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2010-10-15

神の手を握った人々。

チリ、サンホセ鉱山落盤事故で、地下700メートルに閉じ込められた作業員、33名が、全員救出されました。救助隊員の方の2次災害も無かったということで、本当に良かったですね。


70日間という長期間地下に閉じ込められるという、心身共に極限の状態を乗り超えられたのは、体力のある男性ばかりだった事もありますが、ひとえに彼らの団結力の強さと、敬虔なカトリック信者としての信仰があったからでしょう。


救出された一人は地上に出ると、「地下には神と悪魔がいた。私は神の手を握った」と言いました。又、最年少の19歳で、生後4か月の赤ちゃんの父親でもある男性は、「神は僕の人生にチャレンジを与えるために坑内に閉じ込めた」と語りました。

事故当初、若い作業員がパニック状態になった時にも、年長の作業員が、「絶対に大丈夫だ。神に祈って待とう」と励ましたといいます。


地中に閉じ込められるような状況が長く続くと、心理的な圧迫や肉体の疲れから諍いが起きたり、暴力事件や殺人が起こってもおかしくないのですが、リーダーシップを取れる人が居た事や、避難所に小さな祭壇を作って祈りの時間を作ったり、通信係、栄養係、医療係、時間係等役割を細かく分担し、皆がそれぞれの担当者を尊重して過ごした事も、誰一人欠ける事無く生きて帰れた要因の一つでしょう。


時には小さな諍いもあったかもしれませんが、カプセルでの救出が決まった時、皆が「自分を一番最後にしてくれ」と言ったことからも、この方たちがどれだけ支えあってきたか、その絆の深さがよくわかります。


さて。


救出された方々は国民的ヒーローで、テレビ出演や大統領との懇親会に招かれるなど、各界からのオファーが殺到しており、映画化の話も出ているようですが、ちょっと待ってあげてほしいですね。


心身共に深刻なダメージを受けてしまっている方もいらっしゃるようですし、今は元気でも、今後、強烈なフラッシュバックや、PTSD等の重大な後遺症に悩まされる可能性もある。

何よりもまずゆっくりと休ませてあげて、ご家族を含めた長期にわたるカウンセリングなどのサポートが必要です。


又、この話は、美談で終わらせてはいけません。


そもそも何故こんな事故が起きてしまったのかきちんと検証し、十分な補償をしてあげなくてはいけません。


彼らは神と共にあり、祈りによって生き抜いた人たちですが、それは同時に、日々、どれほど過酷な状況に身を置いて働いていたか、という事でもあるのです。


お一人お一人が、一日も早く穏やかな生活が送れるように、願ってやみません。


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