも、受験することすら叶わぬまま、95歳で亡くなった女性の元に、音楽学校から願書が届いた、という記事が大きく載っていました。


女性が「あと数日の命」と医師から告げられた際、ご家族の方が「最後になにかしてあげたい」と音楽学校に「願書を送ってほしい」と電話しましたが、同日、女性は天に召され、葬儀後、願書と一緒に文化祭のパンフレットや記念誌が届いた、という記事でした。

取材を受けたご家族は「これほどの真心はない」「さすが世界の宝塚、美しい舞台と真心が完全に一致している」と大変感動されてたとの事。

最後に宝塚音楽学校副校長、今西正子氏のコメントとして、「私自身OGとして~タカラヅカは生きる活力になると自負しています~夢と希望を持って天国で受験してくださると思います」との言葉で締めくくられています。



この記事を読んで驚いたのは、96期生による同期生へのいじめ、万引き捏造退学訴訟問題の渦中にあったこの副校長が、未だに現職にある、という腐りきった事実です。



カネコネ入学者の一方的な言い分ばかりを真に受けて(万引きに対する同期生の目撃証言が虚偽であることは、防犯カメラの映像と証言が異なる事から立証されています)、何の罪もない一生徒を窃盗犯として扱い、裁判所の仮処分にも従わず2度も退学処分にし、「防犯カメラを見てください」と泣きじゃくるSさんに対し、「劇団を潰しても自分の名誉を守るのか」「やっていないなら(目の前にいる万引きを報告した同期生に)あなたたちが嘘をついていると目を見て言え」と他の職員が言った際、それをたしなめるどころか「(万引きを)やってないなら(同期生が嘘をついていると)言えるんじゃないの」とせせら笑った人物です。(この時のやりとりについてはSさんが裁判で詳細に証言し、学校側はしどろもどろでした)

裁判でも、「Sさんが万引きや窃盗をしたと確信している」といった発言をしましたが、裁判官に「なぜそう言い切れるのか」と追及されると「えー」「あー」と途端に旗色が悪くなり、実際には自分で現場を見たわけでも無く、きちんと調査したわけでもなく、一教育者としてSさんの言い分をきちんと聞いたわけでもなく、一方的にSさんを悪者に仕立てあげた小娘達の幼稚な証言をうのみにして退学にまでした事がわかりました。


校長は何をしていたんだ、という事ですが、当時の校長は既に故人。いじめがあった当時もお飾り状態で、学校の運営にかかわる事は、殆どこの副校長と、裁判でもトンデモ発言を繰り返していた事務長が仕切っていた事が明らかになっています。


のらりくらりと裁判を引き延ばし、原告のSさん側を金銭的にも精神的にも追い詰める作戦のようでしたが、頼まれても居ないのに初舞台を控えた96期生を証言台に立たせ、原告を侮辱し、その猿芝居で余計に世間や裁判官の反発を買い、勝算が無いとなると判決前に和解に持ち込み、あれほど音楽学校は潔白だとわめいていたのに、Sさん側が「和解内容をすべて公表してほしい」と言うとそれを拒否。公表されたのは「音楽学校の卒業証書を渡す(今後請求があった場合の卒業証明書なども発行する)」「Sさんは歌劇団への入団はしない」という点だけで、謝罪の有無や、慰謝料の額等、他の和解内容は一切公表させませんでした。


まあ、それだけ後ろ暗い所が沢山ある、と、公表してしまったようなものですが。


音楽学校のHPにも、ファンや原告への謝罪、これから受験しようとする人たちへの釈明や反省文等は一切無く、それどころか96期生がネットでバッシングされた事について「残念だ」と逆切れメッセージを載せるという醜態を晒し、宝塚も落ちたものだ、と多くの人の顰蹙を買いました。


裁判で、同期生達の壮絶ないじめや、学校や寮のずさんな管理体制が明るみになり、裁判官から異例の「お叱り」まで受けており、一般企業なら、これだけの失態を晒せば責任を取って辞任するなり降格するのが普通ですが、普通ではない組織なので、そのまま居座っているようですね。



副校長という立場にありながら、生徒指導と名のつくことは一切せず、いじめっ子達の幼稚な虚偽証言をうのみにし、いじめを阻止するどころか結果的には助長させ、加担することにまでなった人物。

一人の少女の夢と希望を踏みにじり、窃盗犯の濡れ衣を着せたまま(これはいじめでは無く犯罪行為に当たります)退学にし、過酷な人生を強いておきながら、何が「生きる活力」「夢と希望」、ですか。




どの口で言うとるねん!!(お下品でごめんあそばせ)






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2010-09-18

顔が痛い熟女(自称)の話。

異様な暑さ。。。の夏が、急に終わりつつある田舎町。


私の住んでいる町は、所謂山の気候。暑いか、寒いか、みたいな感じで、ここのところ、日中は暑いけれど、朝夕はめっきり冷え込むという、プチサハラ砂漠状態。

こういう状況だと、肌の弱い熟女(笑)の顔はどうなるか。


使っている化粧品が合わなくなってきて、顔が所々痛くなってきました!


冬から使っていた「はしかた皮膚科クリニック」の化粧水が、暑くなるにつれてべたつくようになり、ソフィーナボーテのミニサイズにお試しかねて変えてたんだけど、顔がヒリヒリしてきた。。。。



ボーテ
化粧水と美容液のミニセット。使い心地いいし、かなりのびるので長持ちしました。


ちょうど無くなりかけてるし、変えようかな。。。と思っていたら、元彼(笑)の「はしかた化粧品」から何やら大げさな荷物が。。。。

はしかた
ガスコンロが届いていると子どもに言われた。


新商品発売記念プレゼント、とのことで、化粧水と美容液の試供品、冊子が入っていますとの記載。開けてびっくり。「試供品」シールの貼られた現品サイズの商品2点と、分厚い「本」が入ってる! 冊子には「しわについて」「シミについて」等、皮膚についての細かな説明とお手入れ方法が、殆どイラスト無しでびっしり書かれています。さすが皮膚科専門医の化粧品!!



はしかた2
「試供品」て。。サイズ現品のままだし、冊子の厚みは1センチ以上。。 なんという太っ腹!


こんなの送って貰えるなんて、さぞやバンバン買い物していたんでしょうね。。と思われるかもしれませんが、私、一度百貨店の催場で1500円くらいと通販で5000円位、それも一度買っただけなんですよね。伸びが良くて長持ちするし、何せ化粧水1000円。クリームなんて500円だから。石鹸なんてまだ使い切って無いし。


クリームも化粧水も、かなりこっくりした使い心地。でもべたつき無し。ヒリヒリも無し。うん。今日からこれ使おう。助かった助かった。シャンプーとメイク落とし(500円・笑)注文しようかな。夏場も問題なければ、年中「はしかた化粧品」使いたいんですけどね。


以前にもご紹介しましたが、はしかた皮膚科クリニックが開発している「はしかた化粧品」は、びっくりする位安価なのに非常にクオリティが高いので、肌質に合えば本当にお買い得です。シャンプー、UVクリームや化粧落とし等、アイテムも地味に増えつつあります。


いくらフルフェイスでUVシールドを使っていても、長時間バイクに乗っていると、肌が受けるダメージはかなりのもの。UVケアや洗顔、保湿は365日大事ですから、気候や肌の変化に合わせて、その都度一番安心できるものを使いたいですね。





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