--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010-07-29

Sさんからのメッセージ。

音楽学校について書くときに参考にさせていただいているサイトの中に、「Sさんへの応援メッセージ」というサイトがあります。



和解調停が終わった事もあり、Sさん側の意向で今月末をもって閉鎖される事になっていますが、そこに、Sさん本人から、今まで自分を応援してくれた人たちへのお礼の言葉が掲載されました。


そのあまりにも素直で、清くて、美しく飾らない言葉に、私は心から、この人にこそ宝塚の舞台に立ち、スターになって欲しかったと今更ながら思いました。


この「Sさんへの応援メッセージ」のサイトは、音楽学校でいじめに遭い、万引きと窃盗の嫌疑までかけられた上に、全く正当な調査もされないまま退学処分になってしまい、復学を求めて裁判で闘っているSさんに対し、巨大掲示板2ちゃんねるの中で「何とかSさんに応援のメッセージを伝える事が出来ないだろうか」という意見が出て、それならばと有志の方が立ち上げられました。


2ちゃんねるには、私はあまり良い印象を持っていなかったのですが、大勢が声をあげる事で、こんなにも大きな力となって、1人の人を励ますことが出来るなんて、凄い事だと思います。


応援メッセージのサイトには、Sさんへの多くのメッセージが寄せられ、Sさんやご家族、Sさんの弁護士さんもサイトを訪れてはメッセージを読まれ、裁判の中でも(却下されてしまいましたが)、弁護士さんは寄せられたメッセージを全て印刷したものを、裁判官や被告である音楽学校、傍聴席の方々の前で読み上げたいという意向をお話されました。



Sさんは県下でもトップクラスの進学校に通う高校生でしたが、宝塚ファンのお友達に観せてもらったビデオに感動し、受験を決意。見事一発で合格されました。

東北地方からはただ1人の合格者。

音楽学校のイベントである「すみれ売り」では、170センチを超えるすらりとした長身に加えて息を呑むような美貌のSさんに対し、一緒に写真を撮って欲しいという人が続出し、あっというまに人垣が出来たと言います。


順調に卒業し、初舞台を踏んでいれば間違いなく大勢のファンが付いたでしょうに、その夢は96期の同期生達の凄惨とも言えるいじめと卑劣な犯罪によって無残にも打ち砕かれてしまいました。


でも彼女は、音楽学校に対して復学を求める訴訟は起こしましたが、いじめや虚偽の証言をした同期生については告訴しませんでした。





裁判の中で、Sさんが求めているのはあくまでも退学処分の取り消しであって、虐めをしたり、万引きを見た、窃盗をしたと、虚偽の証言をした同期生を直接訴えるのは本位ではないと言う事が明らかにされた事がありました。


最初は仲の良かった友人も、虐めがエスカレートすると共に相手にしてくれなくなり、96期生40人の中で、39人対1人、という立場になってしまったSさん。

「自分で盗癖があると言っていた」「問題がある」といって個室に隔離され、「電気をつけるな、カーテンも開けるな」と命じられ、日が暮れてからも電気スタンド一つで過ごし、洗濯機の使用まで禁止され、それでも授業は頑張って受けていたSさん。



証言台に立たれたお母様は、いじめで同期生を告訴しなかったのは何故かとの問いに対し、「お嬢さん方の将来に傷がつくからです。娘もそんな事は望んでいません」と仰いました。





高校を中退して音楽学校に入ったSさんは、裁判によって音楽学校の卒業資格を認めてはもらったものの、歌劇団には入団出来ませんでした。

高校中退と言う履歴が、今現在の彼女には残っている状態です。



人生に傷をつけられたのはSさんなのに、彼女は同期生を告訴せず、結果、96期生は全員この春笑顔で初舞台を踏み、そのうちの1人はいきなりの新人公演ヒロインに抜擢され、大ブーイングの中、来年のお正月には、大劇場での雪組次期トップスター、音月桂のトップお披露目公演となる「ロミオとジュリエット」で、音月桂の相手役でありヒロインであるジュリエット役をする事が決定しています。


退学訴訟の裁判の経緯をみても、明らかに音楽学校や同期生達の方がダークな上に不利であり、彼女が同期生をいじめで告訴していたら、勝算はあったはずです。


でも彼女は告訴しませんでした。


犯罪者が混ざっている96期生は、全員、Sさんに救われました。


39人の同期生のうち、ブログが原因で退学したWさんという少女だけは、「ブログに酷い事を書いたりした事を謝りたい」と申し出て、Sさんに正式に謝罪しています(Wさんは虐めの首謀者ではありません)が、学校側も同期生達も、裁判で「虐めはなかった」「大勢で取り囲んだりした事も一切ない」等と証言しました。


謝罪したWさん以外の38人の同期生のうち、良心の呵責を覚えている子は何人居るのでしょうか。


Sさんに暴言を吐いた子。

個室に監禁した子。


生徒達の私物をSさんの部屋に隠し、「盗んだでしょ」と窃盗を捏造した子。


万引きをしていた、大劇場でお客さんの財布を盗んだ、と虚偽の証言をした子。


これらの実行犯は勿論ですが、英会話や演劇のレッスンの時に誰もSさんと組みたがらなかったり、Sさんだけを除いたメーリングリストを作ったりと、「仲間はずれを止めようといえなかった子達」「わけがわからないまま、虐めに同調してしまった子達」の中に、自分達のしたことを心から後悔している子は居るのでしょうか。


たった一人でもいい、居て欲しいな、と思います。


誰にも言えず、ずっとずっと、心の中に重荷を抱えて生きて、後悔し続けて、後ろめたい気持ちで舞台に立ち続けて下さい。それが無実の人を退学にまで追い込み、犯罪者を庇った卑劣な人間に出来る唯一の、しょーもない、ちっぽけな贖罪です。


そして、何の後悔も感じない子、全く良心の呵責を覚えない子には。


舞台の上で、宝塚を愛する、「あなた方とは別の」スターを愛する観客からの、冷たい視線と気の無い拍手を、「自分にも拍手してくれている」「私を見てくれている」と勘違いして調子に乗り、世界中から笑いものになっていながら本人だけは気づかないと言う、みっともない罰が与えられる事でしょう。


下手くそな化粧をし、華やかな舞台の上で勘違いピエロになる事を自ら選んだのですから、しょうがないですよね。





さて、「Sさんからのメッセージ」。


遠く親元から離れた寮内で、まだ10代の彼女が味わった苦痛はあまりにも大きく、またその後の裁判も本当に長く辛かったと思いますが、まっすぐなSさんのメッセージを読んで、心が救われる思いがしました。


「Sさんへの応援メッセージ」のサイトは今月31日で閉鎖されますので、皆様も、是非サイトを訪れて、読んでみてください。

これからの彼女の人生が、今まで苦しんだ分の何十倍も何百倍も、幸せで輝きに満ちたものになってほしいと切に願います。





よかったらクリックして応援してね。更新の励みになります。
にほんブログ村 バイクブログ 女性ライダーへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

<%plugin_first_title>カレンダー<%plugin_first_title>
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
<%plugin_first_title>最新記事<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>最新コメント<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>月別アーカイブ<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>最新トラックバック<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>bike<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>art<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>RSSリンクの表示<%plugin_first_title>
<%plugin_first_title>ブロとも申請フォーム<%plugin_first_title>

この人とブロともになる

<%plugin_first_title>QRコード<%plugin_first_title>
QRコード
<%plugin_first_title>検索フォーム<%plugin_first_title>

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。