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2012-09-09

あなたのしあわせ。

昨日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀 高倉健スペシャル」を観ました。

健さん

もう81歳とは思えない凛として若々しい風貌、超がつくまでのストイックな仕事ぶりと、それとは対照的な周囲の人への心遣いや気さくさのある人間としての深み、謙虚さ。。

こんな職人気質の俳優さんは今なかなか居ないんだろうなあなんて思いつつ、やはり健さんはかっこいい!! と当たり前のことを当たり前に認識しなおしました。

映画「あなたへ」の撮影の合間、共演者の綾瀬はるかさんと談笑するシーンがあったのですが、そこで高倉さんが、綾瀬さんに「売れてくると、みんないい事言ってくるでしょ。(周りの人間にとって)あなたが幸せか幸せじゃないかなんて関係ない。まず売れるか売れないか、それだけだよ」と話しておられたのが印象的でした。

元々高倉さんは、食べるために仕方なく役者の仕事を引き受けた経緯があったそう(!)で、初めて顔にドーランを塗られたとき、大学まで出してもらったのに「ここまで身を落とした」と、情けなくて涙が出たと言います。

しかしその後、次々と出演が決まり、任侠映画での当たり役を得て、一気にスターへの階段を上っていきます。
でもその一方で、人間の欲深さを目の当たりにしたり、手痛い裏切りにもあったのではないでしょうか。

どんなに人気が出ても奢らず怠らず、若い共演者やスタッフ、エキストラの人達にまで謙虚に頭を下げる高倉さんだからこそ、その言葉には真実があります。

「(周囲の人間にとって)あなたが幸せか幸せじゃないかなんて関係ない。売れるか売れないか、それだけ」


。。。。。。

話は前後しますが、少し前に、動物番組で人気だったチンパンジーのパンくんが、舞台で研修生に噛みついて大怪我をさせる事故がありました。


パン君



刃物で軽くまっずぐに切れた傷と違い、生物の爪や歯で深くつけられた傷というのは綺麗に治り難い。
夢や希望に溢れてその場に居たであろう被害者の御嬢さんが味わったショックや、体と顔の傷跡を思うと本当に気の毒です。

私は動物の生態に関しては素人ですが、やはり「擬人化タレントとして生活させる暮らし」は、もう10歳にもなるチンパンジーには相当無理があったのではないでしょうか。日頃のストレスに加えて、自分のテリトリーの一つである舞台に見知らぬ人が居る事で、感情のコントロールが出来なくなったのでは?


実はパンくんが所属している阿蘇カドリー・ドミニオンは、数年前、日本動物園水族館協会からパンくんの取り扱いについて「過度な擬人化は倫理要綱に抵触する」と見直しを求められ、退会勧告も受けていたのですが、「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」として、協会を退会したという経緯があります。
日動水会長の上野動物園園長 小宮輝之さんは、「成獣に近い希少動物のチンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念しており、その予想通り、今回のような事故が起きてしまいました。


今回たまたま事故を起こしたのがパンくんというだけで、こんな愛情の無い経営をするパークの事。他の動物の管理も信用できたものではありません。興奮状態のチンパンジーって猛獣と呼んでもいい位の攻撃性と危険性があるのでは。。? 野生のチンパンジーの生態ってテレビで見たことありますが、共食いもするし人も襲うし、ほんっと凶暴で怖いんだけど。 服着せて抱っこできるのって、赤ちゃん期だけのような気が。

チンパンジー

舞台そでに居た研修生に飛び掛かったと言いますが、そもそも何故そんな所に研修生を立たせて居たのか? リードはつけていなかったのか? 喉や顔面を食いちぎられたりしていたら。。。被害者が客席の子どもだったら死亡事故になっていたかもしれません。 

事故直後には「原因がわからない」「こんなことは初めて」といったコメントを出していましたが、時折ふと牙を剥くそぶりを見せたり、粗暴な行動があったりと、舞台裏では「前兆」があったかもしれないし、無かったとしても、プロであるならば「もう年齢的に危険だ」という事は認識出来なくてはおかしい。


スタッフの中には危険視する人も居たかもしれないですが、パンくんを引退させれば「パークの稼ぎ頭」「金づる」が居なくなるから、あと少し、あと少し、と無理に働かせ続けたのでしょう。チンパンジーとしての幸せなんてこれっぽっちも考えず、テレビ出演やキャラクターグッズの収益等、動物を人間の金儲けの道具としてしか見ていなかった事がよくわかります。これはプロの仕事じゃなくて、守銭奴の仕事。こんな経営者が動物管理しちゃダメだと思う。



働く人の幸せなんてどうでもいい。ただ儲けになるかどうかそれだけ、というのはビジネスの世界では当たり前の事かもしれない。シビアにならなければ競争には勝てない。でも人も動物も「命や心を持つもの」だから、それだけではいつかどこかで必ず破たんする。だからこそ、命や心を大切にしない仕事に対しては、「おかしい」という意見をきちんと持つことが大事ですし、周りがどうあれ、自分自身はしっかりと自己を持ち、真摯な気持ちで謙虚に取り組まなければならない。


。。。。


健さんの話からチンパンジーの話になってしまいましたが。。。

プロフェッショナルってことは、ただ単に仕事が出来るとか儲け上手って事じゃなく、「心ある仕事が出来る人の事」だと私は思うんです。そして、「心ある仕事」こそが、人を、世界を幸せにするって。


2健さん


10日夜にも健さん特集、あります。


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