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2011-01-16

幸せの基準3                              きょうだい居るの?

連載3回目(笑)


何故私がここまでしつこく書くのか疑問に思う方もいらっしゃると思うので、今日はその話を。


それは自分で思うに、ある幼児体験と、それによって培われた価値観や思考にあるのかもしれません。


私は一人っ子なのですが、そのことについて、小さな頃からよく他人の無神経な言葉に晒されました。


相手は家に来たお客であったり、親の知り合いであったりと色々で、たいてい初対面の人でした。


大人同士の挨拶が終わり、次は子どもの私の番です。


こんにちは、と挨拶をすると、必ずと言っていいほど、「兄弟は居るの?」と私や親に質問してくるのです。


そして、居ないと答えると「一人っ子なの? ふうん」「兄弟欲しいと思わない?」「寂しいでしょ」と私に聞いたり、親に「一人は可哀そうよ」「兄弟が居ないと我儘に育つよ」「兄弟作ってあげなさいよ」「何でもう一人産まないの?」等と言うのです。

今でもこういう失礼な人は居ますが、昔はもっと多かった気がします。

子どもながらに「失礼な人だなあ」と随分不快な思いをしました。


別に兄弟姉妹が居ないからといって寂しい思いをしたこともなければ、辛い思いをしたこともありませんし、我儘放題に育てられることもありませんでしたし。。。一人っ子だから欲しいものは何でも買ってもらえるとか、我儘は何でも聞いてもらえるとか、そんな環境ではありませんでしたし。


親戚の法事に行った時、大人達が相続争いをしている(つまりは兄弟姉妹間でのお金の奪い合いですね)のを目の当たりにした事もありますし、介護問題で兄弟同士揉めているのを見た事もあるし、クラスに居た凄く意地の悪い子はお兄さんの居た子でだし(笑)、「兄弟が居るから幸福」「兄弟が居ると我儘に育たない」という言葉に何の根拠も無い事も、子どもながらに理解していました。


この「失礼な扱い」は、大人になっても変わりませんでした。


ある会合に行った時、そこの代表者が「子どもはすくなくとも3人。それも男女両方いた方が、さまざまな価値観を学べるので良い」「特に一人っ子はろくなもんに育たない」と話しているのを聞いて、「様々な価値観を学ばなきゃいけないのはあんただろう」と脳内で突っ込みを入れた事もありました(笑)その人はお子さんが3人、男女取り混ぜて居る人でしたが。。。又、おもちゃ売り場で「一人っ子は遊ぶのが下手だからこれで遊びましょう」と言った内容のポップがついた玩具を売っているのを見た事もあります。メーカー名もおもちゃの名前も失念したのですが、いくつかの種類のものをシリーズで出していました。(ご存知の方がいらしたらコメント欄にて教えて下さい)


結婚するとその失礼な扱いはますます酷くなりました。

結婚式を挙げる前から「子どもは何人ぐらい欲しいの?」と聞かれることもよくありましたし、結婚した年の年賀状には「赤ちゃんはまだですか?」のコメントが沢山あり辟易しました。


一人目を授かったら「二人目はいつ?」「一人っ子は可哀そう」「女の子なの? じゃあ次は男の子だね」等と失言の嵐。

身内の名誉のために言いますが、これらはお舅さんやお姑さんや親類からの言葉ではなく(こういう事は一切言われた事ありません)、皆、赤の他人からの言葉なのです!!

二人目を授かったら、当然のように「また女の子?」「3人目は作らないの?」と言われました(再度言いますが、これらはすべて赤の他人からの言葉で、義父母も親類も一切そういう事は言いません!)


こういうのって言葉の暴力です。言う方は挨拶代りかもしれませんが、ほんっとに大きなお世話で、言われた方はとっても傷つきます。


そしてその後。

二人目は、持病のせいで帝王切開になったのですが、そうすると「お産は自然に産むのが一番いい」とくるし、「紙おむつより布おむつの方が愛情が伝わる」とか、もううるさいのなんのって。(紙おむつを使うとわが子への愛情が減るんでしょうかね? 布おむつを使うのも絶賛するのもいいですが、だからって使わない人を批判するのはやめて欲しいもんです)


誰が五月蠅いかって、世の中が!!


こういった事があるからでしょうか。子どもの数が減ってるから、女にはもっと子供を産んでもらわないと、とか、Hしないカップルが増えてるから問題だ、的な調査結果やらを出されると、「大きなお世話だわ」と、何とも言えないイヤーな気持ちになるのは。



さて、その「出産」ですが、今女性が平均して生む子供の数は二人を切っているそうですが、自分自身の経験から言って、ある意味それが限界でもあるのかな、とも思います。


「少ない」と言われでも。。。。お産は命がけの大仕事で、それによって受ける体のダメージにもかなりの個人差がある。生んだ時や子育て中に、国からちょっとお金を出しますからと言われたって、ほいほい産めるような、生易しいものではないからです。

昔は5人6人と産んだものだと言われても、その女性たちの体はその後どうなったか。


お産も軽く、何人産んでも元気な人も居ますが、そうでない人は尿漏れ、腰痛は当たり前。歯も悪くなるし、度重なる妊娠出産と育児家事でボロボロになります。


私は2回の出産どちらも、妊娠中に体調を崩し入院もしましたし、お産も重かった。「帝王切開の人は陣痛を経験しないからお産の辛さがわからない」と言った人が居ましたが、帝王切開って、予後が大変。傷の癒着を防ぐために結構早くからトイレや授乳に起きて歩かされるのですが、一歩踏み出す度に脳天まで激痛が走る。退院してもしばらくは子供を抱くのも痛いし辛い。傷も残りますしね。「自然に産まないと駄目」なんて言ってほしくありません。


わが子の可愛さを思えばそんな辛さは吹っ飛びますが、それでももう一度あれを経験しろ。国の命令でもう一人産め、と言われたら怖いです。冗談抜きで死ぬかもしれないから。お産は病気ではないというけれど、今の日本でも、毎年妊娠出産が原因で命を落とす女性と胎児が居るのをご存知でしょうか? 安易にもう一人産んだらとか、子どもを産まないと駄目だとか他人が言うもんじゃありません。


少子化問題と言うけれど、それって、高齢者問題でもあると思います。


女性が産む子供の数は、今の社会情勢や体力的な事、職場への復帰などを考えると、一人二人がある意味適正。

働き手が居ない。社会を支える若い世代が居ないと言うけれど、60代以上の、高齢者と言われる年代の方の中でも、まだまだ体力もあり、職務能力があり、「社会に貢献したい」「働いて賃金を得たい」という意志のある人も居るのに、そういった方々の働く場が無い事が問題でもあるのではないでしょうか。今の日本では、もう30代40代になると本当に仕事が無い。パートの職種も限られますし、ましてや60代過ぎるときちんと生活できるだけの賃金を得られる仕事に就くのは至難の業です。


産めよ増やせよと、子どもを沢山作ったはいいけれど、人を大切にしない社会。特に、子どもや高齢者、障害のある方と言った、社会的弱者を大切にしない社会。働きたい人が働けず、女性が子どもを産み育てやすい社会ではないから、世の中のいろんなことが破たんしてくるのです。

税金が増えても、「ゆりかごから墓場まで」安心して暮らせるだけ社会保障が充実していれば誰も文句は言いません。人を大切にせず、散々税金の無駄遣いをし、それによって色んな事が狂いだしてきたつけを、ただ「子どもの数が減っているからだ。女の人達子供を産みましょう」といって次の世代に回そうとしても無理な話で、ましてや「セックスレスカップルが増えている事も少子化の一端である」「性交渉に無関心な草食系が増えているから」って何なのそれすんごい論理!! ですわ~(笑)




って、笑う事じゃ全然ないですが。


じゃあその一方で、昔と違って「できちゃった婚」カップルが増えてんのは、専門家(どんな専門だ)はどう説明するんでしょうか? 草食系が増えてるんじゃないの? 先生方の理論では、彼ら、性交渉に無関心なんですよね? 肉食系は野獣と化しているんでしょうか?


はい。私が説明して差し上げましょう。


長いから、また次回(まだしつこく続けます)。




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コメント

Re: No title

龍生のママさん。

ご訪問&コメントありがとうございます!

本当に…酷い事言う人が居るものですね。
子育てって、花を育てるのに似てるなって思います。

妊娠出産育児、皆人それぞれ。

一つとして同じものは無いし、比べられないですよね。

No title

こんにちは
スカッとする良い書きっぷりですね。
私も一人っ子で子供は双子で男子で帝王切開
「陣痛を知らない楽なお産した」
「どうせなら男女の方が良かったのに」
「女の子の方が良いのに残念な結果」
「年子よりまし年子の育児は大変」
「双子は二人で遊ぶからママが楽してる」
「子供1人のママの方が子供の相手してるから育児がしんどい」
み~んな全然知らない人が言い放った言葉
私はこんな事絶対に言わないでおこうと思います。

Re: No title

Greenママさん、こんにちは。

本当に、無神経な言葉には傷つきますね。
子どもの数なんかで幸福の度合いや人の人生を測ったりは出来ないはずです。

人それぞれ、ささやかながらも日々の暮らしの中に潤いがあると言えるのなら、それが何よりだと思います。

No title

連載読んでますよ。私は三人兄弟でしたが産んだのは娘一人です。子宮外妊娠等があり一人しか産めなかったのですが事情を知らない他人の無神経な言動には本当に傷つきましたよ。今なら返す言葉もあったのですが何分にも若かったですから・・・  いつもライダー乙女さんの書いた物は私を気持ちよくしてくれます。またお邪魔します。更新楽しみにしてますね。
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