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2010-08-06

清さ、正しさ、美しさとは?

『清く 正しく 美しく』


有名なこの言葉は宝塚歌劇団のモットーですが、残念ながら、今の宝塚歌劇にも音楽学校にも、この理念を守り抜こうという真摯な姿勢は見られません。『清く正しく美しく』は、もはや戯言でしかないのだな、と、一連のいじめ事件や訴訟の経緯を見て思いました。そして、経営陣や指導者達がそういった姿勢で居るという事は、そこに通う少女達や劇団員達にも、その理念を守りぬける人はもう減りつつあるのだな、というのが率直な感想です。



宝塚歌劇団の専科に、轟悠さん(トド様)という、元トップスターであり、現在専科所属の現役ジェンヌ兼理事の方がいらっしゃるのですが、トド様は、宝塚が出している、「REVUE 2010」という冊子の中の『理事への質問』で、こんなやりとりをされています。

。。。。。。。。。


Q15 下級生に最も受け継いで欲しいものは?

A  『清く 正しく 美しく』の精神。 それがなければタカラジェンヌじゃない

トド様。


。。。。。。


いじめ問題の96期生の大抜擢がある反面、トド様が今度主演する舞台には、件の96期生からは1名しかキャスティングされておらず、理事は96期を嫌っているのでは、なんて声もあるようですが、その真偽はさて置き、トド様の言う「清く正しく美しくの精神が無ければタカラジェンヌじゃない」という言葉に適う「正真正銘のタカラジェンヌ」や、「正真正銘の宝塚歌劇団を担うスタッフ」が、一体何人劇団や音楽学校に居るのでしょうか?




先月和解調停(といっても、被害者である原告側にとっては100%納得はいかなかったと思いますが)となったた、いじめ、万引き捏造による、音楽学校退学処分の取り消しを求める訴訟。



最初はゴミ箱に服を捨てるといった幼稚な同期生の意地悪行為が、やがてどんどんエスカレートし、寮内での窃盗犯扱いに始まって、とうとうコンビニでの万引きや、大劇場での窃盗まででっちあげられ、真面目に努力していた1人の少女は、洗濯機の使用を禁じられ、個室に隔離され、夜でも電気スタンドしか点けることを許されないという人権侵害を受けた上、一方的に退学処分を受け、復学を求める訴訟を起こすも、学校側は裁判所の復学させるようにとの仮処分を2度も無視し、のらりくらりと時間稼ぎをして原告を精神的にも経済的にも追い詰め、和解調停に至るまで実に2年もかかるという全く誠意の無い対応をしました。


万引きをしたと責められたSさんが泣きながら無実を訴え、「防犯カメラを見てください」と言うと、「劇団を潰してても自分の名誉を守りたいのか」と言った職員。


その際、「やっていないなら(ここに居る同期生の)目を見て言え」と言われ、彼女達とは仲良くしていた過去もあり、とてもそんな事は言えず泣いていると、「やってないなら(目を見て)いえるんじゃないの?」と呆れたように笑いながら言い放った元ジェンヌの副校長。

「防犯カメラを見てください」というSさんの発言に対し、「えー」と言っていたくせに、裁判では「(Sさんが犯人だと思いたくないので、)皆でカメラを見てくださいと泣きました」と、しゃあしゃあと偽証してみせた同期生。


今後の裁判日程について聞かれ、「その日は(宝塚の)新年会があるから無理だ」と答えて裁判官に呆れられたり。


日に日に凄惨を極めていくいじめ。それでも「卒業して、入団すれば、同期は各組に散らばるし、この状況も変わる」と耐え続け、授業には出席し続けたSさん。

そんな健気で一途な1人の少女の思いを、宝塚は踏みにじりました。



いじめの加害者や窃盗万引きの捏造犯。

カネコネ生徒の言い分ばかり聞いて、Sさんの訴えには一切耳を貸さなかった学校の職員達。


そして、いじめや捏造の主犯格に一切処分を下さずに、初舞台を踏ませた歌劇団。


宝塚には、もはや清さや正しさや美しさなんてものはかけらも無い事が明らかになりました。



それどころか、調べれば調べるほど、職員達や同期生達のSさんへの接し方や責め立て方が非常に陰湿かつ下品で、まるでやくざ映画のワンシーンかと思うほど乱暴で、このまま自殺に追い込まれてもおかしくないほど凄惨な状況だったという事がわかってきます。


裁判でも音校側は度々トンデモ発言を繰り返し、時にはSさん側への侮辱や挑発と取られるような言動をし、被告側の証人として出廷した同期生達も、偽証する事も凄いですがろくにお辞儀もしなかったり、くってかかるような物言いをしたりする子も居て顰蹙をかいました。


それに対して、Sさんや親御さんはどうだったでしょうか。


Sさんは公判に出廷した際も、傍聴席や裁判官にも丁寧にお辞儀をし、冷静に、丁寧に証言しました。



こういった裁判では、原告は再度辛い思いをする事が多く、被告側の無神経な発言に憤りを感じた事もあったと思いますが、相手が逆切れとも取れる発言をしても、Sさんもお母様も常に冷静で、特にまだ10代で、いじめの被害者であった彼女が休むことなく出廷し、取り乱す事無く闘い抜いた事は、賞賛に値する事だと思います。


又、親御さんの態度も非常に立派で、いじめが始まってから退学、裁判に至るまでの経緯を知るにつれ、もし自分の子がこんな酷い目に遭ったら、Sさんの親御さんのように常に品性を失わず、ここまで立派に子どもを支えきれるだろうかと、その姿勢に頭が下がりました。


Sさんと親御さんがどういった方か、というのは、ネット上での「Sさんを応援したい」という声が集まって出来た「Sさんへの応援メッセージ」のサイトの、(応援コメントの受付は既に終了しています)Sさんからの「皆さんへ」のメッセージに、全て表れて居ると思います。


そこにあるのは、音校側や同期生達への怒りや恨みではなく、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちです。


無実の罪で退学になってから、裁判で卒業証書を勝ち取るまで(本来きちんと授与されるべきもので、勝ち取らねばならない事自体がおかしいのですが)実に2年。同期生の中で群を抜いた美貌で、すみれ売りの時からファンが付いていたにもかかわらず、歌劇団には入団できなかったSさん。

それでも彼女は公判で、あんなにも酷い目に遭った音楽学校での生活について、「音楽学校の授業は素晴らしかった。お世話になった先生方(声楽などの各授業の担当の先生の事)に、(退学になった事で)お礼を言う事が出来なくて残念です」と証言しました。



1人の人間の人生にとって、特にまだ10代の少女にとって、2年という歳月は、決して短いものではありません。

泣き明かした日もあったでしょうし、心が折れてしまいそうな日も沢山あったでしょう。


公判でまで、堂々と偽証を重ねる音校や同期生達に、腸の煮えくり返るような思いをした事もあったでしょう。


でも彼女は「失ったもの」を嘆く事よりも、常に感謝し、前を向いて歩く事を選び、闘い抜きました。


Sさんからのメッセージを読んで、彼女こそ、清く正しく美しいなあと思ったのは、私だけではないはずです。



『Sさんへの応援メッセージ』のサイトは、8日、全ての記事がパスワード制となり、閲覧出来なくなります。

まだSさんのメッセージを読んでおられない方は、是非、読んでみてください。


Sさんという、清く正しく美しい、正真正銘のタカラジェンヌが居た事を、私達は忘れてはいけないと思います。




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