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2014-02-25

えりたんはオトコマエ。Ⅱ

こんばんは。

えりたん退団発表から10日以上経ちました。

あっという間だったなあ。

あの日から、毎日通勤の時に聴いていた「CONGA!!」のCDが聴けなくなりました。

「ドリキン」のCDも。

「壮一帆ディナーショー」のCDも。


聴けるわけがないじゃん。胸がいっぱいになっちゃって。


なので今はディズニー映画音楽集がかかっております。

非常に無難でよござんす。

無駄に感動もしなければ、「ああああミッキーいいいい~!!」なんて感極まる必要もありませんし、かといって味気ない気持ちにもならず、適度に明るいテンションになれますし。



えりたんの退団発表後、相手役のあゆっちの退団発表もありました。


私は娘役は必ずトップの退団に添い遂げるべきなんてことは思っていないけれど、あゆっちの会見を見て、彼女のように素直で聡明で、舞台人としてきっちりとしたプロ意識のある人がえりたんの相手役さんで本当に良かったと心から思いました。

えりたんから、全ツのお稽古中に、3作で退団しようと思っていると聞かされて、その場で「ご一緒させて頂いていいですか」と即答したというあゆっち。

そこには一切の妥協も、見栄も、計算も、何もない。ただただ壮一帆の相手役として、えりたんを知れば知るほど、(卒業するなら)ご一緒したいと言う気持ちで居たという。

そんな物凄い決心をした二人の作る舞台だからこそ、私は何とも言えない力みたいなものを感じて、一気にファンになってしまったのかなあ。



えりたんの退団発表の記事だけ読んだ時は、何故3作で? というのが正直な気持ちだった。

何も10年に一度の大運動会の前に辞めることないじゃん。とも。

だが、「自分が目指す最高の舞台を作る上で必要な体力・精神力を冷静に考えた上で、自分の舞台人として燃え尽きることができる時が今だなと考えるに至った」という言葉を聞いて、すとん、と落ちた。

えりたんは、正真正銘のタカラジェンヌであり、最高の舞台人だ。

彼女の舞台に一切の妥協が無い事は、トップになるずっと前から感じていた事だし、彼女自身も会見で、「トップになる前から毎公演毎公演、これで辞めても悔いはないという位、全力投球で取り組んできた」と話していた。


ああ、とうこちゃんと同じだなあ。と、胸が熱くなった。

安蘭けいも、同じことを言っていた。

長く足踏みが続き、もうトップにはなれないと思った時、もう期待するのはやめよう。それよりも、舞台の上で死んでもいい位、与えられた役を生き抜こうと決めた、と話していたし、早いうちに後進に道を譲りたいとも言っていた。

彼女達は、私たちよりもずっと前を見ているし、聡明で冷静だ。


えりたんはもうずっと前から辞めることを決めていたし、何年も前から「この境地」にあったのだなあ。そう思った。




先々週、9日に東京千秋楽を終えた雪組。

えりたんチームは3月にドラマシティで上演される『心中 恋の大和路』のお稽古集合日が11日。2番手のちぎちゃんチームは3月7日にはベルばら全国ツアーがスタートする。

なんてハードなスケジュールなんだろうと正直心配になった。


本公演の上演期間が短くなってから、物凄い過密スケジュールって印象。

これに加えて、専門テレビチャンネルの番組収録や、雑誌のスチール撮りや取材、その他諸々のお仕事もある。

4組だったのが5組に増えたけど、組子達の負担は減るどころか増える一方で、トップスターとなると更に輪をかけた忙しさだろう。

昔の作品を見てみると、ビジュアルは今の子たちの方がずっと洗練されていて美しいのだけど、芝居や歌やダンスと言った、舞台人としてのスキル、という点においては、今の現役生徒達のレベルの比ではなく、本当に巧い人が多い。

しっかりとした芯のある芝居。どっしり腰の据わった舞台姿というのだろうか。



今は総じて薄い。



お稽古や基礎レッスン、自分磨きにじっくり取り組む時間が無いのだと思う。観ていて非常に不安定で、安心できない。歌声が裏返ったりすれば、一気に現実に引き戻されて興ざめしてしまう。

壮一帆のヘイリー役の芝居の達者さと、ショーでの圧倒的な存在感を見て、私はもうその舞台人としての完成度の高さに唸るしかなかったわけだけど、同じ事が出来る人がどれだけ育っているかというと、心もとないとしか言いようがない。

今おけいこの真っ最中の雪組。

ドラマシティが終わったら、トップスターコンビは春の月組公演への特別出演、その後、4月に『大和路』をひっさげての青年館。

6月に大劇場本公演でそれが7月半ばに終わり、8月には東京宝塚劇場。

10月初めが10年に一度の大運動会で、その数日後には日生劇場。

そして年を越して、2015年。また大劇場での本公演。。。。。


トップスターとして最低でも4作するという事は、この怒涛のスケジュールの全てをベストコンディションで乗り切らなくてはならないという事だ。


適当にやれば、乗り切ることは可能だ。

特に大運動会。

お芝居ではなくイベントなのだから。

だがえりたんは、イベントだからと言ってテキトーにこなすような人ではない。

大運動会、そりゃえりたんなら全力投球するだろう。手抜きなんて考えないよ。だってたとえイベントであっても、それは宝塚歌劇団のイベントで、トップスター壮一帆が出る運動会なんだもん。手抜きして作り笑いでキャーキャーこなすわけがない。

そして運動会の数日後には日生での公演。

素人が考えたって、お稽古大丈夫? 舞台に差支えないのかしら? 何より怪我が怖すぎるんだけど!? と思うけれど、だからといって、10年に一度の大運動会に、雪組だけ出場しませんなんてことは、経営としてはありえない。


キャリア19年の壮一帆。

自分をごまかし周りをごまかし、運動会では絶対に怪我しないよう、うまい事手抜きしまくり、日生公演を何とか乗り切る事だって可能だったはずだ。



だが舞台人壮一帆は、自分が目指す最高の舞台を作る体力や精神力を冷静に考えた。

そして、これがベストと、3作での退団を決めた。10年に一度の大運動会も、次期トップが率いるべきだと判断した。


400人近い劇団員。

実力を伴わない者がわけのわからない抜擢を受けたり、へたくそな人が堂々と舞台に立っていたりする事が普通にある現状。

えりたんのような真っ直ぐすぎる決断は、そういう人達から見れば、「勿体ない。馬鹿じゃないの!?」「ポジションさえ掴めば、後はちょろいもんよ」と鼻で笑われてしまうようなものなのかもしれない。




だが壮一帆は、ファンや舞台を裏切る事も、ごまかす事も、絶対にしない人だ。

彼女がどれだけ真面目で謙虚でファンを大切にする人かというのは、入り出の様子だけでもよくわかる。

一人一人に「ありがとうございます」と笑顔で声をかけ、お手紙を受け取り、ガードの端から端まで見渡して手を振って入っていく。

帰る時も同様で、ファンへの挨拶は絶対に欠かさない人だ。

それは彼女が礼儀正しくていい人だからというのは勿論なのだけど、常にファンの前では壮一帆であり続けようという、彼女のプロ根性の賜物でもあると思う。


実際、まるで機械のように無言で、にこりともせずお手紙を受け取り、車に乗りこむなり沿道のファンには見向きもせず、携帯いじるスターだって居る。



「壮一帆」だって人間。

疲れている時もあるだろうし、悩んだり、腹を立てたり悲しんだり、心が波立っている時だってあるだろう。

でも彼女はいつもいつも飾らぬ笑顔であり続けて来たし、これからも、壮一帆である限り、その笑顔を貫き通す人だ。

物凄い精神力だと思う。


ただ。

もしえりたんが、真飛さんの次に花でトップになっていたら、僅か3作で退団しようとは思わなかったはずだ。

これに関しては、私は劇団に、人事のあり方というものを考え直してほしいと思うし、猛省を促したい気分だ。


会見でのえりたんの「雪組に組替えですと言われた瞬間に、3作でと、決めました」「何度も辞めようと思った事があるし、これで最後、もうこれで辞めてもいいと言う気持ちで全力投球してきた」と言う言葉。



彼女のような人気も実力も申し分ないスターが、何故「何度も辞めようと思った」のか。何故、トップになってからたった3作で辞めようと思ったのか。


又、トップ就任後のインタビューで、既に退団したみわっちとすずみんの事に触れ、「退団すると聞いた時、悔しくて泣きました」と言っていた事。

みわっちは花組っ子でえりたんの一学年下で、人気も実力もあって。

同期のすずみんは別の組だったが、これまたカッコイイ路線男役。

でも二人ともトップにはなれなかったし、正2番手の羽を背負うことも無く退団する事になった。

何故トップになったえりたんが二人の退団に触れ、「寂しかった」でも「残念だった」でもなく、「悔しくて泣いた」と言ったのか。



劇団の人達さあ。「そりゃ厳しい世界だからなあ 壮一帆はよく頑張った よく乗り越えた」なんて美談化してんじゃないよ~と、言いたい。



第一期の雪組時代。

番手も学年もえりたんの方が上だったけど、明らかに舞台の上では下級生のキムちゃんのほうがプッシュされているなーと思う事もあった。



そして花組に組替え。


ここでも3番手時代が続いたが、真飛さんがトップになり、2番手昇格。「まとえり」として素晴らしい時代を築いた。

真飛さんが退団するとなった時、キャリアや実力から言っても、誰もが次期トップは壮一帆だと信じて疑わなかったはずだ。


だがまさかの足踏み。

花組トップスターに就任したのは、よりにもよって、当時宙組2番手だった、同期のまゆちゃんだった。




私はこういう、「ジェンヌ本人の心情に全く配慮しない人事」に本当に腹が立つ。

蘭寿とむというスターは、トップになるべき人だと誰もが思っていたし、その人気と実力を思えば就任は遅いくらいだった。

でもなんてえりたんが居る花組?

宙じゃダメなの?


こんな呟きをファンが洩らさなければいけないのも悲しいし、なによりその人事に一番心を痛めたのは、トップに就任したまゆちゃん本人だったのではないだろうか。




ダイナミックな舞台姿とは裏腹に、心優しくて繊細な彼女が、他から異動してきた自分がトップになる事で、人気も実力も申し分無い、正2番手である同期を足踏みさせてしまう事になる、という現実に、どれ程心を痛めたことか。


そしてその人事には、えりたん自身も傷ついただろう。

自分の力に奢り高ぶるような人ではないし、頭のいい人だ。劇団人事が予想外の連続であることも十分承知していた筈だし、自分が100パーセント次期トップだと能天気に思い込んだりする事は無かったとは思うけど、正直な所、「もうそろそろ(トップに)なれるんじゃないだろうか」っていう気持ちはゼロではなかったはずだ。

だが結果は足踏み。しかも他組の同期が落下傘してきて。。。。。


よくこの時に辞めなかったなと思う。

しかも彼女は番手がどうこうなんて枠に囚われず、蘭寿とむをトップスターとして花組がどうあるべきか考え、素晴らしい作品をみんなで作る、という事に全身全霊を傾けて努力し続けた。

だがそれはえりたんが真の舞台人として踏ん張ったからで、劇団の手柄でもなんでもないだろう。

私はこの時に、順当にえりたんが花で、まゆちゃんが宙でトップになっていたらなあ、と、ふと、思う事がある。



思えば本当にここ数年の人事の迷走ぶりは酷過ぎる。

えりたん、まゆちゃん、そしてかなめちゃんの、テトリスみたいな異動落下傘。

組替えってねえ。物凄く消耗すると思いますよ実際。自分が異動する事で、番手が下がる人が出てくるわけだし。キムちゃんだってもっと大切に育ててあげて欲しかった。トップお披露目公演なのに相手役がダブルキャストだなんて、あまりにも気の毒だったし、作品にも恵まれなかった。

トップと準トップでお披露目役替わりってのもあったなあ。

もう生徒はオセロのコマみたいなもんで、あっちやったりこっちやったり、じゃあ黒に変えようか、じゃあ今度は白だ、みたいに振り回されっぱなしである。

宝塚は独身女性だけの劇団。

どんな人気スターだって一人の女性だし、いろんな夢や、悩みや、葛藤がある。傷つく事だってある。

女性の体は繊細に出来ているから、やはり、年齢を重ねるごとに、フェアリーとして、舞台人として、色々と体の変化に戸惑ったり、限界を感じる事も出てくるだろう。

近年本当に生徒の怪我や体調不良による休演が増えてると思うんだけど。

これ、外部の舞台じゃ絶対に許されない事ですからね。もう二度と仕事来ないです。代役なんていくらでも居るという意識なのか、劇団側もおざなりな報告文で済ませているけれど、事の重大さをもっと認識した方がいいと思う。

怪我したり体調崩すってのは、確かに本人の責任が大半を占める。

でもねえ、ハードすぎるんですよ。心身ともに。なにもかもが。

だからこそ。

もっともっと、彼女達には自分自身の心や体をメンテナンスする時間を与えてあげて欲しいと思うし、無駄に心が折れるような人事はやめて欲しいと思う。それに、番手を上げる適切な学年というものを、生徒一人一人の実力や人気を鑑みて、真摯になって考えてあげて欲しい。



だけどさあ。

いやあ、えりたん、ほんとうに見事だよ。

私はあなたの退団会見を見てますます惚れました。

何が起きても決して逃げず、全てを受け止めて、そして最後には、どんなに辛い事も大変な事も、笑顔で花丸にしてしまうあなたの強さと健気さに。

もうずいぶんと昔、大好きだったブロガーさんが、えりたんの事を「強気とへタレのさじ加減が絶妙」って書いていて膝を打ったんだけど、まさにそうなんだわ。退団発表の場でもね。

あっぱれとしか言いようがない爽やかな会見。でも最後、笑顔で直立不動で写真撮られている時に、「あー。ずっと黙ってたこと、言っちゃってスッキリした―!」みたいなあどけなさがちょっと、混じってる。


だけどすこーし、目がうるんでるの。うっすらと。


強気とへタレのさじ加減。



もう本当に可愛くて、でもその強さ、健気さに拍手を送るしか無くて。


そして、退団公演のチラシに泣いた。

「散らば花のごとく」
「これが最期 忘れられない壮一帆」

何このコピー。

退団公演だからって、こんなに泣かせるチラシ、見たことない。

えりたんて、愛されてるんだなあ。

みんながえりたんのためならと、何かしてあげたくなる、そんな魅力を持った人なんだね。


えりたんが決めた事なので、もうごちゃごちゃ言わないよ。

もう何年も前から、腹を括っていたんだね。

よしわかった。

応援するよ。

悔いの無いように、舞台人壮一帆のラストスパート、見届けます!!




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2014-02-14

えりたんはオトコマエ。Ⅰ

オトコマエ過ぎる会見だった。

雪組トップスター 壮一帆の退団記者会見。

記事としては昨日読んではいたが、やはり、えりたんの生の声を聴きたかった。

聡明で、誠実で、潔くて、超がつくオトコマエな、トップスター壮一帆の会見だった。


番手がどうあれ、タカラジェンヌは退団するとき、その理由や退団後の事について、本当の意味で明らかにはしないのが通例だ。

「ほにゃららの公演をやっている時に決めました」とか相応の理由は皆言うけれど、実際に肩たたきなるものが存在する歌劇団において、それが「本当か」なんて誰にもわからない。

トップお披露目公演が退団公演になると言う、忌むべきワン切りトップ人事の犠牲になったチャーリーやかしちゃんでさえ、「トップのお話をいただいた時、あ、悔いは無いなと退団を決めました」なんてわけのわからない理由を、充血した眼を見開いて言っていた。「劇団の方針に従いました」(要はクビ)なんて「ホントの事」を言ってのけたのは、同じくワン切りの犠牲になったブンちゃんくらいなもんである。

退団後の事についてだって、「結婚の予定はありません」「退団後どうするかはまだ決めておりません」

って言うのが型みたいになってるし、そう言いながら、退団してからさくっと結婚したり、さっさと新しいお仕事を始めたりってのは良くある事。

何故なら彼女たちは、タカラジェンヌというフェアリーだから。


マンガみたいな二次元メイクに華やかな衣装。これ以上ありえない位の夢の世界を、男役を、娘役を(宝塚の舞台上に居るのは男でも女でもなく、男役、娘役、女役、という芸術である)演じておきながら「今婚約中で」「退団したらすぐに舞台のお仕事が決まっています」「もう限界を感じるし、こんな人事アホらしくてやってられるかって気持ちになっちゃったから辞めます」なんて口が裂けても言えやしない。

そんな「現実」を口にしてしまったが最後、自分自身が舞台上で築き上げてきた夢の世界も、タカラヅカスターというフェアリー性も、一瞬にして崩壊してしまうから。

だから特にトップスターの退団記者会見っていうのは、舞台メイクを落としたスターが、トップスターとして自分自身を演出する一世一代の大舞台でもあるんじゃないかと私は捉えている。


えりたんが嘘をついている、なんて思っていない。


本当に爽やかで、誠実で、聡明で、えりたんらしい、正直でまっすぐな会見だった。


だが、宝塚歌劇団の壮一帆としての会見である以上、彼女は全ての言葉をトップスター壮一帆として発するわけで、そこに何十パーセントだか数パーセントだかコンマ一ミリだか知らないが、「キャリアを重ねた一女性としての率直な気持ち」や「本当はこうなんだけど、言ったところで仕方ない事」なんてものが隠されていたとしても誰も知る由もないってのもまた真実なわけだ。


19年も厳しい世界に身を置いていたのだから、墓場まで持っていく話だってあるだろう。


でも会見での言葉が全てだし、それがトップスター壮一帆としての真実であり矜持なのだから、私たちはそれをまっすぐに受け止めるだけだ。


退団会見と言うと白を着る人が多いが、えりたんは、まるで入学式の先生みたいな、シンプルな白いシャツに、これまたシンプルな金ボタンのブラックスーツ。

本当に、すっきりと綺麗な人だなあ。

もうこの出で立ちからして、オトコマエな壮一帆である。


トップ就任時には3作退団を決めていた。自分が目指す最高の舞台を作る上で必要な体力・精神力を冷静に考えた上で、自分の舞台人として燃え尽きることができる時が今だなと考えるに至った。100周年の途中で辞めることについても、100周年だからこそ、次の世代にバトンタッチするのもいいと思った。。。。

にこやかに、爽やかに。えりたんは静かな声で話していた。

同期の蘭とむに報告したら、「早くない?」って言われたそうで。

そりゃそうだろう。まゆちゃんもびっくりしただろうなあと。組子達に至っては無言だったって。。。

またまたそりゃそうだろう。みんな4作はすると思っていただろうし、10年に一度の大運動会は、壮さんトップの雪組で! と思っていたはずだもの。。。。言葉なんて浮かばないよね。



時折にこやかに笑みさえ浮かべながらの会見だったが、途中から、少し瞳が潤んでいたように思う。だが最後まで涙は流さなかった。


スカステではカットされていたが、えりたんは、退団後の事について聞かれると、「これ、答え決まってるんですよね?」と、「いたずらっぽく」笑ったそう。そして、「寿はありません」「退団後も決まってません」「通り一遍で申し訳なく、もう少し捻りも効かせたかった」と「壮らしいサバサバした返して笑いをとっていた」@デイリースポーツ(爆)

ホントこういうときにも公式じゃなくてスポーツ紙の記者さんはいい仕事するな(褒めてる場合か)


3作で退団する、と、お披露目前から決めてたんだ。

だから私は、当時贔屓ではなかった壮一帆演じるフェルゼンに衝撃を受けたのかな。


つづく。。。。。。



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2014-02-12

贔屓の退団。

前振りはいろいろあった。

元々短期だとは思っていた。

研17での遅すぎるトップ就任。
えりたんは高卒なので、年齢的にも体力的にも色々と「キツい」だろうことは予測できていた。

とうこちゃんが4作。

えりたんもそのくらいかな。短いけど、でもせめて4作はして欲しい。10年に一度の運動会にもトップとして出て欲しい、そう思っていた。


でも全国ツアーの主演がちぎちゃんでベルばら。

これは昔、コムちゃんからちかりんに引き継がれる時と全く一緒。2番手が全ツ主演で回るのって。

いよいよなのかなあ。という気はしていた。

組本も出ないし。。。

それに次回本公演の前田慶次とショーの題名。

えりたんがやってみたい、と明言していた前田慶次のお芝居。そしてショーのタイトルは『My Dream TAKARAZUKA』

真夏の公演だってのに、麗しいスチールには桜の花。。。。


メール配信での「雪組退団者のお知らせ」

この時期にこの発表。

まさかとやっぱりのえりこだった。

そして、帰宅して、えりたんからの、立派な、潔い、『ご挨拶』を受け取った。



こうだったらな。と言う言葉は言い出したらきりがない。

もっと早く就任していたら。。。


えりこの組本が読んでみたかった。

トップとして「おとめ」の表紙を飾ってほしかった。

運動会にはトップとして出て欲しかった。

もっともっといろんな役を主演で見てみたかった。

言い出したらきりがない。

何故今なのか。

何故辞めるのがえりたんじゃなきゃいけないのか。

大劇場お披露目は、フィナーレの階段下りで大羽根を背負わないベルばら。

私はまだ、大劇場で大羽根を背負う壮一帆を1公演しか観ていない。

次に大羽根を背負って下りてくるのが退団公演だなんて。。。

たった2公演しか、トップスター壮一帆の大羽根、ナイアガラ姿を見られないなんて。。。




だが、言っても仕方がない。


せめて、この退団が、彼女自身の決断によるものだと思いたい。

劇団に、元々短期や運動会前に辞めると言った条件付きでのトップ就任を打診されたとか、肩たたきされたとか。

そんな事ではなく、彼女自身が選んで決断した退団だと信じたい。

尤も辛かったであろう時期を振り返り、彼女は「お客様には笑顔で応援してほしかった」「舞台の裏でのことはお客様には関係ない。だから微塵もそんな事は感じさせてはいけないと思った」と話していた。

そして、「私の信念は、逃げ無い事」とも。

そんな、「逃げない壮一帆」が決めた退団。

プレお披露目が文四郎。大劇場お披露目のフェルゼン。

そして年末年始は宝塚史上初めてのサラリーマンが主役のshaii we ダンス? を大成功に導いた。

どれもこれも彼女の魅力が最大限に生かされる役ばかりだった思うし、壮一帆の当たり役となった


折しも宝塚100周年。

優しく聡明な彼女は、インタビューの受け答え一つにしても本当に素晴らしい。100周年を飾るトップの一人として、劇団の顔として、立派にその役目を果たしていた。
壮一帆が100周年を飾るトップの一人でいてくれて、本当に良かった。沢山の人が心からそう思っていたはずだ。

3月にはドラマシティで、名作、『心中恋の大和路』そして、春の月組公演への特出を経て、退団公演は前田慶次。

日本物が素晴らしく似合う人なので、これも当たり役となるだろうし、彼女の事だから、きっと最後の最後まで素晴らしい舞台を作ってくれるはずだし、ファンにも笑顔を向けてくれるはず。

どうかラストステージは、19年の宝塚人生の集大成となる、素晴らしフィナーレでありますように。

そして、新しい門出となりますように。

8月31日のその日には、笑顔でお見送りしたいと思います。


しかし。。。。

正直キツいなあ。。。

あと半年かけて、心の整理をしなくちゃ。

今はとても笑顔で受け止める事は出来ません。

それに。。。。

まっつが一緒に辞めてしまうのではないかという不安が消えません。。。


まっつまで辞めたら。。。。


もう大劇場に行く意味がなくなるな。



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2014-02-11

えりこの声が聴けませんでした。

雪組東京千秋楽おめでとうさん!!

まっつの復帰に心からの安堵と拍手。故障が残らなくて良かったです。

しかしまあ移動日一日おいてもう今日はドラマシティの集合日とは。。

なんというハードスケジュール!! 

楽日の映像を見て、元々小顔のえりたんが更に小顔になっちゃっててびっくりしたんですが、ほんっとに劇団さん、ジェンヌさんたちを大切にしてあげて下さいまし!! ムラで観た時、ショーのある場面でえりこが転びかけて手を付きかけた事があったのよね。東京でもあわや! という事があった模様。

疲れてるんじゃないかなあ。ただでさえハードなダイスケフジイのショー。20キロの電飾衣装に9センチヒールで階段下りたり銀橋歌いながら渡ったり。

お芝居でも、えりたん扮するヘイリーさんが、高~い階段駆け下りたり、ヒヤヒヤする場面がありましたからね。

お芝居とショーの2本立てを一日2公演。一か月。それをムラと東京で。彼女たちの頑張りには本当に頭が下がります。

無事に千秋楽迎えられて良かった良かった。


さて。

スカステでカノンをやってたので観ました。私、花組はオサ様が退団してからショックのあまり観てませんでしたしね。(長いとか言わない)えりこの白スーツを楽しみに見たわけです。


結果。


著作権のなんちゃらかんちゃらの事情により、楽曲差し替え、またはボーカルカットの嵐。


なんじゃこりゃあああああっ!!!!


4,5か所あったかな。しかもえりこの銀橋ソロが2曲もカットされて、麗しい映像だけ。。。で、伴奏だかカラオケだかが流れてて、微か~に。遠くの風呂屋の窓から漏れ聞こえているかのように微か~に、ボーカルらしき「音」が聞こえているんだわ。歌詞なんて聞き取れない。歌声らしき、音。もわ~ん。ぼや~ん。って。


えええええええええっ!?

しかもこのカットシーン、中詰めに集中してるんだわ。蘭寿さんがダンサーズとノリノリにキザって踊りまくってる華やかなシーンなのに、どっちらけの楽曲差し替え。ええ、実際の舞台とは全然違う曲がBGMとして流れているの。


この演出家はアホか!?


そりゃまあ舞台は消えものだし、ここでは絶対この曲! ってこだわりもあるかもしれませんが、大劇場の本公演は必ずDVDとして販売されるし、スカステでも流されるんだからさあ。観に行けなかったからせめて映像でって人も居るんだし、私みたいに今頃ファンになる人も居るんだし(遅い!!)ちょっとは考えてよ~!!

ってまあ、今に始まった事ではないですけどね。

オサ様の退団公演のショーもカット多かったし、とうこちゃんのも。。過去には退団公演なのに、パレードの階段下りの曲をカットされちゃった人も居たよなあ。


しかしよりにもよって、正2番手時代の銀橋えりこの歌声が聴けないなんてえええええ!!!

寒い寒いと慌てて湯船に飛び込んだら水じゃん!!

みたいな衝撃です。



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2014-02-08

似合う服。似合わない服。

2011年花組版ファントムを録画で。


オペラ座の怪人の宝塚版ですね。2004年宙組初演でこの時の主演は和央ようか。クリスティーヌが女帝花總まり。2006年花組での再演は春野寿美礼がエリックで相手役は彩音ちゃん。そして今回観たのは2011年花組版で、主演はこの春で退団となる蘭寿とむ。宙組からの組替トップお披露目公演となりました。クリスティーヌは彩音ちゃんの後任からもう何年たつんでしょう、らんはなちゃんです。


宝塚ファントムの見せ場の一つが、エリックと、実の父親であるキャリエールの銀橋での『お前はわたしのもの』だと思うのですが、11年花組版ではキャリエールをえりこおおおお!!(壮一帆)が演じており、まあそれで観たんですが。録画だけど。


途中何度も心の中で叫び、観終わってから更に叫んだ言葉は

「まっつ!! お前はもう、居ないのかああああああっ!!@雪組に組替」(ベルばらオスカル風に)

であった。

うーん。


オープニングからなんだか落ち着かない。なんだろう、この胸元がザワザワする感じ。贔屓が出ているからザワザワするってのとは違う。スカートの中がスース―して、あ! 中、履いてないじゃん!? どーしよう!! みたいな感じ(って、そんな事態に陥ったことは幸いにしてありませんが)なのである。

コーラスも落ち着かない。場面場面で落ち着かない。なんかこう、どんっと腹が据わってない感じ。

初演のキャスティングが物凄すぎたのか。。。。

何だこの不安感は!!

場面が進み、クリスティーヌのソロなんかで更にその不安感や違和感は確信となっていく。


何でこれを蘭寿さんのお披露目に持ってくる? 今の花組でする? 美味しい思いをしたのはまたまた続投の相手役が、クリスティーヌ出来て嬉しいっていう、それだけだろう。


蘭寿とむと言えばそのダダ漏れの色気とダンスとビジュアルなわけで、スーツ物が最強だろう。

そんな素敵極まりない人が、何でこんな引きこもりの屈折したコスプレもんなんかしなきゃならんのだ。ダンスシーンも少ないし。スーツ物の芝居と、バリバリの男役を見せつけるショーの二本立てが良かっただろうに。

そりゃまあ美形なので何しても似合うし、芝居も歌も酷くは無いんだが、ジョニーデップがちょんまげ付けてるみたいな違和感はどうしたってぬぐいきれない。

カルロッタの一花ちゃんも上手いが、ビジュアルと声がどーしたって可憐だ。何せ前役がタキちゃんである。どうしろというのだ。これはもっと年上の人がやる役じゃないのか。フィリップもみわっち大健闘なわけでいいんだが、初演が安蘭けいってのはもう、誰がやっても不利なわけで、06年花組版の真飛さんも苦戦していた。

そしてキャリエール。

えりこはいい芝居をするなあ。父親役、というのは初めてで、大道具さんとか、とにかくまわりの「父親」である人の話をいろいろ聞いたりして役作りに挑んだという。

初演の樹里ぴょんは文句無しの安定ぶりだったし、06年花組版のユミコはそりゃもういい芝居をしていた。この二人の後というのは相当なプレッシャーだったと思うが見事にクリアしていたと思う。

しかし、しかし、そこでうーん。となる私。

好みの問題もあると思いますが、私はえりこには髭は似合わないと思っています。
スタイルいいし、小顔、首長で舞台姿はいいし、おかしくはないけど、しっくりこないというか。

メイクテクニックの問題なのか、骨格とか、そういったものなのかわからんが、とにかくトド様のバトラーみたいに、
なんかもう本当に生えてるだろっ!! というような自然さが無いというか。目がぱっちりしているからなのかなあ。。なんか不自然。初演の樹里ぴょんみたいに髭無しでも良かったかもなあ。

というかこれ、番手的に振り当てられているけれど、「花組2番手の壮一帆に合った役」なのか?

ていうか、この芝居、そもそも花組に合った芝居なのか?←結局そこ。


宝塚のコスプレものといえばベルばら、エリザベート、ファントム、が有名どころだと思うが、ベルばらやエリザベートが『動の演目』ならば、ファントムは『静の演目』だと私は思う。

前者は男として育てられた女性が出てきたり、舞台がフランス革命だったり、ハプスブルク家が主役(っていうのか)だったり、主人公が黄泉の帝王だったり、設定からして壮大で、ありえない人がありえないことしてるっていう、ある意味漫画的な演目だし、衣装やセットも派手で豪華で、出演者の歌や芝居の至らなさってのが上手い事ごまかされちゃうような部分があるんだけど(って、ごまかしきれるもんではないんだが・笑)ファントムはそうではない。

舞台がオペラ座という狭い空間で、主人公のエリックの出生も生い立ちも、周囲の人たちの立ち位置も非常にリアル。派手な戦闘シーンも無いし、男装の麗人も黄泉の帝王も現れない。美しい音楽に彩られているが、ストーリー自体は非常に静かに、しっとりと進んでいく。

そして何よりこの演目の最大の売りであり難関が『歌』であり、メインキャスト全員がちゃんと歌えないと芝居が成り立たないストーリーと設定なわけだ。

何しろエリックは、素晴らしい歌手になれた筈の美声と歌唱力の持ち主という設定だし、クリスティーヌも然り。何しろ彼女はその歌唱力と歌声で皆を感嘆させ、オペラ座の主役に抜擢されるのだ。これはエリザベートが難曲ばかり、というのとは根本が違う。ごまかしようがない。

とか色んな事が頭の中をグルグルして、しっかしスカートの中がスース―するなあと思いながら見ていたら、銀橋の『お前はわたしのもの』のシーンになっていた。

ここは泣かせどころである。

が、どうしても気になることが毎回ある。

それは、低音の歌い出して始まる、その歌い出しの第一声がきちんとクリアに発声出来ていたのが、今の所、初演と再演のエリックである和央ようかと春野寿美礼。そしてキャリエールなら11年版のキャリエール、壮一帆だけってところ。

ユミコも樹里ぴょんも文句無しに歌は上手い人だが、と言うか多分、えりこより歌えると言ってもいいんだけど、この低音第一声がちゃんと出ないんだ。これは非常に残念。。著作権の関係でキーがいじれないのかなあ。あとせめて半音上げればこんなに皆さん苦戦せんでいいのになあ。

なんて思いながら、でもえりこは健闘したなあ、決して歌ウマと言われる人ではなかったはずなのに、きっちりと低音第一声が出てるなあ。(と言いつつ見直してみたら、ちゃんと出ていたのは第一声目だけで、あとはフィナーレ含めて不安定だった。ぎゃふん)しかしここの芝居、とむえりバージョンはちょっと進みが速い気がするなあ。間の取り方が。芝居の間、と言う点や、エリックのキャラクター作りや演技の深さと言う点では初演やオサユミ版の方が上手いのかもなあ、でもここは3作ともおかしなキャスティングじゃなくて良かったな、なんて安心したりもわけだけど、観終わってからの感想は、「まっつ、お前はもう居ないのか(雪に居ます)」だった。

まっつがキャリエールで、えりこがフィリップ、の方がキャラクター的にはしっくり来るなあ。

まあこの演目は、エリザやベルばらみたいに飽きる位に再演! なんてして欲しくないですね。

クリスティーヌが可憐で歌姫じゃないと話にならないので(一花ちゃんならできたはずだけど)、出来る組もそう無いと思います。


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