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2014-02-14

えりたんはオトコマエ。Ⅰ

オトコマエ過ぎる会見だった。

雪組トップスター 壮一帆の退団記者会見。

記事としては昨日読んではいたが、やはり、えりたんの生の声を聴きたかった。

聡明で、誠実で、潔くて、超がつくオトコマエな、トップスター壮一帆の会見だった。


番手がどうあれ、タカラジェンヌは退団するとき、その理由や退団後の事について、本当の意味で明らかにはしないのが通例だ。

「ほにゃららの公演をやっている時に決めました」とか相応の理由は皆言うけれど、実際に肩たたきなるものが存在する歌劇団において、それが「本当か」なんて誰にもわからない。

トップお披露目公演が退団公演になると言う、忌むべきワン切りトップ人事の犠牲になったチャーリーやかしちゃんでさえ、「トップのお話をいただいた時、あ、悔いは無いなと退団を決めました」なんてわけのわからない理由を、充血した眼を見開いて言っていた。「劇団の方針に従いました」(要はクビ)なんて「ホントの事」を言ってのけたのは、同じくワン切りの犠牲になったブンちゃんくらいなもんである。

退団後の事についてだって、「結婚の予定はありません」「退団後どうするかはまだ決めておりません」

って言うのが型みたいになってるし、そう言いながら、退団してからさくっと結婚したり、さっさと新しいお仕事を始めたりってのは良くある事。

何故なら彼女たちは、タカラジェンヌというフェアリーだから。


マンガみたいな二次元メイクに華やかな衣装。これ以上ありえない位の夢の世界を、男役を、娘役を(宝塚の舞台上に居るのは男でも女でもなく、男役、娘役、女役、という芸術である)演じておきながら「今婚約中で」「退団したらすぐに舞台のお仕事が決まっています」「もう限界を感じるし、こんな人事アホらしくてやってられるかって気持ちになっちゃったから辞めます」なんて口が裂けても言えやしない。

そんな「現実」を口にしてしまったが最後、自分自身が舞台上で築き上げてきた夢の世界も、タカラヅカスターというフェアリー性も、一瞬にして崩壊してしまうから。

だから特にトップスターの退団記者会見っていうのは、舞台メイクを落としたスターが、トップスターとして自分自身を演出する一世一代の大舞台でもあるんじゃないかと私は捉えている。


えりたんが嘘をついている、なんて思っていない。


本当に爽やかで、誠実で、聡明で、えりたんらしい、正直でまっすぐな会見だった。


だが、宝塚歌劇団の壮一帆としての会見である以上、彼女は全ての言葉をトップスター壮一帆として発するわけで、そこに何十パーセントだか数パーセントだかコンマ一ミリだか知らないが、「キャリアを重ねた一女性としての率直な気持ち」や「本当はこうなんだけど、言ったところで仕方ない事」なんてものが隠されていたとしても誰も知る由もないってのもまた真実なわけだ。


19年も厳しい世界に身を置いていたのだから、墓場まで持っていく話だってあるだろう。


でも会見での言葉が全てだし、それがトップスター壮一帆としての真実であり矜持なのだから、私たちはそれをまっすぐに受け止めるだけだ。


退団会見と言うと白を着る人が多いが、えりたんは、まるで入学式の先生みたいな、シンプルな白いシャツに、これまたシンプルな金ボタンのブラックスーツ。

本当に、すっきりと綺麗な人だなあ。

もうこの出で立ちからして、オトコマエな壮一帆である。


トップ就任時には3作退団を決めていた。自分が目指す最高の舞台を作る上で必要な体力・精神力を冷静に考えた上で、自分の舞台人として燃え尽きることができる時が今だなと考えるに至った。100周年の途中で辞めることについても、100周年だからこそ、次の世代にバトンタッチするのもいいと思った。。。。

にこやかに、爽やかに。えりたんは静かな声で話していた。

同期の蘭とむに報告したら、「早くない?」って言われたそうで。

そりゃそうだろう。まゆちゃんもびっくりしただろうなあと。組子達に至っては無言だったって。。。

またまたそりゃそうだろう。みんな4作はすると思っていただろうし、10年に一度の大運動会は、壮さんトップの雪組で! と思っていたはずだもの。。。。言葉なんて浮かばないよね。



時折にこやかに笑みさえ浮かべながらの会見だったが、途中から、少し瞳が潤んでいたように思う。だが最後まで涙は流さなかった。


スカステではカットされていたが、えりたんは、退団後の事について聞かれると、「これ、答え決まってるんですよね?」と、「いたずらっぽく」笑ったそう。そして、「寿はありません」「退団後も決まってません」「通り一遍で申し訳なく、もう少し捻りも効かせたかった」と「壮らしいサバサバした返して笑いをとっていた」@デイリースポーツ(爆)

ホントこういうときにも公式じゃなくてスポーツ紙の記者さんはいい仕事するな(褒めてる場合か)


3作で退団する、と、お披露目前から決めてたんだ。

だから私は、当時贔屓ではなかった壮一帆演じるフェルゼンに衝撃を受けたのかな。


つづく。。。。。。



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2014-02-12

贔屓の退団。

前振りはいろいろあった。

元々短期だとは思っていた。

研17での遅すぎるトップ就任。
えりたんは高卒なので、年齢的にも体力的にも色々と「キツい」だろうことは予測できていた。

とうこちゃんが4作。

えりたんもそのくらいかな。短いけど、でもせめて4作はして欲しい。10年に一度の運動会にもトップとして出て欲しい、そう思っていた。


でも全国ツアーの主演がちぎちゃんでベルばら。

これは昔、コムちゃんからちかりんに引き継がれる時と全く一緒。2番手が全ツ主演で回るのって。

いよいよなのかなあ。という気はしていた。

組本も出ないし。。。

それに次回本公演の前田慶次とショーの題名。

えりたんがやってみたい、と明言していた前田慶次のお芝居。そしてショーのタイトルは『My Dream TAKARAZUKA』

真夏の公演だってのに、麗しいスチールには桜の花。。。。


メール配信での「雪組退団者のお知らせ」

この時期にこの発表。

まさかとやっぱりのえりこだった。

そして、帰宅して、えりたんからの、立派な、潔い、『ご挨拶』を受け取った。



こうだったらな。と言う言葉は言い出したらきりがない。

もっと早く就任していたら。。。


えりこの組本が読んでみたかった。

トップとして「おとめ」の表紙を飾ってほしかった。

運動会にはトップとして出て欲しかった。

もっともっといろんな役を主演で見てみたかった。

言い出したらきりがない。

何故今なのか。

何故辞めるのがえりたんじゃなきゃいけないのか。

大劇場お披露目は、フィナーレの階段下りで大羽根を背負わないベルばら。

私はまだ、大劇場で大羽根を背負う壮一帆を1公演しか観ていない。

次に大羽根を背負って下りてくるのが退団公演だなんて。。。

たった2公演しか、トップスター壮一帆の大羽根、ナイアガラ姿を見られないなんて。。。




だが、言っても仕方がない。


せめて、この退団が、彼女自身の決断によるものだと思いたい。

劇団に、元々短期や運動会前に辞めると言った条件付きでのトップ就任を打診されたとか、肩たたきされたとか。

そんな事ではなく、彼女自身が選んで決断した退団だと信じたい。

尤も辛かったであろう時期を振り返り、彼女は「お客様には笑顔で応援してほしかった」「舞台の裏でのことはお客様には関係ない。だから微塵もそんな事は感じさせてはいけないと思った」と話していた。

そして、「私の信念は、逃げ無い事」とも。

そんな、「逃げない壮一帆」が決めた退団。

プレお披露目が文四郎。大劇場お披露目のフェルゼン。

そして年末年始は宝塚史上初めてのサラリーマンが主役のshaii we ダンス? を大成功に導いた。

どれもこれも彼女の魅力が最大限に生かされる役ばかりだった思うし、壮一帆の当たり役となった


折しも宝塚100周年。

優しく聡明な彼女は、インタビューの受け答え一つにしても本当に素晴らしい。100周年を飾るトップの一人として、劇団の顔として、立派にその役目を果たしていた。
壮一帆が100周年を飾るトップの一人でいてくれて、本当に良かった。沢山の人が心からそう思っていたはずだ。

3月にはドラマシティで、名作、『心中恋の大和路』そして、春の月組公演への特出を経て、退団公演は前田慶次。

日本物が素晴らしく似合う人なので、これも当たり役となるだろうし、彼女の事だから、きっと最後の最後まで素晴らしい舞台を作ってくれるはずだし、ファンにも笑顔を向けてくれるはず。

どうかラストステージは、19年の宝塚人生の集大成となる、素晴らしフィナーレでありますように。

そして、新しい門出となりますように。

8月31日のその日には、笑顔でお見送りしたいと思います。


しかし。。。。

正直キツいなあ。。。

あと半年かけて、心の整理をしなくちゃ。

今はとても笑顔で受け止める事は出来ません。

それに。。。。

まっつが一緒に辞めてしまうのではないかという不安が消えません。。。


まっつまで辞めたら。。。。


もう大劇場に行く意味がなくなるな。



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2014-02-11

えりこの声が聴けませんでした。

雪組東京千秋楽おめでとうさん!!

まっつの復帰に心からの安堵と拍手。故障が残らなくて良かったです。

しかしまあ移動日一日おいてもう今日はドラマシティの集合日とは。。

なんというハードスケジュール!! 

楽日の映像を見て、元々小顔のえりたんが更に小顔になっちゃっててびっくりしたんですが、ほんっとに劇団さん、ジェンヌさんたちを大切にしてあげて下さいまし!! ムラで観た時、ショーのある場面でえりこが転びかけて手を付きかけた事があったのよね。東京でもあわや! という事があった模様。

疲れてるんじゃないかなあ。ただでさえハードなダイスケフジイのショー。20キロの電飾衣装に9センチヒールで階段下りたり銀橋歌いながら渡ったり。

お芝居でも、えりたん扮するヘイリーさんが、高~い階段駆け下りたり、ヒヤヒヤする場面がありましたからね。

お芝居とショーの2本立てを一日2公演。一か月。それをムラと東京で。彼女たちの頑張りには本当に頭が下がります。

無事に千秋楽迎えられて良かった良かった。


さて。

スカステでカノンをやってたので観ました。私、花組はオサ様が退団してからショックのあまり観てませんでしたしね。(長いとか言わない)えりこの白スーツを楽しみに見たわけです。


結果。


著作権のなんちゃらかんちゃらの事情により、楽曲差し替え、またはボーカルカットの嵐。


なんじゃこりゃあああああっ!!!!


4,5か所あったかな。しかもえりこの銀橋ソロが2曲もカットされて、麗しい映像だけ。。。で、伴奏だかカラオケだかが流れてて、微か~に。遠くの風呂屋の窓から漏れ聞こえているかのように微か~に、ボーカルらしき「音」が聞こえているんだわ。歌詞なんて聞き取れない。歌声らしき、音。もわ~ん。ぼや~ん。って。


えええええええええっ!?

しかもこのカットシーン、中詰めに集中してるんだわ。蘭寿さんがダンサーズとノリノリにキザって踊りまくってる華やかなシーンなのに、どっちらけの楽曲差し替え。ええ、実際の舞台とは全然違う曲がBGMとして流れているの。


この演出家はアホか!?


そりゃまあ舞台は消えものだし、ここでは絶対この曲! ってこだわりもあるかもしれませんが、大劇場の本公演は必ずDVDとして販売されるし、スカステでも流されるんだからさあ。観に行けなかったからせめて映像でって人も居るんだし、私みたいに今頃ファンになる人も居るんだし(遅い!!)ちょっとは考えてよ~!!

ってまあ、今に始まった事ではないですけどね。

オサ様の退団公演のショーもカット多かったし、とうこちゃんのも。。過去には退団公演なのに、パレードの階段下りの曲をカットされちゃった人も居たよなあ。


しかしよりにもよって、正2番手時代の銀橋えりこの歌声が聴けないなんてえええええ!!!

寒い寒いと慌てて湯船に飛び込んだら水じゃん!!

みたいな衝撃です。



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2014-02-08

似合う服。似合わない服。

2011年花組版ファントムを録画で。


オペラ座の怪人の宝塚版ですね。2004年宙組初演でこの時の主演は和央ようか。クリスティーヌが女帝花總まり。2006年花組での再演は春野寿美礼がエリックで相手役は彩音ちゃん。そして今回観たのは2011年花組版で、主演はこの春で退団となる蘭寿とむ。宙組からの組替トップお披露目公演となりました。クリスティーヌは彩音ちゃんの後任からもう何年たつんでしょう、らんはなちゃんです。


宝塚ファントムの見せ場の一つが、エリックと、実の父親であるキャリエールの銀橋での『お前はわたしのもの』だと思うのですが、11年花組版ではキャリエールをえりこおおおお!!(壮一帆)が演じており、まあそれで観たんですが。録画だけど。


途中何度も心の中で叫び、観終わってから更に叫んだ言葉は

「まっつ!! お前はもう、居ないのかああああああっ!!@雪組に組替」(ベルばらオスカル風に)

であった。

うーん。


オープニングからなんだか落ち着かない。なんだろう、この胸元がザワザワする感じ。贔屓が出ているからザワザワするってのとは違う。スカートの中がスース―して、あ! 中、履いてないじゃん!? どーしよう!! みたいな感じ(って、そんな事態に陥ったことは幸いにしてありませんが)なのである。

コーラスも落ち着かない。場面場面で落ち着かない。なんかこう、どんっと腹が据わってない感じ。

初演のキャスティングが物凄すぎたのか。。。。

何だこの不安感は!!

場面が進み、クリスティーヌのソロなんかで更にその不安感や違和感は確信となっていく。


何でこれを蘭寿さんのお披露目に持ってくる? 今の花組でする? 美味しい思いをしたのはまたまた続投の相手役が、クリスティーヌ出来て嬉しいっていう、それだけだろう。


蘭寿とむと言えばそのダダ漏れの色気とダンスとビジュアルなわけで、スーツ物が最強だろう。

そんな素敵極まりない人が、何でこんな引きこもりの屈折したコスプレもんなんかしなきゃならんのだ。ダンスシーンも少ないし。スーツ物の芝居と、バリバリの男役を見せつけるショーの二本立てが良かっただろうに。

そりゃまあ美形なので何しても似合うし、芝居も歌も酷くは無いんだが、ジョニーデップがちょんまげ付けてるみたいな違和感はどうしたってぬぐいきれない。

カルロッタの一花ちゃんも上手いが、ビジュアルと声がどーしたって可憐だ。何せ前役がタキちゃんである。どうしろというのだ。これはもっと年上の人がやる役じゃないのか。フィリップもみわっち大健闘なわけでいいんだが、初演が安蘭けいってのはもう、誰がやっても不利なわけで、06年花組版の真飛さんも苦戦していた。

そしてキャリエール。

えりこはいい芝居をするなあ。父親役、というのは初めてで、大道具さんとか、とにかくまわりの「父親」である人の話をいろいろ聞いたりして役作りに挑んだという。

初演の樹里ぴょんは文句無しの安定ぶりだったし、06年花組版のユミコはそりゃもういい芝居をしていた。この二人の後というのは相当なプレッシャーだったと思うが見事にクリアしていたと思う。

しかし、しかし、そこでうーん。となる私。

好みの問題もあると思いますが、私はえりこには髭は似合わないと思っています。
スタイルいいし、小顔、首長で舞台姿はいいし、おかしくはないけど、しっくりこないというか。

メイクテクニックの問題なのか、骨格とか、そういったものなのかわからんが、とにかくトド様のバトラーみたいに、
なんかもう本当に生えてるだろっ!! というような自然さが無いというか。目がぱっちりしているからなのかなあ。。なんか不自然。初演の樹里ぴょんみたいに髭無しでも良かったかもなあ。

というかこれ、番手的に振り当てられているけれど、「花組2番手の壮一帆に合った役」なのか?

ていうか、この芝居、そもそも花組に合った芝居なのか?←結局そこ。


宝塚のコスプレものといえばベルばら、エリザベート、ファントム、が有名どころだと思うが、ベルばらやエリザベートが『動の演目』ならば、ファントムは『静の演目』だと私は思う。

前者は男として育てられた女性が出てきたり、舞台がフランス革命だったり、ハプスブルク家が主役(っていうのか)だったり、主人公が黄泉の帝王だったり、設定からして壮大で、ありえない人がありえないことしてるっていう、ある意味漫画的な演目だし、衣装やセットも派手で豪華で、出演者の歌や芝居の至らなさってのが上手い事ごまかされちゃうような部分があるんだけど(って、ごまかしきれるもんではないんだが・笑)ファントムはそうではない。

舞台がオペラ座という狭い空間で、主人公のエリックの出生も生い立ちも、周囲の人たちの立ち位置も非常にリアル。派手な戦闘シーンも無いし、男装の麗人も黄泉の帝王も現れない。美しい音楽に彩られているが、ストーリー自体は非常に静かに、しっとりと進んでいく。

そして何よりこの演目の最大の売りであり難関が『歌』であり、メインキャスト全員がちゃんと歌えないと芝居が成り立たないストーリーと設定なわけだ。

何しろエリックは、素晴らしい歌手になれた筈の美声と歌唱力の持ち主という設定だし、クリスティーヌも然り。何しろ彼女はその歌唱力と歌声で皆を感嘆させ、オペラ座の主役に抜擢されるのだ。これはエリザベートが難曲ばかり、というのとは根本が違う。ごまかしようがない。

とか色んな事が頭の中をグルグルして、しっかしスカートの中がスース―するなあと思いながら見ていたら、銀橋の『お前はわたしのもの』のシーンになっていた。

ここは泣かせどころである。

が、どうしても気になることが毎回ある。

それは、低音の歌い出して始まる、その歌い出しの第一声がきちんとクリアに発声出来ていたのが、今の所、初演と再演のエリックである和央ようかと春野寿美礼。そしてキャリエールなら11年版のキャリエール、壮一帆だけってところ。

ユミコも樹里ぴょんも文句無しに歌は上手い人だが、と言うか多分、えりこより歌えると言ってもいいんだけど、この低音第一声がちゃんと出ないんだ。これは非常に残念。。著作権の関係でキーがいじれないのかなあ。あとせめて半音上げればこんなに皆さん苦戦せんでいいのになあ。

なんて思いながら、でもえりこは健闘したなあ、決して歌ウマと言われる人ではなかったはずなのに、きっちりと低音第一声が出てるなあ。(と言いつつ見直してみたら、ちゃんと出ていたのは第一声目だけで、あとはフィナーレ含めて不安定だった。ぎゃふん)しかしここの芝居、とむえりバージョンはちょっと進みが速い気がするなあ。間の取り方が。芝居の間、と言う点や、エリックのキャラクター作りや演技の深さと言う点では初演やオサユミ版の方が上手いのかもなあ、でもここは3作ともおかしなキャスティングじゃなくて良かったな、なんて安心したりもわけだけど、観終わってからの感想は、「まっつ、お前はもう居ないのか(雪に居ます)」だった。

まっつがキャリエールで、えりこがフィリップ、の方がキャラクター的にはしっくり来るなあ。

まあこの演目は、エリザやベルばらみたいに飽きる位に再演! なんてして欲しくないですね。

クリスティーヌが可憐で歌姫じゃないと話にならないので(一花ちゃんならできたはずだけど)、出来る組もそう無いと思います。


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2014-01-15

夢の王国。えりこカムバック。

ドリキンやってたので観ました。

タカラヅカドリームキングダム。

いいですね。このショー大好きです。


朝海ひかるというスターは、ほんっとうにフェアリーです。

妖精のようなダンス(といっても私妖精に会った事はございませんのであくまでもイメージですが・笑)。
妖精のようなビジュアル(以下略)

美しい人、完璧なビジュアルの人、というのは宝塚には沢山居ますけども、コムちゃんの凄い所はあのフェアリー性と悪魔性の共存みたいなある種の濃さ、ですかね。

トド様を翻弄するシーンなんかはダンスも逸品で。。というか、あそこはダンスが完璧でなければ成り立たないシーン。

お歌は少々アレですが(ぇ)それを補って余りあるあの2次元ぶりとダンステクニック。

誰にも真似できません。

ロッソは彼女のイメージにぴったりで、尚且つトド様ご降臨というスペシャルにふさわしいショー。

こういう神的に素晴らしいアテ書き作品、ショー作品って、ここの所無い気がします。


ベルばらやエリザベートのような、所謂ドル箱演目と言われるものもそれなりに楽しめはするのですが、こういったドル箱演目や再演物は、モロに出演者の力量が露わになるので「誰がやっても観たい」とは私は思いません。

それよりも、このドリキンのように、正にその組のトップの魅力を最大限に生かした作品の方が、結果としてはずっと集客に貢献できると思いますが劇団の偉い人如何でしょうかね?

新作を出す事がおろそかになっては劇団はおしまいですよ。

ロッソはコムちゃんにしかできないし、逆に、スカーレットピンパーネルやエルアルコンは安蘭けいだからこそ出来た役。
Shall we ダンス? のヘイリーは、壮一帆だから良かったわけで、コムちゃんにヘイリーは似合わない。

。。。

なんて思いつつ観ていましたが、あれだわ。えりこ、この当時番手的には3番手。いやー。

出番少ないし画面に映らないっ!!

いやもう仕方ないですよ。カメラはトップ様中心なんだし、トド様も降臨していらっしゃるし。

ああえりこが銀橋に!! と喜んだのもつかの間、ソロじゃないから引きのアングルだし、ソロの時も後ろのダンサーズやらトド様アップでえりこどこやねん~!!!!

と、大変でございました。私の精神力が(爆)

。。。。

なんてことを思いつつ今日もCONGA!! を聴きながら出勤。

ちょうど職場に着く頃に、蘭寿さんの「エルグンバンチェロ」がかかってるんだけどもまあこれもいやらしいこといやらしいこと!!

宝塚のグンバンチェロ、と言えば安蘭けいで、これはもう伝説と言ってもいい位素晴らしいソロだったわけです。

トド様雪組時代のレ・シェルパンの一場面。
当時まだ研7のとうこちゃんが、物凄い迫力で歌い上げるグンバンチェロ。もう完璧な歌唱とビジュアルと押し出しで、まさかこの後トップになるまで10年近くかかるとか誰が思ったでしょうかっていうかなんて言うか。


。。。。

なんてことを思いつつ、らんとむのグンバンチェロ聞いてると、でもねえ、このらんとむ版のグンバンチェロ、アレンジがいいんですよ。らんとむ向けなんですね。

先日書きましたように、歌唱力や表現力で言うととうこちゃんには負けるんですが(勝てる人居るのか。。。?)、宝塚のショーはクラシックコンサートとは違うわけで。

テクニックは勿論大切ですが、どれだけそのスターの魅力が溢れているか、観客が夢を見られるか、という事も非常に大事なわけですから、そういう観点から見れば、トップスター蘭寿とむのグンバンチェロは、素晴らしいの一言です。

アレンジも見事でね。らんとむに合ってる。
とうこちゃんのソロのように休みなく歌わせるのではなく(迂闊に手を出すとゼーハー祭りになりますからね)、途中で、

「ああ~ん♪ グンバンチェ~ロッ!!♪」
「あ~んっ!!♪ ボンゴッセ~ロッ!! ♪」

なんて、合いの手(っていうんか?)を入れさせるんですわ。

いやもうそれが素敵過ぎて素敵過ぎて。
こんなことして似合うのは蘭寿さんだけ。

らんとむだからカッコいい。

もういやらしくてド迫力でカッコ良すぎて。


こういうアレンジ。こういう構成。スターの魅力を最大限に引き出す努力。


素晴らしいと思います。

。。。。。

なんてことを考えながら、お友達がくれた、フェアリートップコムちゃん退団公演『タランテラ』のCDをかけたら、いきなり

「ああ~ん♪」
「ああ~ん♪」

っておかしな声がっ!!

コムちゃん。。アンタまで一体。。。

と思ったけど美穂姐さんの声でしたわ(爆)


この時もえりこは3番手。

この公演を最後に花組に異動でした。

パンフを見返してみたらば


『囚われの男 A 壮一帆』(爆)


そういえばそんな役があったような。。。

なんか囚われてえらい目に遭っていたような。。。。


でも当時はコムちゃんとキムちゃんしか目が行かなかっ。v@ん。・m¥s


花組行ってから、まとえりの『相棒』見なかったのは一生の不覚だなあ。

当時、及○さんのFC会報に、この公演の案内が載っていて「及川光博は出演いたしません」て書いてあったのよね。

そんなの当たり前なんだけども(笑)別にいいわあ。もうオサ様居ないしい。花には贔屓も居ないしい。とか言っていかなかったのよね。

でも多分あの頃見ていても、えりこにはハマらなかっただろうなあ。。。(笑)

そんな秋の夜長。。。

じゃなくて真冬ですね。

寒いですっ!!

えりこ早くムラに帰ってきて~!!




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