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2010-08-03

腐りきった夢の園。                     宝塚はどうすればよかったのか。その2

こんばんは。

自分で決めた事とはいえ、毎度毎度腹の立つ事ばっかり書いてると気が滅入ってきます。

とりあえずお口直しに、大劇場近くにある、宝塚ガーデンフィールズの可愛いわんこのお写真でも貼っときます。真ん中に写ってる美人のヒトは私ではありません(笑)

ふれあいエリア。
。。。。。。。。。。。。。。



音楽学校はどうすればよかったのか。その2。

この事件に関しては、本当に腹の立つ事ばかりなのですが、いじめや捏造の実行犯をバッシングしたり、劇団の悪口だけを言っていても意味がありません。

正直、宝塚歌劇というのはもはや一つの「文化」「伝統芸能」として認知されているようなところがありますから、たとえ親会社の阪急がつぶれるような事があっても、又、劇団自体が経営破たんを起こすような事があっても、必ず他の会社や、はたまた市や県や国がなんとかしてくれるでしょう。

劇団経営者達の頭の中には、こういった驕りや、妙な安心感があるように思えますし、実際そうだと思います。

チケットも全然売れてませし、いいんだか悪いんだかわかりませんが、この劇団がこの世から完全に消滅する事は、客観的に見ても、多分、ありません。スター自らが存続運動をしてチラシを配るような、そんなOSKみたいな事には、宝塚はならないでしょう。

でも伝統というものは、引き継いでいく人が賢くないと守る事は出来ないので、劇団は存続できても、その「質」は、今後悪くなるだけだと思います。


そんな状態でも、懸命に努力する現役ジェンヌや、それを夢見る一途な少女達が居る限り、私達にはしなければいけないことがあると思います。

それは、何故このようなことが起きてしまったのか。大人たちはどうすればよかったのか、という事を、考える事です。


聞く耳を持たない劇団に訴えるつもりはありませんし、訴えても無駄でしょう。



でも、1人の少女が夢を絶たれ、人生を破壊寸前にまで追い込まれた一方で、加害者がのうのうと伝統ある舞台に立っているという狂った現実については、やはり、「それはおかしい」と声を上げる必要があると思います。

だから私は、こんなマニアックなオタクブログですが、毎日少数であっても訪れてくれる方、クリックして下さる方が居てくださる以上、公開個室ともいえるこの場所で、自分の思いを綴って行こうと決めました。

それが、初めて宝塚を観てからもう30年以上にもなる私の、古き良き宝塚への、さようならの言葉でもあるからです。


春野寿美礼さんや朝海ひかるさん。そして、安蘭けいさんといった、大好きなスター達が退団してからは、私の宝塚への通い方は、「気が向いたら当日券で気軽に観る」といった気楽なものへと、変化していきました。


でももうそれも無理かな。

キムちゃん(音月桂)のトップお披露目は、観られたら観たかったけれど。。。。相手役がアレでは。雪にはまっつが来るけれど、もう多分、観ないわ。お金払って不愉快な思いはしたくないですし。


きりやん(霧矢大夢)の月組は、まだ問題の黒期はおかしな抜擢されていないので、そう目障りな思いをせずに観られそうですが、それでも多分、きりやんが退団してしまったら、観ないし。


前置きが長くなっちゃったなあ(笑)この後も長いんだけど(ぇ)


。。。。。。。。。。。。



Sさんへのいじめは、音楽学校入学直後から始まりました。

ゴミ箱に服を捨てられたのが5月。

寮内での複数の紛失物がSさんのベッドの上に並べられ、「あなたの所から出てきたよ」と窃盗犯扱いされたのが6月。

その後もいじめはエスカレートし、完全に孤立した彼女はご実家に助けを求め、親御さんも学校に相談されたりしましたが一切受け付けてもらえず、コンビニで万引きをした、大劇場で財布を盗んだ、といった同期生の虚偽の証言ばかりが取り上げられて、とうとう退学処分になってしまいます。



事の始まりは入学直後、彼女が某OGの法要に招待され、その模様がメディアで放映された事や、すみれ売りの時に彼女の周りに人垣が出来て、早速ファンが付いた事などから、同期生の妬みを買ったのではといわれていますが、私は、こういった「原因」自体は、そう大きな問題では無いと思っています。


問題は、時代の流れや子どもの変化というものに気づこうとしない、壊れた時計のような古臭い価値観を、「伝統」の名の下にあぐらをかいて放置してきた、宝塚という組織そのものにあります。


ただでさえ、思春期真っ只中の女の子ばかりの生活は問題が起き易い上に、音楽学校での成績や、文化祭やイベントなどでファンがどれだけ付くかとう事は、宝塚では入団後の役付き等にも直接関わってくる事ですから、目立つ人間が叩かれるのはある意味避けられない事でもあり、だからこそ、音楽学校の職員達は、親元を離れて寮生活をする少女達を、しっかりと指導する必要がありました。


もうずっと昔に宝塚を卒業されている有名OGの方々は、皆、音楽学校の生活は、先生達も大変厳しく辛いものもあったが、今思えばそれが自分の糧になっている、と口を揃えて仰います。


いつから宝塚は変わってしまったのでしょうか?


黒木瞳さんや真矢みきさんの同期で、元宝塚の男役スター、三矢直生さんは、著書『夢がかなう法則』の中で、音楽学校時代の事について、詳しく書かれていますが、そこに書かれているのは、厳しくも愛のある指導をしていた上級生や先生達の姿です。


学校生活も寮生活も厳しいと想像はしていたが、それは想像を遥かに超えるものだったと書かれています。

授業が始まるのが9時。でも掃除に2時間半はかけるので、6時半頃には登校。タイルの目地等も、綿棒で一本一本丁寧にふき取っていく掃除の仕方で、鏡に少しでも毛羽等残って居ようものなら上級生である本科生から大変なお叱りを受けたそう。又、阪急電車にはお客様が乗っていらっしゃるという事で、高架下を歩いていようがどこに居ようが、電車を見かけたらその場でお辞儀。これもサボるとどこかで必ず見られていて、翌日、本科生から注意。しかも、同期生の誰かがしかられるような事をすると、それは全て連帯責任として委員がしかられることにもなるので、戦々恐々であったと言います。

その他にも、手はいつもグーにして、中指がスカートの横の縫い目に合わせるとか、寮でも、お風呂の入り方、桶の置き方まで決まっており、大勢で一つの部屋に集まるのは禁止.持ち込めるものについても細かな規則があり、見つかると寮監先生にすぐに没収されてしまったとあります。



『きびしい予科生の生活が始まった。これは、想像を超えるものだった。伝統の規則が1万個ぐらいあるのだ(ちょっと本当)』。。。三矢直生さん著、夢がかなう法則、より抜粋。



三矢さんは67期生。

その29年後、授業中にも写メを撮って遊び、物が散乱した部屋でバカ騒ぎをし、深夜までリーダー格の生徒の部屋に集まってSさんを吊るし上げたりしていた96期生の乱れきった寮生活とは、雲泥の差です。


又、初舞台生恒例のラインダンスのお稽古の想像を絶する厳しさにも触れられています。

8人のグループに分けられ、担当の上級生のもと、グループ全員の脚がリズム通り手も足もきっちり角度が揃って頭に付くまで、連帯責任でトレーニングが続けられ、何時間も延々と、「首振り」「もも上げ」「足上げ」の練習。稽古が終わると、筋肉痛で階段が下りられず、足の裏も皮が剥けて、血がにじみ、一度しゃがんだら立ち上がれない。先生も非常に厳しく、タイミングが合わなければ灰皿が飛んでくるし,うっかり振りを間違えようものなら怒鳴りつけられる。そんな稽古が一ヶ月続いたといいます。

『私が、何か超えなくてはいけない山にぶつかった時、あの初舞台より大変な事は無いだろうと思うし、もしもっと大変なことがあったとしたら、もっと凄い達成感があるのだろうと思ってしまう』(夢がかなう法則より抜粋)


96期生の初舞台ラインダンスは、とてもレベルの低いものでした。

脚が上がっていないし、タイミングもバラバラ。よくこんなみっともないものを、お金を取って観せられるな、と呆れました。


同期生がいわれの無い罪で退学となり、復学を求める訴訟を起こし、その裁判の中で陰湿ないじめがあったことが明らかになり、被告である音楽学校側の証人として13人もの生徒達が証言台に立つという異常事態。

彼女達のお披露目となった、月組公演『スカーレットピンパーネル』は、正に裁判の真っ只中の公演日程であり、トップスター、霧矢大夢のお披露目でもあったため、「何故いじめの犯人が舞台に立つのか」「せめて判決が出るまで初舞台を延期するのがマナーではないか」と批判を集めました。


私は、初舞台をごり押しさせた劇団の意識の低さもですが、あんなレベルのラインダンスしか出来ない生徒を堂々とお披露目させる事自体に、プロの劇団としての意識も品位も、既にこの劇団には無いのだな、と残念に思いました。

ちょうど裁判日程とお稽古日程が重なっていたため、裁判での虚偽証言の口裏あわせの練習に忙しく、肝心なラインダンスの練習がおざなりになったのでしょう。そんな事を平気でさせる劇団は、プロ集団として失格ですし、同じ舞台に上がるジェンヌ達や、お金を払って観に来るお客を大変バカにしています。


宝塚には「スミレコード」というものがあります。

ジェンヌはフェアリーであるから、お客様の夢を壊すような言動は慎みましょう、という意味です。

先にあげさせていただいた三矢直生さんは、下級生の頃、スーパーの袋にティッシュペーパーのボックスを入れて歩いていたら、上級生に、「夢を売る仕事なんだから、そんな現実的な姿で出歩いてはいけない」とお叱りを受け、「ああ、ほんとうに、タカラジェンヌはカスミを食べて生きていかなくてはならないんだな」と心が引き締まったそうです。また、近年退団された元星組トップスターの安蘭けいさんは、退団後、さるビーチにリゾートに出かけた際、水着に簡単なものを羽織って買い物していたら、レジの人に「ファンなんです」と声をかけられ、びっくりすると同時に、男役としての夢を壊すような格好をうかつにしてしまった事に対して申し訳なく思ったそうですが、これらOGの方々に共通しているのが、「舞台人としての誇り」であり「自分に対する厳しさ」です。



何故今の生徒達(特に96期生を含む下級生達)にこれが無いのか。


それは、音楽学校の職員や、劇団経営の上層部など、タカラジェンヌを管理する立場にある大人達が腐敗しきっているからです。


まだまだつづく。。。

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