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2010-08-07

愛の鞭。真の教育者。

雑誌、『STORY』の最新号の、姉妹とは。。みたいなコーナーに、元宙組トップスター、かしちゃんこと貴城けいさんと、お姉さまで、やはりタカラジェンヌであった都築有希さん(ジェンヌ名・都々城あい)のお話が載っていました。


STORY
私の日常とはかけ離れた高級オサレアイテムが満載(笑)


かしちゃん
かしちゃん。綺麗ですねー!


宝塚音楽学校には、お姉さんが先に入学。貴城さんも後を追うように入学しますが、貴城さんはお姉さんの合格発表を一緒に見に行った時、合格者と間違われて声をかけられるなど、その華やかな雰囲気は早くから注目されていて、入団してからはあっという間に(番手において)お姉さんを追い越す形になったそうです。


当時の宝塚は実力主義(笑)


華のある貴城さんが抜擢されるのは当然、と認めざるを得ない状況。


路線スターとしてどんどん忙しくなってゆき、ろくに食事を取る事もできない貴城さんの体を心配した有希さんは、自らも舞台に立つ傍ら、「ちゃんと食べなさい」と毎日食事を用意したりして貴城さんを支えますが、やはりその心中は穏やかではなく、貴城さんに対する愛情とはうらはらな嫉妬の感情を消す事は出来なかったといいます。


そんな有希さんの心をいち早く見抜いていたのが、当時、宝塚屈指の厳しい指導で知られていた振付師、故、喜多弘さんでした。


毎日懸命に舞台稽古に励みつつも、スター路線まっしぐらの妹への嫉妬に苛まれていた有希さん。


ある日のお稽古場。そんな有希さんを、喜多さんは、みんなの前で「根性が腐ってる。入学当初の気持ちを思い出せ!」と怒鳴りつけたそうです。


「先生は、全てお見通しでした」と、有希さんは当時を振り返ります。


大勢の前で叱られて涙が止まらなかったそうですが、それをきっかけに、心を縛っていたものが吹っ切れて、心底貴城さんを応援する気持ちになれ、まっすぐな気持ちで舞台に立つ事が出来るようになったそうです。



有希さんが、気の無い稽古をしていたり、貴城さんの悪口を言ったりしたわけではありません。

でも名振り付け師である喜多さんには、彼女の舞台姿、稽古姿から、その「心根」が丸見えだったのです。


喜多弘さんはダンサー出身で、その振り付けの素晴らしさには定評があり、非常に稽古が厳しいことでも有名で、物が飛んでくる事もしょっちゅうだったといいます。また、初舞台生のラインダンスも長く担当されており、その稽古の凄まじさについては、先日ご紹介した、三矢直生さんの著書、『夢がかなう法則』でも触れられています。


喜多弘さんは97年に宝塚を退職され、もう故人となってしまわれましたが、今の宝塚に、喜多弘さんのように、舞台を愛し、ジェンヌ達をきちんと教育できる人は居るのでしょうか?


答えはノーでしょう。

もし居たとしても、カネコネジェンヌを叱ろうものなら本人はふてくされ、上層部から「有力者の娘だから叱るな」と圧力がかかって干されてしまうのでしょう。


96期生の、あの初舞台お披露目でのドタ足ラインダンスが、今の宝塚の舞台稽古の現状の全てを物語っています。


名振り付け師、喜多弘なら、絶対にオッケーを出さないレベルのラインダンスです。



貴城けいさんは、雪組生え抜きの路線スターでしたが、宙組トップスター決定発表後、すぐに退団発表。



これは、トップスターお披露目公演兼退団公演になるという、劇団が懲りずに繰り返してきた「ワン切りトップ」という最悪なパターンの肩叩きで、貴城さんはその犠牲になったと私は思っています。



その頃、喜多弘さんは宝塚を去られた後で、既に故人となっていました。





劇団が、おかしな方向に変わりつつある流れの中での非情な出来事でした。



ジェンヌは絶対に真の退団理由を明かしません(明かさせません)が、お茶会等関係者の方のお話を総合すると、一作退団が貴城さんの本意でなかったことは明白でした。でも貴城さんはお披露目兼退団公演という辛い状況の中でも立派にトップとしての役目を果たされ、決して愚痴らずファンを気遣い、最後の挨拶でも、次期トップとなるジェンヌを立て、宙組をよろしくお願いします、と笑顔で頭を下げました。


かしちゃんは、最後まで矜持の人でした。


清く正しく美しいタカラジェンヌでした。


それは、勿論ご本人の性格や、親御さんの教育もあるでしょうが、やはり、喜多弘さんに代表される、音楽学校や、劇団でのお稽古に関わる指導者達の、舞台に対する情熱と、愛ある指導の賜物でもあったと思います。



でもそれはもう、古き良き時代の、昔話です。


人を育てる。舞台人を育てるというのは、凄まじくハードルの高い仕事です。


愛と情熱が無ければ出来ない事です。


舞台人を育てる事に情熱を持ち、どの生徒にも分け隔てなく厳しい指導の出来る人を劇団が排除していくならば、また、そういった指導者を育てるスキルを持たないならば、その劇団はプロ集団とは言えません。



さて、カテゴリに追加した宝塚の『ダークサイド編』ですが、とっくに宝塚キラキラ編の記事数を追い越してしまいました(笑)


でもやめませんよー(ぇ)




中断していた、『宝塚はどうすればよかったのか』を、書いてゆこうと思います。

音楽学校いじめ事件のケースを時系列で追ってゆき、その都度大人たちがどうすればよかったのか、どうすべきなのかを書いてゆきます。


ですが、バイクやディズニーランドの記事も増えるかもしれません。




オタク主婦ライダーの異種混合ブログ故、はっきり言って、ジャンルは滅茶苦茶。支離滅裂に飛びまくりますが、お許しくださいましね。




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